加瀬工務店のブログ 熱血!建築魂!

千葉・南房総地域(館山市・南房総市・鴨川市・鋸南町)で新築注文住宅を中心に、真面目で丁寧な家造りを目指しています。

台風15号の猛威 7日経過報告

2019-09-16 | 現場日誌

南房総は台風被害騒動の真っ只中ですが、今日は雨なので諦めの休み・・・。

 

9月9日未明、中心気圧960MPaという超低気圧の大風15号が東京湾へ

入り、各地の瞬間最大風速は、

館山市 48.8 m/s(175.7 km/h)

木更津市 49.0 m/s(176.4 km/h)

千葉市 57.5 m/s(207.0 km/h)

という驚異的な風が吹き、南房総地域では屋根瓦が飛ぶ、屋根が飛ぶ・・・

などの甚大な被害が発生しました。

特に内房地域(西側)がひどく、館山市南部の布良地区、南房総市の富浦地区、

鋸南町の勝山・保田地区、富津市の金谷地区などでは屋根が飛ぶ家がいくつも

出ました。

千葉県南部は地震はそれなりにありますが、大きな災害がない地域でした。

今回の台風はおそらく、関東大震災で被災した以来95年ぶりの大被災だと

思います。

 

 

弊社のお施主様は地元の南房総の丸山地区が多いのですが、被害の大きい

館山や富浦などにも多くのお施主様がいまして、大きな被害が出た方も

いらっしゃいました。

弊社は、先々代(祖父)や先代(父)の時代は、和風建築が多く棟を積み上げる

タイプの瓦屋根が大半なので、台風による被害を受けやすい環境にあります。

ちなみに、現在は洋風や和洋折衷型の家が多く、瓦屋根はお施主様の御希望が

ない限りほぼ施工していません。

 

9日の朝、台風が去った5時台からお施主様の助けを求める電話が鳴り、

電話がつながらなくなると、弊社まで駆けつけるお客様がたくさん

いらっしゃいました。

来社するお客様の対応などをしながら、自宅や作業場等の被害を確認したあと、

9時頃より近所から回り始めました。

お昼や夕方などに自宅に寄るとどんどん依頼が増えていました。

それをメモにとり順次確認に・・・ 

直せるものはすぐに直し、難しいものは資材などを取りに戻ったり、

検討して後日にしたり。

 

主な被害状況を写真でご紹介します。

 

 

比較的風が強く吹き、瓦が浮いたりするお宅。

今回は最大の被害で棟が飛ばされ平瓦が破損。

 

茅葺きを覆った金属屋根が母屋へ飛び母屋の屋根などを破損。

この屋根はほぼのっているだけ。飛ばされる家が多発しているようです。

 

弊社の御客様の中でトップクラスの強風が吹くと思う場所。

台風通過中もここの事が頭に浮かぶくらい・・・

雨戸があったのに雨戸が飛ばされ、ガラスが割れて家の中へ・・・。

怖かったそうです。 

屋根ではなかったのでお施主様と相談して夜の修理で対応。

なんとか9日のうちに封鎖してきました。 帰宅したら23時・・・

今後は更なる風対策を検討した改修する予定です。

 

弊社施工ではありませんが、少し古目の瓦棒葺きが飛ばされる。

こちらも日没後に追加対応したので夜対応。

御近所に皆様、お騒がせいたしました。m(_ _)m

 

祖父の代からお世話になっているお施主様の古い母屋。

木が倒れ家に・・・ 棟も飛ばされました。

建物自体はとてもいい建物なのですが、屋根瓦は古いため被害が・・・。

 

被害の大きい富浦地区のお客様。

こちらも当社施工ではありませんが、瓦棒屋根が飛ばされました。

現場に行った時に周辺の悲惨さにすごく驚きました。

となり棟の瓦も飛ばされるなど被害多数。それでも周にはまだまだ悲惨な家も・・・。

 

館山市の原っぱにあるお宅。風が強く強風の後には瓦が浮く事がたまにある家。

こちらは事前に現場確認に行き、わりと軽微な修理で対応できそうなことが

わかっていましたので、日没後に2階の屋根に上り修理。 

御近所の方が外に出たときに気づいたようで見上げていました。 

お騒がせいたしました。m(_ _)m

 

このような被害がほかにも。

小さなものから大きなものまで50軒弱ほどのお宅が被害を受けました。

雨の予報に怯えながら、朝から晩まで必死に周り、帰宅が22時~23時に

なった日も多々。

猫の手も借りたかったので、休校になってしまった息子も手元として動員。

とにかく1軒でも雨に濡らしたくなくて必死に回りました。

御施主様自身が仮養生をしていただいた家などもあり助かりました。

15日までの7日間、雨が降らなかったのは不幸中の幸いでした。

昨晩の降り始めまでに、居住している家の仮補修がほぼ完了。

被害の大きな内房地区の物件が少なかったこと、7日間連続作業ができた事、

Mちゃんが一緒に遅くまで残業してくれた事、息子が手伝ってくれた事などが、

ほぼ仮補修完了にたどり着けた要因だと思います。

 

残ってしまった数件も今朝の段階で雨漏りなし。よかったです。

物置や車庫、使用頻度が少ない建物等の補修は後回しすることに、御理解を

いただいたお客様、ありがとうございます。

準備出来次第、早急に対応に伺います。m(_ _)m

 

 

今日休んで明日からまた補修へ出向きます。

仮補修が終わったら、この台風被害をすべて完了するまでに、最低でも

1~2年はかかるであろう瓦屋さんや板金屋さんの工事の順番が回って

くるまでの、養生作業に行く予定です。

とりあえずゆっくり休みます。m(_ _)m

 

 

台風被害に遭われた皆様、お見舞い申し上げます。

台風被害の復旧に尽力している皆様、お疲れ様です。

皆様、頑張りすぎないように頑張ってください。

 

 

台風被害に負けるなっ!立ち上がろう南房総!

 

千葉・南房総 (株)加瀬工務店 

T.K

http://www.kasekoumuten.com/

 

 

コメント

南房総市 床改修④

2019-09-08 | 現場日誌

アップが遅くなりましたが、南房総市の床改修工事竣工しました。

畳は藁床で造った本畳。

最近はスタイロフォーム(発泡スチロールのようなもの)を床(基材)にした

化学床が増えていますが、軽いが踏み心地などが固めで、処分時も藁と廃プラの

複合物になるため処分費が高くなるなどのデメリットがあるので、

弊社では柔らかさがある踏み心地の藁床をおすすめしています。

ただ、ただでさえ畳屋さんが減る中、藁床を作っている畳屋さんは希少。

しかもコンバインが全盛の稲刈りの中で、藁の確保も難しくなっています。

藁床のしっとりした踏み心地を提供できるのも、それほど長く続けられない

かもしれません・・・。寂しいですね。

 

これで床改修工事は完成です。

今度はシロアリの食われず末永く持ちこたえてくれることを願っています。

 

千葉・南房総 (株)加瀬工務店

T.K
http://www.kasekoumuten.com/

 

コメント

お盆休みのスクランブル発進

2019-08-13 | 現場日誌

お盆休みに入てすぐにスクランブル発進をしてきました。

お風呂も入り終わり、扇風機の前で涼んでいた22時少し前、電話が鳴りました。

近所の祖父の代からのお客様からで、「シャワーのお湯が止まらなくなっちゃったの!」

との連絡。事情を聴いて、もしかしたら直るかも・・・と思い、

仮止水するために水道の元栓を止めてもらいました。

思い当たる部品や工具等を積んで駆けつけました。

「遅くにごめんねぇ。」と奥様。「大丈夫ですよ。」と言いながら早速、お風呂場へ。

元栓を閉めて止めておいていただいたので、水栓にある止水栓を閉めて元栓を開放。

止水栓を開けると・・・

吐水切替レバー(右)が止水になっているのに水が出ています。しかも量は少なめ・・・。

レーバーはゆるい感じで操作感が低め。昨年末の我が家の症状と同じです。

「たぶん今日直りますよ。」とお客さんに伝えて、修理開始。

まずはレバーを外して中にある切替弁ユニットを取り出します。

我が家とほぼ同じ状態でした。 この部品を変えます

しかし、今年のお盆休みは多い方々は9連休。当然大手メーカーは9連休。

しかもまだ前半・・・。 部品は出荷されないどころか、発注すらできません。

通常であれば応急処置で最低10日くらいは辛抱していただく必要があります。

しか~し! 我が家で昨年末に浴室の水栓が故障した際に、

長期休暇で1週間以上部品の手配ができなかったため、

困ったので在庫として持っていたのです。

近年、弊社でタカラスタンダードのお風呂を入れている方は同じ水栓に

していたので在庫が使えたのです。

自分で言っちゃいますが、 ファインプレー!です。 (^O^)v

部品を交換して確認。

止水の位置で止水しています。

そしてレバーを操作すると、

正常に動作しました。

お休みにある来客でも不便なく使っていただけるようになりました。

午前様にならずに帰宅(笑)

夏季休暇期間中にも関わらず修理できてよかったです。

こんな対応ができるのは、地元の小さな業者で、給排水設備工事もやっているから。

普通の工務店だったら、自ら給排水はいじれないのでこの時間ではまず無理だし、

大きなところでは連休中なので電話対応ができず、対応してくれないかも。 

自社で給排水工事をやっていてよかったなと思う瞬間です。

 

弊社のお客様にはいつもお伝えしていますが、

もし、今直さないと被害が大きくなる、自らの応急処置で一時的に症状を止められない、

などの時は、いつでも電話を下さい。可能な限り対応しますので。とお伝えしています。

ただ、出かけていたりして対応できない時や、症状が軽微な時(水漏れで洗面器などを

置いておけばなんとかなる時など)は翌日以降の対応で勘弁してくださいね。

とも言っています。

家を建てるとき、大きな会社に勝てない部分も多いとは思いますが、 

こんなところで小さな地元業者を選ぶメリットも感じていただければ嬉しいです。

 

 

千葉・南房総 (株)加瀬工務店

T.K

http://www.kasekoumuten.com/

 

 

 

コメント

南房総 床改修③

2019-08-07 | 現場日誌

床改修の現場では床下地を造り終わりました。

まずは床束と大引の施工です。

床束はシロアリに食われない金属製で。

大引は桧を使いました。

木部には防蟻材を塗布して予防を。

根太はお施主様と相談して、一般的な米松よりもコストが上がりますが、

シロアリの食害に強い桧を採用。 桧の根太は通常材木店に在庫がないため、

事前に注文して取り寄せました。

改修前よりも根太を少し細かく配置しました。

ここで断熱材を入れると断熱性が向上するのですが、お施主様と相談した結果、

普段あまり使われない部屋ですので、今回は見合わせました。 

コストに余裕があれば入れておいて間違いないと思います。

ただし、この時代ですと壁や天井に断熱材が施工されていないか、

性能が低いものがとりあえず入れてあるだけ、という感じですので床だけ

施工してもその効果は・・・

断熱はとても大切ですが、コストもかかることですのでお施主様と相談して決めています。

仕上げに床板(粗床)を施工して下地完了です。

畳の採寸も終わっていますので、畳の作製・搬入を待つのみになります。

 

千葉・南房総 (株)加瀬工務店
T.K

http://www.kasekoumuten.com/

コメント

南房総 床改修工事②

2019-08-01 | 現場日誌

床改修の現場で土間コンクリートを打設しました。

まずは防湿シートを施工します。

今回改修する部分に隣接する部分で土間コンが打てる部分も打ち込みます。

打設する部分の手前に縁側や玄関があるため打設は少し大変です。

朝から施工してお昼頃には打設完了です。

暑いため防湿シートが敷いてあるにも関わらず、乾きが早いです。

昼食後、軽く押さえて作業終了。

乗れるようになったら床を組んでいきます。

 

千葉・南房総 (株)加瀬工務店
T.K
http://www.kasekoumuten.com/

 

コメント