加瀬工務店のブログ 熱血!建築魂!

千葉・南房総地域(館山市・南房総市・鴨川市・鋸南町)で新築注文住宅を中心に、真面目で丁寧な家造りを目指しています。

祝!100周年!

2020-01-30 | 趣味

日付が替わって、1月30日は私が好きな自動車会社 MAZDA の創立記念日。

いよいよ記念すべきマツダ100周年の始まりです。 

 

おめでとうございま~す ヽ(´▽`)/

 

今、マツダでは100周年に関する写真の投稿を募っています。

そこで私達も記念すべき日にMAZDAに関する記念の投稿を。

 

弊社の車は、トラック(ダンプ)・バンなど歴代のほとんどがマツダ製。

トラックはTシリーズ・Eシリーズ・タイタンを2世代、

バンは、ルーチェバン、ボンゴバンを2世代乗り継いできました。

※軽トラックのマツダ・スクラムがありますが、こちらはスズキ・キャリィの
 OEM(他社による車両供給)なので残念ながら全てマツダではありません。
 また、数年間ですが中古のエルフユニック車がありました。

 

まずは私が生まれるずいぶん前でおおよそ60年くらい前の写真から。

車は東洋工業(現マツダ)のTシリーズで、1959年(昭和34年)

登場の オート三輪。

車体が全部写っていないのが残念です・・・。

年式は不明。 半世紀も昔のことなので正確にはわかりませんが、

ボディサイズや形状、見えにくいですがエンブレムの雰囲気から想像して

おそらくT2000だと思われるのですが、T2000は1962年の

デビューなので後述のトラックとの年代が近すぎるため、もしかすると

前期のT1500とかなのかなと思います。

残念ながら資料がなさすぎてわかりません・・・。

私は当然のように見たことすらありません。(笑)

この場所は現在建っている作業場の南棟あたりで撮られたものです。

当時はまだ北側の作業場しかなく、資材置き場等に使っていました。

写っている前面道路は今となっては南房総の東西を結ぶ動脈的な道ですが、

当時はまだ未舗装でただの生活道路でした。

 

ちなみにこの前にT型ハンドルタイプの三輪トラックがあったらしいですが、

さだかではありません。※車音痴の母の話なので(笑)

 

続いては弊社初の4輪トラックになる 東洋工業 Eシリーズです。

Eシリーズは1964年(昭和39年・東京オリンピック開催年)登場の

4輪トラックで、東洋工業初のフルキャブオーバー(ボンネットがない)

タイプのトラック。

エンジンは水冷直列4気筒 1,985cc OHV。

最大出力は81馬力、最大トルクは15.5kg-mです。

トランスミッションは4MT。

その顔つきから別名を鬼面トラックとも言われたのだとか。

前身にあたるD2000に寄せられたユーザーの要望を余すことなく採用し、

ボディの頑強さと2tクラス最大級の積載能力を武器に、発売初年度には

月販2000台も売った実力車だそうです。

写真はE2000で年式はデビューの年である1964年製。

自宅の母屋を建て替えるために、屋根の萱を下ろす作業をしている様子で

昭和45年頃の写真です。

この車も私の生まれる前ですので、見たことすらありません。

 

Eシリーズは1971年(昭和46年)にその頑強なボディやエンジン、

積載能力の高さをさらに進化させて、タイタンにバトンタッチされました。

タイタンは4世代に渡ってその頑強な造りが高く評価されて、

頑強タイタンなどと呼ばれヘビーに使い倒すユーザーに支持されました。

聞いた話では100ヶ月連続のトップセラーにもなったんだとか。

安房地域も重積載などでヘビーに使い倒す、土木業・林業・製材業

分野での採用率が明らかに高かったと思います。

弊社では初代、2代目、3代目とタイタンを乗り継ぎます。

 

初代タイタンはトラックの高床2t車。

Eシリーズ譲りの丈夫なボディに、3000ccでクラス最高の86ps/21.0kg-mを発生する

ディーゼルエンジンが載っていました。これが弊社初のディーゼルエンジン車です。 

子供の頃によく乗せてもらった車で、三角窓で遊んでいたのを思い出します。

私が一緒に写った初代タイタンの写真もあったはずですが、残念ながら

見つかりませんでした・・・ 再度探しておきます(笑)

 

2代目のタイタンからは解体などの廃材を容易に下ろすために、初のダンプに。

荷台はそれまでの高床から低床になったため、日頃の荷物の積み下ろしも楽になり

使い勝手が大幅に向上。

重積載が得意なタイタンでしたが、さらに力強く走るために2ウェイシフトという

通常の5MTにハイorローが選べる副変速機を搭載。

ローギアは通常の5MTよりもギア比を低くするため、力強さが得られました。

副変速機は停車時に副変速機を変えるため10MT的な使い方はできませんので、

建築業の弊社では上棟の材料や廃瓦を運ぶときなどに使う程度だったようです。

この2代目は私が初めて運転したタイタンとなりました。

こちらも写真がない・・・探しておきます。

 

時は流れて平成に。

写真は3代目タイタンWG型で1998年製。低床2tダンプです。

エンジンは直列4気筒4,334cc自然吸気 直噴ディーゼル。

最大出力123馬力、 最大トルク30kg-m。

トランスミッションは5MT。

ちなみにこの時代にはいすゞとエンジンの相互供給を始めていて、

3種類あるうちの中排気量になるこのエンジンはいすゞ製です。 

写真は2000年頃撮ったもの。まだピカピカですね(笑)

歴代タイタンの強みである、他を圧倒する頑強なクルマ造りをさらに

強化すべく、錆に強い耐候性鋼板のダンプ(荷台)を採用した後期モデル。

2代目に比べてエンジンがパワーアップしたので、その走りに余裕ができて

とても快適になりました。

この型になってから20年を超えましたが、運転席のシート交換などもして

快適に乗りながら活躍しています。

私の周りでもまだに何台も活躍しています。

 

2000年には4代目となる新型タイタンが登場しています。

ボディの頑強さはそのままに、古かったキャビンを一新して、乗員の快適性が

大幅にアップしたモデルでした。残念ながら買えませんでしたが・・・。

頑強が売りのタイタンですが、その一方で道路が整備されて走行環境が良くなり、

そんなに頑強でなくても支障が出にくくなった事もあり、他社よりコストを

かけた作りで車両価格が高いタイタンは、運送業や低価格を重視する人達には

魅力が少なく、いすゞのエルフや三菱のキャンターに徐々にシェアを奪われて

いったようです。 

事実、普通の運送業でのタイタンはほぼ見かけません。

それに追い討ちをかけるように、ディーゼルエンジンの環境対策のための開発負担

増大やバブル崩壊後の経営の効率化などの問題もあって、デビューから4年経った

2004年にイズス・エルフのOEMに切り替えられるかたちで、自社製タイタンの

製造が終了しました。

同時に伝統ある頑強なマツダのトラックの歴史も、ヘビーユーザーなどに惜しまれ

ながら終了となりました。 とても残念でした。

 

弊社のトラックは歴代ほぼマツダ。

そしてメンテナンスはずっと同じ地元の自動車工場で見ていただいてきました。

現在のタイタンは、屋根のある場所で保管をしていてまだまだ綺麗ですし、

マツダ製のタイタンが無くなった今、積極的に買い替える車もありませんので、

これからも、走り続けられるかぎりタイタンには頑張ってもらいたいと思って

います。 

 

マツダさん、末永い部品供給をよろしくお願いいたします。 m(_ _)m


ZOOM-ZOOM & Be a Driver.

千葉・南房総 (株)加瀬工務店
T.K
http://www.kasekoumuten.com/


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