加瀬工務店のブログ 熱血!建築魂!

千葉・南房総地域(館山市・南房総市・鴨川市・鋸南町)で新築注文住宅を中心に、真面目で丁寧な家造りを目指しています。

南房総市 浴室・洗面所改修工事

2015-11-25 | 現場日誌

だんだん寒い日が多くなってきましたね。

今日はかなり寒く、みんなふるえながら?仕事をしていました。

完全な外仕事じゃなかったのが幸いです。

ブログでは書いていませんでしたが、諸事情により浴室改修を1週違いで

2ヶ所同時進行して実はバタバタです。(^^ゞ

先に着工した現場では浴室の改修を終えて洗面所の改修を進めています。

 

この現場は祖父が設計して、現場で父が建てた家で、私が幼稚園の頃建築したので

約35年くらい経っています。

お施主さんが「運動会にお父さんがここから出かけて行ったんだよ。」とお話し

してくれました。

おかげさまで、大規模に直したのは1階のフローリング程度です。

今回は初めて水回りに手が入りました。

今までは0.75坪(約1.8m×約1.36m角)の浴室と同じ0.75坪の洗面脱衣室という

今となってはやや狭めの組み合わせ。

最近よくある一般的なサイズは浴室と洗面脱衣室が1坪(約1.8m×約1.8m)どうし

の組み合わせだと思います。

今回の改修では綺麗なお風呂にすることはもちろんですが、お施主様御夫妻も

お元気とは言え御高齢になっていて、それなりの備えも必要になりますので、

快適性と安全性を備えた浴室に改修することにしました。

改修内容は浴室を洗面所脱衣室側へ拡大して1坪に。

採用したメーカーは高い断熱性能とホーローによる高い清掃性が長所の

タカラスタンダード。 モウキキアキマシタヨネ  (^^ゞ

多くの手摺設置や床の段差などを解消してバリアフリー化・高性能な窓や断熱材の

しっかり入った壁で寒さを軽減する断熱化・そして面積増加による浴槽と洗い場の

大型化で快適性の向上を図っています。

浴室は広くなりましたが、洗面脱衣室の1/3が浴室になってしまい、そのままでは

洗面脱衣室が狭いので、裏手に増築をして平面がT型と変形ではありますが、1坪強

の洗面脱衣室にしました。

現在は洗面脱衣室の増築工事を進めています。

裏手のさっかい(房州弁で、一般的にはテラスといったところですかね)が広いため

そこに増築。

弊社ではリフォームでもできる限り新築と同等の断熱性を推奨しています。

今回は壁に密度が10K厚さが100mm(密度が高く厚みが厚いほうが性能が良い)

というこの地域で新築住宅で一般的になりつつあるレベルのものを採用。

天井も同等品で行う予定でしたが、面積が少なく在庫品が使えるということもあり、

予定よりグレードアップした物を採用しました。 

赤い断熱材がその断熱材で、壁のものと同じ100mmですが密度が高性能な16Kなので

約24%程度性能アップしています。

床にも断熱材をきちんと入れて、施工を新築同様に適切に行うことで、しっかり

性能を発揮できるようにしています。

断熱の施工はまだまだ不適切なものが多いようなので、下手な新築よりもはるかに

しっかり丁寧な施工をやっていると思います。

断熱材の正しい施工法を、あたり前にしているだけですが。(-.-)

枠周りの特殊な造作をして終えて、壁下地ボードなどを貼れば工事も終盤になります。

 

リフォームでも断熱は抜かりなく

千葉・南房総 (株)加瀬工務店
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セミナーに参加してきました。

2015-11-11 | 現場日誌

11月も中旬に近づき朝晩寒くなってきましたね。

昨日、サッシメーカーのセミナーに参加してきました。

サッシ屋さんを乗せて狭くてガタピシ言う車でいつもの走ると気持ちのいい山坂道を

木更津まで1時間ちょっと。

世間話から建築の話をしながらだったのであっという間の1時間でした。

会場にちょうどいい時間に着き、受講の準備などをして資料に軽く目を

通していると開始時間に。

セミナーの内容は、やっぱり窓のおはなし。

ある程度はそうなんだと思っていましたが、その道を極めた人の

お話は聞いているとなんだか衝撃的な事ばかり。

やっぱり断熱は大切なんだと再再再認識 (^^ゞ

小さな会社で、決して安くもない建築屋に仕事を依頼してくれる

施主さんのために、少しでもいい家を、少しでも快適な家を、

30年、40年後に良い家を建ててもらって良かったよ。と少しでも

言ってもらうために、いろいろ考えたいと思います。

帰り道はセミナーの内容に関しての話をしながら山坂道ドライブ。

途中で遅めの昼食を。

前から気になっていた君津郊外の蕎麦屋さんへ。

蕎麦を待つあいだ、お店の中を見ながらツッコミを入れていると、

ふと見た窓が単板ガラス・・・

 

住宅では複層ガラスが常識になってきましたが、店舗はまだまだ。

初期投資を抑えたいのはわかりますが、店舗はお客さんに快適な環境を

提供させるため冷暖房をよく使いますので、店舗こそ性能の良い窓を使って

冷暖房費を抑えたほうがいいと思うんですけどね。

いくら暖房をしても、窓際にいると冷気が差し込みますし、冷房をしても

窓からはどんどん冷気が逃げて行きますから。

ただ、お店がうまくいくかわからない状態からのスタートだと、投資は抑えたい

のもわかるんですけどね。 住宅よりも選択が難しいのもわかります。

そんなことを考えているとお蕎麦到着。

シンプルにかけそば大盛り。 海苔に執着がないのでかけで満足。(^^ゞ

むしろないほうが・・・。そんな話をしていたらサッシ屋さんは、

「蕎麦を十分で茹でた時には海苔切りますよ。」さすが料理好きですね。

 サッシ屋さんの頼んだ天ぷらそばのかき揚げがボリューミィで (・・;)

やっぱり天ぷらそばにすればよかったと少し後悔。(-.-) アハハハハッ

美味しそうなんだったんですが、食べにくそうでした。(・・;)

次回があればかき揚げを。

15時前には帰宅して現場に復帰しました。

 

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めずらしい故障

2015-11-06 | 現場日誌

先日の朝、現場に行って会社へ戻ると留守番電話が。

留守電を確認すると「トイレの水が流れっぱなしでぜんぜん止まらないの・・・」

とのレスキューメッセージが。

えっ?流れっぱなし???チョロチョロ漏れてるとかじゃなくて???と思い

数分前の電話で近くだったので確認電話もせずに、現場へ急行!

着くなりタンクを開けるとタンクに全く水がない・・・

 

水の止め方を説明してあったので、おうちの方が止めておいただからなのですが、

全くないの??? で、バルブを開けても全く止まらない、溜まらない (-_-;)

内部を確認すると・・・

あ~れ~っ!なんでそこ折れる???

ちなみにこの部品はボールタップという水が溜まると止まるようにするバルブ

(通常はここが多く故障します。)が壊れた場合に水がタンクからあふれるのを防ぐ

オーバーフロー排水パイプです。 

タンク底のゴム球で蓋がされている通水口より下につながっているので、折れると

そこからショートカットして水が流れ出ます。

大きな負荷はほとんどかからないし、どう考えても折れる場所じゃないよね???

どうしちゃったの??? 

これでは簡単な修理では治りませんし、さすがにこの部品は在庫していません。

ということで部品を注文して後日出直し。

ほかにもトイレはあるので、止水してトイレ使用禁止にしてお待ちいただくことに

しました。

ちなみに汎用性があるボールタップや排水レバー、ゴム球は在庫しているので、

大概の場合にはなんとかなります。

 

対処が終わるとトイレそばの床に説明書が。

なにか対処できないかいろいろ調べたそうです。

残念ながらこのレベルのトラブルへの対処方法は書いてありません。(^^ゞ

でもその頑張りはすごいです。 お疲れ様でした。m(_ _)m

 

まだ午前中なので、帰宅して部品を調べて発注を。

ここで、設備屋さんを呼んで・・・なんてやっているとタイムラグが大きく

なりますが、できる限り自社で対応してしまうのでラグが大きくなる可能性が

減らせます。 コストも減らせると思うので一石二鳥?

自身で対応すると私はそれなりに大変ですが、それがお世話になっている方々への

アフターサービスだと思いますので。(^^ゞ 

私が動けない時は最大限頑張りますが、タイムラグはご勘弁ください。m(_ _)m

修理は、在庫もありスムーズに部品が届いたので、部品を持って交換に。

タンクを一度外して、部品を外すとこんな感じでした。

特に改良も見当たらなかったので、やっぱりマイナーな故障だったようです。

おおよそ16年間での破損。先日浴室換気扇&出入口戸車の修理をしたばかり。

16年も経つとちょこちょこ壊れてお金がかかるねぇと言われましたが、

全部で数万円なので、簡易メンテナンス費用のうちだと思います。

こういったトラブルは家をお持ちのみなさんには誰にでもありえますので、

心の準備はしておいてくださいね。

 

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TMS2015

2015-11-04 | 趣味

2年に一度の自動車の祭典 東京モーターショーへ行ってきました。

前回・前々回同様早朝に家を出発して、千葉で親友と待ち合わせ。

開門2時間前にはビックサイト駐車場へ入場。

しかし、今回は入場の列もなくスムーズに会場に近い方へ駐車できてしまいました。

今年は目玉がないからかな。

友人の到着に合わせて今回は駐車場側の東ゲートではなく、駅に近い正面ゲートへ。

会場1時間半前くらいに並びましたが、

この状態・・・(^^ゞ 先頭は看板手前です。

こりゃ入場者大幅減の雰囲気ですね。

なぜ駐車場から遠く、駅側なため混雑もする正門から入ったのかというと、

今回唯一の目的といってもいいマツダブースが東館だったためです。

相当な混雑を予想していましたが、拍子抜けしてしまいました。(・・;)

さて、会場と同時に向かったマツダの RX-VISION です。


フロントビュー。とにかく低いボンネットはロータリーエンジンだからこそ。


サイドビュー。 無駄なラインをゴチャゴチャ入れず、シンプルに面の張りなどで
造りこんだボディは後ろから前まで光のラインがす~っと通ります。
フロントノーズが長めで少しアンバランスな感じですが、流麗さ、抑揚の美しさは
素晴らしいです。


やっぱり美しいものは 考え抜かれたシンプル ですね。


リアビュー。 ボディラインがやっぱりキレイです。


リアビュー。 最終型のRX-7の匂いが少し。
おそらくこの車ベースでは発売はありません。
低燃費である程度以上のパフォーマンスが実現できるエンジンが数年で見通しが経てば
マツダ100周年である2020年頃までには次期ロータリーエンジン搭載車が発売
されると思われます。
さてどうなることやら。

ひとつ挟んだで並んでいた某国産メーカーの2020年に向けたのコンセプトカー。

おなじ2020年に向けたコンセプトカーなのですが・・・(^^ゞ
こうも違うわけです。(-_-;)

ほかには、
荷台に3台もの油圧稼働アームを備えたコンセプトトラックです。


ヤマハが出店した2シータースポーツ。


なんか見たことのあるようなデザインテイストですが、なかなかかっこいいです。
エンジンなどを供給する?取引先のT車の圧力があるのか、昔から4輪の
コンセプトカーを出すも発売までは未だにいっていないヤマハ。
気にせず発売してしまえばいいのに・・・。

以上です。

あとは展示車に乗り込んで触れて感じてきました。
市販車に連続して乗り込めて見られるって結構貴重な機会なんですよね。

え?T車の新型ハイブリッドカーは?FRスポーツは?
H車の400万オーバーのFF車は?スーパースポーツは? 
N車の自動運転は?・・・

う~ん・・・ まったくワクワクしませんでした。(-_-;)
ごめんなさい。

さて、恒例のお土産です。


今回も
各メーカーのパンフレット+エコバック のセットです。

松田×2(笑)、昴、鈴木、大発、日産、三菱、日野、三菱ふそう、UD、豊田、
メルツェデス、スマート、VW、アウディ、BMW、ミニ、フィアット、JEEP、
ルノー、モーターショーニュースをエコバックに入れて 先着1名様に。

今回も、私の知り合い、弊社とお付き合いのある方、弊社のブログを定期的に

チェックして頂いている方、弊社とお付き合いしたいと考え中の方に限らせて

いだききます。

欲しい方は私に直接伝えるか、メール、電話等でお知らせください。

ご連絡お待ちしています。m(_ _)m


いいもの、飽きないもの、古く感じないものはやっぱりシンプル。

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南房総市 居間改修工事②

2015-11-02 | 現場日誌

昼間は暖かく、夜は徐々に寒くなってきていますね。

風邪などひいていませんか?

 

いま改修工事は工事終盤です。

天井や壁、床などの解体後はまず、隣の部屋の押入壁に入っていた筋違いの移動から。

金物も追加して耐力壁(筋交いなどの構造用の壁)が減らないようにします。

ひどい業者だと、筋違い外してそのままとか、切ってそのままなんてことも。

筋違いの移設が困難な場合もありますが、弊社ではできる限り移設や強化をします。

それと並行して電気屋さんがエアコンの専用回路新設を決行。

私は手元としてお手伝い。

天井に足場を入れてもぐって行き配線。天井裏と分電盤部分とで線をやりとしして

線を通し、回路追加完了。そのほかにはコンセントの追加なども同時工事。

床では、畳からフローリングにするので根太交換して細かく配置。

もちろん入っていなかった断熱材をしっかり施工。

床の下地合板施工後、柱を抜き、桁材の寸法が足りないので下側に新たな梁を

入れて上の梁と一体化させて柱が抜けた分を助けます。

梁の補強完了後は天井下地を施工してから断熱材の施工を。

この通りきっちり断熱材を入れました。

このあとは天井や壁のボードを施工して下地が完成です。

お施主様は床張替えだけのつもりが全面工事に変更になったので、予算もあり

断熱材はいいですと言っていたのですが、せっかく内装をはがしての工事で、

滞在時間の長い居間ですので、断熱材の効果を丁寧に説明し施工するように

御理解をいただきました。

入ったあとに明らかな違いを絶対体感できると思います。

初期投資はかかりますが、冷暖房のランニングコストがかからなくなりますし、

寒い思いも暑い思いも緩和されますので、内装を工事する際には同時工事が

絶対オススメです。断熱材、大切ですよ。

 

千葉・南房総 (株)加瀬工務店
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