台風17号が去ったと思ったら、また19号が発生。
今は八丈島の沖合を通過中のようで、本土への上陸は避けられそうですね。
周辺にお住まいの方々は、いかがお過ごしでしょうか。
くれぐれもご注意下さい。
被害がございませんように、と祈っております。
プチダリア(ハミングブロンズニッポン)
台風シーズンになると、度重なる襲来はいつものことながら、気分の良いものではありません。
ところが幼いころは、この台風に、怖さ半分、訳の分からない高揚感半分で、ワクワクもしたものでした。
台風に備え、テキパキ働く父の姿。
それが、とてもとても頼もしく感じられたものです。
何が起ころうと両親が守ってくれる、といった安心感に浸り、幸せさえ感じていたように思います。
ところが我が家の旦那様は、地震にしろ、台風にしろ泰然自若。
何するものぞ、といった感じで、いつもと変わりない暮らしをするのみのお方です。(笑)
こんな旦那様でも、私は頼りにしているのでしょうか。
東日本大震災で、震度5強の地震が襲った時。
私が最初に取った行動は、階下のファミリールームから、一目散に二階へと。
夫の書斎に飛び込むことでしたから。
夫の落ち着きはらった態度に接し、私の緊張も随分和らいだものでした。
こんな旦那様ですから、台風や地震に備え、何かしようなどと思う人では全くありません。
私も一般の方に比べると、誠に鷹揚で、その意識が薄い方かもしれませんが・・・・・
さすがに、最近はそれではいけない、と幾分自覚するようになってきました。
けれど、夫は決して変わる人ではありません。
ですから、備えの準備は、私一人で頑張らざるを得ない我が家です。
東日本大震災と台風15号が襲う前と今とでは、自然の猛威に対する私の意識が、随分変わっています。
何だか多少デリケートになり、全身でそれを受け止めるようになってきた、と言えばいいでしょうか。
チョコレートコスモスの蕾
数日前に襲った台風17号も、何時になく怖い思いを致しましたが・・・・・・
さらに1~2週間前に遡り、思いだす事は、私の居住地区を襲った、一時的な豪雨です。
今年も、集中豪雨で、被害を受けられた地域が非常に多く、その報道に胸を痛めてきました。
ところが我が地域は、その点の気候には恵まれ、、雨が降っても、いつも優しく地を潤してくれる程度で済みました。。
しかし、一度だけ、一時的に凄い豪雨に見舞われ、驚いた事があります。
私は、翌日、夫にその感想を、次のように述べました。
「まるで我が家の隣にナイアガラの滝があるみたいな、雨の音だった」と。
集中豪雨の災害を被った地域の方々は、恐らく私が短時間に経験したこの雨の勢いが、半日くらい続いたのでしょう。
たとえ束の間でも、体験した集中豪雨で、そんな状況下で、じっと耐えて暮らした人々のご苦労が、とても実感できました。
最近の異常気象が地球の温暖化によるのであれば、今後、自然の荒々しさは、治まるどころか、もっともっと激しさをますのかもしれませんね~
北極の氷塊の溶解が、驚く速さで進んでいるようですから。
風速80メートル何ていう時代が、遠からずやってくるのでしょうか。
我が家の二階は、見通しがよく、寝室から毎朝、朝日が臨めますが、さえぎるものがなにもないため、、まともに風を受けます。
その上、雨戸が全くありません。
デザイン上、付けなかった私です。
ですから、想定外のような風に見舞われたなら、我が家はいったいどんな被害を受けることやら。
都内の郊外に、瀟洒な邸宅を建て暮らしていた大学教授だった叔父から、家の屋根が、台風により吹っ飛んだ話を聞かされたことがあります。
万一、風圧で窓が割れた時は、反対側に位置する窓を開け、風の通り道を作るとよい、と何かで読んだ事があるようにも???
今になり、契約を継続して良かった、と思えるのが、火災保険です。
マイホームを建築以来、28年間、毎年年末に契約更新をしてきました。
内容も、次第に充実し、そのたびに多少の保険料の値上げはありましたが、値上げの額は微々たるもの。
火災保険に付属した地震保険にも、制限いっぱい加入しています。
ところが、その約款を熟読したこと等、めったにない私でした。
白アリの被害に気が付いたのも、突風で庇の一部が吹っ飛んだことに因るものでしたが・・・・・
その際、わらをもつかむ心境で、約款を読み直し、気が付いた事は、風水害もその保険で補償の対象になっていることでした。
昨年の15号台風によるトレリスの被害も、その対象になりました。
現状回復の保険なので、たとえ修理しなくても、修理相当分の金額を支払います、、と告げられた時の私の喜びは、如何ほどだったことでしょう。
今後も、風水害と火災による被害は、極端にいえば、然程心配しなくても何とかなる訳ですが・・・・・・
地震は、部分損ですと、まことに微々たる保険金しかおりませんから、期待はできません。
だからと言って、保険に甘え、備えを一切しないなんて、むろんあり得ません。
我が家にある思い出の品々は、我が身の一部同然。
大切に愛しみ、とことん守り抜くのが、当たり前な事ですね~
更に、最近はガーデニングにも、力を入れ、草花の家族が一気に増えました。
誠に脆い命のこの家族をほっておく訳にはいかず、17号台風では、私に出来うる限りの備えをしました。
我が家の門扉前に置いてある、寄せ植えの鉢物は、数日前、新しいガーデナーさんが植え付けて下さったものですが。
あまりに重く、家に持ち込むのは、私では不可能。
夫に頼んだところで、こんなとてつもない力仕事。
いい顔をする訳がありません。
仕方なく、隣の鉢物の陰に、避難させました。
素晴らしいセンスに一目惚れした寄せ植えです。
また日を改めて、花の名称もご紹介しながら写真を載せることに致します。
他の鉢物で、持ち運び可能なものは、すべて家屋内へと。
結構重たい、松ぼっくりの形をしたテラコッタのオブジェもの置き物も、地面に下ろしました。
ヨッコラショ!と言い、腰を痛めないように恐る恐る・・・・・・(笑)
ここまでする必要はないかな、と思いましたけれど、トラックも横転するほどの風圧に見舞われると、どうなるかわからない、と心配だったからです。
この鳥さんも(笑)
何だか、急に別人のように慎重になってきた私ですが、地震の備えは万全かしら?、と自分に問いかけると、まことに心もとなく思います。
週末に、次女の子供達のお誕生会をしますので、子供たちが遊んでいる時に、短時間でも、家族で地震会議を開いてはどうかしら。
連絡の仕方、万全の備えについてなど、若夫婦に、もっと教えてもらいたい事がいっぱいの私です。
皆さまのお宅では、地震、風水害の備えは、万全でいらっしゃいますか?
お立ち寄り下さいまして、有難うございました。
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