一昨日は、、まだ残暑厳しい中、とんでもなく大きな荷物を抱えて、我が家から遠く離れた都内の街まで出かけてきました。
何とか、それが収まる紙袋を見付けられた私ですが・・・・・・
人目が憚れ、少々恥ずかしい気持ちを我慢しての外出です。
ところがバスに乗るなり、通路を挟んで斜め向かいのシートに腰かけておられた、私と同年配くらいの女性の方から、早速声を掛けられました。
「大きなお荷物ですね~なんですか???」と。
随分フレンドリーなお方、と微笑ましく感じながら、私も気さくな心でお応えしました。
出かける前に玄関で撮った写真を、お見せしましょう。
皆さん覗いて、当てて下さい。(笑)
多分、お分かりと思います。
電気スタンドの笠?
その通り。当たりで~す。(笑)
修理前のスタンド笠二つ、全体像をお見せしたいところですが、その傷みようがあまりにひどく、恥ずかしいのでよしました。(笑)
日焼けして、傘のファブリックがボロボロになってしまい、見る影もありませんでしたから。
片方は外国サイズのとても大きなスタンド。
居間のサイドテーブルに置いていました。
ここ数年、修理を念頭に、お店を探していましたが、大手の家具屋さんやデパートの家具売り場で尋ねても、役立つようなお返事が頂けませんでした。
電灯笠の修理をする職人さんがいない、との返事。
京都に一件、そのようなお店があるらしいのですが・・・・・・
修理費は5万円位かかるとのこと。、
送り届ける手間など考えると、あまりに非合理的。
そこまでして修理するなら、新しいものに買い替えた方が得策ですものね~。
家具店で見る限り、高価なスタンドでも、10万円前後で購入できます。
新しいものに替えても良いのですが、とても愛着のあるスタンドで、手放すのが惜しまれてなりません
そのため、ボロボロになったスタンドを、日々横目に見ながら、どうしたら良いものか、と悩み続けて数年。
やっと、その対処策を見付けることができました。
とは言え、多少心配で、不安が拭えない解決法です。
何と、ネットでお店を、探し当てた私です。
電話でのお話しから受ける印象は、店主さんは、職人堅気の朴訥で誠実そうな方。
好感が持てました。
修理費の安さにも、驚き!
ホームページを見る限り、大使館のスタンドの張り替えなども手掛けておられるようです。
行きあたりばったりで多少不安でしたが、前もって電話で申し込み、そのお店まで一昨日、はるばる出かけてきました。
銀座線の終着駅にほど近い駅で降りた私です。
正に灼熱の太陽が照りつけ、我が家の街より、2~3度気温が高いといった感じでした。
駅前で昼食を取り、人に道を尋ねながら、何とかそのお店に辿り着きました。
私が心に描いた通りの、職人タイプの、愛想の余りよくない人でしたが、とても真面目そう・・・・・・
私の直感で、信頼のおける方と感じ、幾分ホッとしました。
ところが、張り替えのファブリックの種類の余りに少なさに、少々戸惑い、また不安に・・・・・・
でも、何とか満足できるものを選択。
しかし、修理代の安さに、またまた、ビックリ!でした。
破格の値段を聞き、かえってまた心配になってしまった私です。
何と大きなスタンドの張り替えが、5000円、小さい方は3000円とのこと。
チョット待って下さい。
それでは、おじさん、儲けが出ませんよ、と注意して差し上げたいくらいの心境でした。
だってファブリックの裁断、張り替え、その他もろもろの手数料だけでも、普通は1万円相当に値しますよね。
ですから、「そんなにお安くて、本当に宜しいんですか???」
と思わず問い直してしまった私です。
ところが、「構いませんよ」との一言。
さてさて、仕上がりは如何に、といったところですが・・・・・・
もし私の望みとは、あまりにイメージが異なる代物に仕上がったなら、今度こそ新品に取り換える決断をしましょう。
八千円でも、無駄にするのはもったいないけれど、許容範囲と言ったところでしょうか。
もし修復後のでき上がりが、満足のいくものでしたら、その時は皆様にも、お店の名前をご紹介させていただきますね。
電気スタンド以外にも、我が家の気になるところのリニューアルを、ぼつぼつ手掛け始めている昨今です。
あともう何年生きられるか分からない余生を、多少でも楽しく素敵に暮らしたい、との思いからですが・・・・・・
10年年前に、一度大がかりな内装修復工事を済ませています。
それ以来のこと。
今回は、その時とは比較にならないほどの、ささやかなもの。
でもやはり嬉しくて、ちょっぴりワクワクしています。
真夏に行ったことは、ファミリールームの4脚の椅子の張り替えでした。
商品はカサブランカの籐製の椅子です。
居間のソファーとパーソナルチェアー、ダイニングのチェアー6脚は、2年前に張り替えと、塗装のやり直しを依頼したばかりで、、新品同然に生まれ変わっています
私の長年の暮らし方の方針は、家具にしろ衣類にしろ、良質のものを求めて、それを長年愛用すること。
それを着実に実践している、といったところでしょうか。
今後も、次世代に引き渡せられる、我が家の思い出深い、価値あるものは、いつまでも大切にしましょう。
後は、思い切りのよい取捨選択をして、すっきりとしたシンプルな暮らしを心がけたい、と願っていますが・・・・・
言うは易く行うは難しで、なかなか捨てられません。
電気スタンドの笠の仕上がり日は、およそ10日後。
その日を、幾分心配しながら、待つことにします。
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