今日が一番素敵

丁寧な暮らしを心がけながら、日々、折々のの心模様を素直に語ります。
今が一番素敵との思いを込めて。

自由人或いは自遊人への憧れ

2011-10-03 12:28:27 | 日常

爽やかで絶好な行楽日和ながら、私の暮らしは、毎日がめまぐるしく過ぎていく感じがします。
今日も午後から、最寄り駅近くの病院で診察を受ける夫に同伴する予定。
夫は付いてこなくていいと言いますので、多少迷ってはいますが

毎日が何だか多忙で、自分が日課として消化したいことの半分もこなせていません。
今年も残り数カ月と思うと、焦りもあり、ときどき情けなくなってしまいます

いつも何かに追われるように気ぜわしく、あれもこれもと手を付け、多少は進むものの、予定通りに事が運んだことはめったにありません。
夫が退職し、三度の食事の用意をしなくてはならなくなり、その傾向が一層強くなった気がします。

退職後、旦那様は、自遊人となり、毎日が日曜日の悠々自適の生活を送っているわけですが・・・・・・

その夫と同様、私ももう若くない年齢。十分主婦として頑張ってきた身です。
そろそろ自由人となって、時に思いきり羽ばたき、優雅な生活を送って見たい、と思うことも無きにしも非ず。

せめて夫が多少でも手伝ってくれれば、私の家事は幾分楽になり、自分の趣味の時間がもっと持てるというもの。
でも夫の性格では、それは全く期待できません。

定年後、私が哀願した甲斐あって、浴室のバスタブの掃除と、週に一回くらい、お皿洗いをしてくれるようになった時期もありましたが・・・・・
病気になってからは、私も頼みづらく、定年前と同じようにすべてを自分で背負い込むととなりました。

家事、育児、家計管理、住居関連の様々な課題、その他あらゆることを私に任せ、仕事と趣味に徹して生きてきた旦那様。
今のマイホームを建てた時も、本契約の日の捺印が、夫がした唯一の事でした。

但し、一切私に文句や、苦情を述べたこともない人。

その寛容さは類いまれなる人で、その点私は、自由な精神で生き続けることができた主婦かもしれません。
そのような夫ですから、私が食事の用意だけしておけば、家事を放り投げ、毎日遊び暮らしても、文句ひとつ言わないでしょう。
たとえ万一私が浮気しても、気付かず、気付いても黙認する人かもしれません。(笑)

幸いにも、私は生活の信条が、主婦として母親としての責任を全うしたい、と言った生真面目な物でしたから、至極寛容な夫でも、軌道を踏み外すことなく、堅実に暮らすこととなりました。

体調を崩した昨今や、孫の世話に追われていた頃は、家政婦さんや、若い時は女中さんのいた母の暮らしが羨ましくなる時がよくありました。
義父母の介護もあり、大変な時期でしたが、そのお手伝いさんのお陰もあり、、決して丈夫な体ではない母は、孫の相手を心行くまで楽しむことができ、娘達は大変なおばあちゃん子になりました。

お手伝いさんの名前は、家政婦さんは玉木さん、住み込みだった女中さんは和ちゃん(苗字は忘れてしまいました)と言いました。
和ちゃんは、まだ私が幼いころのお手伝いさんです。
実家で、すでに私が嫁いだ後、毎日お手伝い下さった家政婦さんが玉置さん。
共に、未だに記憶定かで、私の心になお生き続けている印象深い人達です。

和ちゃんは数年雇われていましたが、恐らくは母が病弱だったため、実家が心配して手配した女中さんだったように思います。

小太りで声の高い和ちゃんは、「君の名は」の映画が大好きな人でした。
一度、和ちゃんに連れられて、近所の映画館で一緒にその映画を観たとき、、嗚咽して泣く姿を、幼心に恥ずかしく思った思い出があります。

最近は、東南アジア系の人達が、お手伝いさんとして雇われることが多くなっているようですね~
共稼ぎの長女夫婦も、週に1~2回ほどお願いしていた時期がありました。

あら!とんでもない方向へお話が逸脱してしまいまいたが・・・・・・

外出するわけでもないのに、お手伝いさんを雇いたいほど、日々が多忙な私と申し上げたかったのです。
けれど、家計管理に大失敗してしまった私には、週に一度でも、むろんそんな贅沢はできません。
でも何とか工夫し、もっと効率的な時間管理術を身につけ、家事に縛られ過ぎない自由人になりたいと、切望して止みません。

先日、夫に旅行の話をしたところ、夫がちょっと意外な事を言い、びっくりでした。

「自分は旅行は好きではない」って言うのです。

自分の布団で寝て、家で食事をするのが一番くつろぐって。
勤め人の時は、週の半分は外食でしたのに。

「でも誘えが一緒に旅行してきたでしょ」と話すと、

「しぶしぶついて行っただけだよ」て言いました。

「海外は、出張でほとんど行きたい場所は網羅しているから今さらこの歳になて行きたくないし」とも。

「そうなの~じゃあ、これからは私一人で、一人旅に出かけても構わない。海外にも時に出かけてこようかしら」って言いましたら、

いいよと誠に素直に快諾。拍子抜けの私でした。

でも、そんな勇気私に果たしてあるでしょうか。
国内旅行ですら、一人旅は自信がなく不安です。

先日妹が我が家を訪れた時、、海外の一人旅の話を尋ねたところ、
「今そういう人、非常に多いわよ。でも集合時間、集合場所、その他もろもろの記憶事項がたくさんあるから、頭がしっかりしていないと、他人にも迷惑をかけることになりかねないわね~」と。

その記憶力は衰える一方、体力も気力も同じ。

共稼ぎの身の娘達に留守の間夫の世話をお願いしなければなりませんし、、そんな負担をかけるのも申し訳なく・・・・・・
今では、健康体でない夫を一人残して出かけることへの負い目も拭えませんし・・・・・・

やっぱり無理そうですね~

でもお家大好きの私には変わりないけれど、心身共に疲れた時は、ふらっと近郊の温泉に足を運び、非日常の空間に身を浸して、命の洗濯位は許されるのかもしれない、と。

夫の話では、遠慮せず、そのような行動を取ってもよさそうな感じでした。。

孫との二人旅もいいですね~
でもそれは、却って疲れてしまいそうで迷うところです。

とにかくも、物理的には拘束された生活ながらも(自分の気まじめさが拘束しているにすぎないのですが)、寛容な夫のお陰で、精神は自由でいられる身。
それをもっともっと生かした生活を心掛け、余生を彩り豊かに充実させたい、と願うかれん桜です。

とは言え、有言不実行で終わる可能性が濃厚。(笑)

夢だけでも心に温めて、毎日の家事をももっと効率的にこなし、余暇を楽しめるように頑張ります。

最後になりましたが、バラさま、お声かけ有難うございました。

ハムレットの心境のてるてる坊主とは、いかにもバラさまらしいウイットに富んだ表現で笑ってしまいました。

私のお料理は、ブログを意識して彩りとお皿には配慮しますが、安い食材を使用した、ごくありふれたお料理ばかりです。
写真の見映えで、騙されないでくださいね。(笑)

美味しいですと、特記した時はぜひおお試しになって見て下さい。
本当においしいですから。(笑)

マジョリンさんのお料理、妹は試させて頂いているようで、ちくわときゅうりのお料理を以前、絶賛していました。
トマト丼、これも美味しかった、と。

今回のサンマも、珍しいお料理で美味しそうですね~
でも私、上手に、さんまを下ろせるかしら?

今後とも末長いお付き合いのほど宜しくお願い致します。
ばらさま最愛のJ様にも、宜しくお伝え下さいませ。

先日のの草花の名称を載せたメールが届きましたので、毎日、部分に分け、数回でご紹介させていただきます。
ほとんど宿根草で、丈夫な草花だと思います。
それが私の要望でしたので。
宜しければ、皆様ご参考になさってくださいね。

左手前、 右横端    ラムズイヤー

左手前奥  オレガノ

左奥     ローズマリー

右    ユリオプステージ

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今日もお立ち寄り頂きまして有難うございます。
いつも変らぬ温かな応援にも、心よりお礼を申し上げます。 

 

 

 

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