昨日は青空の下、実に心地よい秋風を受けながら、孫の運動会が繰り広げられました。
園児、諸先生方、父母、祖父母達が、心を一つにして楽しむことができたアットホームな小さな運動会。
孫の区立保育園は、少人数の幼児を受け入れる平屋作りの小さな建物で、我が家からは、徒歩で通うことができます。
入園した時は、K君のパパは単身赴任で地方勤務のため、帰京までの数年間を次女家族と同居していました。
今でも、入園式に臨むため、パパとママに手を引かれ、我が家を出た時の、幼いK君の小さな歩みと、可愛い後ろ姿が、心に焼き付いていて離れません。
そのK君が瞬く間に大きくなり、保育園の年長さんに。
そして、最後の運動会を迎えることとなり、感慨無量でした。。
パパは運悪く、ポーランドでの学界に出席するため見学が叶いませんでしたが、その分も、両家のおじいちゃんとおばあちゃんが応援に励みました。
運動会のプログラムの内容は、何気にこの度の震災を意識し、園児たちにも、人のつながりと助け合いの大切さを教えたい、との先生方の意向が読み取れるものが多かったように思います。
たとえば、K君たち年長さんの競技、出動~レスキュー(保育園の名前でした)と言った種目も、その例でしょうか。
消防隊員やレスキュー隊員となって、大活躍の年長さん。
被災地における、これらの職業に携わる方達の献身的な活躍ぶりは、小さな子供達にとっても、憧れの的になったに違いありません。
この種目への子供達の思い入れが、伝わってくるようでした。
他にも年長さんが先頭に立ち、年少さんまで一緒に組んで競技をする種目、衣装を身にまとい沖縄の民謡踊りの演技など、見ごたえのある楽しい種目に参加のK君。
ママも数種目頑張リましした。
多彩な楽しい子供達の競技や演技の中にあって、いずこの運度会でも一番盛り上がるのは最後のリレー。
まして我が孫がアンカーとあっては、その気持ちの高ぶりは抑えがたく、手に汗握る場となりました。
その上、私達は期待以上の感動的シーンを迎え、思わず涙。
傍らの娘を見ると、やはり大きな瞳に涙があふれ、共に良かった!良かった!と言い合い、喜びを分かち合いました。
アンカーの責任を果たし、孫がテープを切った姿に感動したのはむろんですが、それ以上に私達の胸を打ったのは・・・・・・
K君の余りに誇らしげな歓喜の表現に、この子の成長を感じ、感極まったからしょう。
カメラの腕は未熟そのものの私には、上出来のワンショット。
孫のこぼれんばかりの笑顔と、誇らしげな姿をご覧ください。
テープを切った一瞬
喜びが抑えられない様子
誇らしげにバトンを上にかざして退場する孫
もっと良い姿をとらえて、ぜひここに掲載したかったのですが、それはかなわずちょっと残念。
空を仰ぎ、小さな手のこぶしを天空に向かって幾度も突きあげる姿は、本当に感動的で、胸が熱くなりました。
2歳で入園し、最初の2年間は、運動会の熱気に怖気づいて、積極的に参加することさえままならなかった我が孫でしたが・・・・・・。
闘志むき出しで挑み、勝利を歓喜するまでに成長したのです。
パパがこの場に居合わせないことがかえすがえす残念でなりませんでした。
園長先生の開会式のお言葉に、運動会は、親子ともども、勝った喜び、負けた悔しさ、その他いろいろな感動を共有する場です。
それがこれからの飛躍的な成長の弾みになります、と言った内容のことを話されました。
本当にその通りですね~
孫がバトンをタッチされた時は、僅差でなく、すでに大きく差が開いていました。
もし逆の立場で、運悪くテープが切れなくても、私達は精一杯、K君の健闘をたたえたことでしょう。
勝ち負けでなく、一生懸命頑張る幼い園児の姿に、日本の希望を託し、私も元気を、たくさんもらうことができました。
昨日は本当にありがとう♪、
先生方のご指導とご尽力に感謝し、ママとともに、両家のおばあちゃんも、心からのお礼を伝え、運動会が開かれた公園を後にしました。
いよいよスタート 疾走するK君の元気な姿
応援する両家のおじいちゃん達 かれんちゃんはスヤスヤお休み
カメラマンの私の唯一のスナップ
今日もお立ち寄り頂き、ありがとうございました。
想い出の記念ににと思い、ついたくさんの写真を載せさせて頂きました。
写真のアップは、本当に大変!私はどうしてこんなに時間がかかるのかしら。