今日が一番素敵

丁寧な暮らしを心がけながら、日々、折々のの心模様を素直に語ります。
今が一番素敵との思いを込めて。

いよいよ仕事復帰間近い次女

2011-10-08 08:08:21 | 家族

いよいよ来週の連休明け、火曜日から、次女が仕事復帰します。

ブログに於いて、長女より、次女の話題が多くなりがちでしたのも、育児休暇で会う機会が多かったからに他なりません。
次女の住いが我が家に近いと言ったことも理由に挙げられますが。

かれんが生まれる前に比べ、これからは二人の子を抱えての、家事と仕事の両立。
さぞ大変では、と、今から今後の次女の暮らしが思いやられ、私の気持ちは複雑です。
長女も通った道ですし、旦那さんの絶大なる協力があるので、その点は、安心の拠り所ではありますが。

私は若い頃は、非常に保守的な母親で、日本の伝統的な価値観に固執していました。
女性は大学を卒業し、花嫁修業後、嫁いだなら、専業主婦になり、家庭を守り、主婦業と育児に専念するのが当たり前、といった考え方でした。

ところが高校生になった頃から、娘達は将来働きたいと言い始め、国立の大学に入学し、それは迷うまでもなく既成事実と化した感じで、私は古い価値観からの脱皮を迫られました。
一時はそのことで、長女とはしばしば口論となり、しばらく悩んだ時期もありました。。

しかし、すでに世の中では女性の社会進出は当たり前の風潮となりつつありました。
娘の在学する大学では、専業主婦の道へと進む人など皆無の状況でしたから。
母親の私の考え方も、次第に進歩的となり、娘が将来働くことに、抵抗を感じなくなりました。

長女が就職するころは売り手市場で、リクルーターから昼夜を問わず、電話がかかり、その凄まじさに圧倒されたものです。
ある大手企業の内定をもらうと、翌日から一カ月間拘束され、朝から夜まで、先輩の監視の下に、贅沢三昧の遊興生活を送らされた内定者たち。
内定者が、気移りして、他の会社に流れることを恐れる故です。

私は、企業が優秀な学生獲得のために、なりふり構わず行うあくどい戦法に呆れるばかりでした。
次女の時は長女ほどではありませんでしたが、似た物ではなかったかと思います。

今の時代、企業も学生も就職にあたってどのような取り組みくなさるのか良くわかりませんが、娘達の頃より、はるかに厳しい状況下にあることは想像にがたくありません。

被災地の方々が、就職や再就職の道を閉ざされ、路頭に迷う寸前に追い込まれておられる報道を耳にする度に、心がとても痛みます。
失業保険は、数カ月延期になったようですが、男性以上に女性にとっては、厳しい現状かと。

少子高齢化が急速に進み、財政が破たん寸前の厳しいわが国では、女性の社会進出は、今後一層強まり、国の女性労働への期待も高まる一方でしょう。
しかし家事と育児と仕事を両立し頑張りつづけるには、国の支援体制、助成体制などは、まだまだお粗末です。
女性が働きやすい環境をもっともっと整備して頂きたく願います。

そして今後、男性はむろん、女性の方々にも、日本を支えてもらう一翼になって頂きませんと、私達老年の暮らしも成り立たなくなってしまうのかもしれません。

そうです。私達シニアー世代は、もう十分働いたのだから、あぐらをかき、趣味三昧で、威張って暮らして良いと思うのは、とんでもない勘違いかと。

今の若者たちの厳しい現実に時に目を向け、富裕層の人達は、多少なりとも、支援の手を差し伸べ、援助ができなくても、若者たちを応援する気持ちと感謝の心は忘れないようにしたいものです。

厳しい社会で、若者たちは必死に頑張り、その頑張りに支えられ、生かされて、私達の年金暮らしの悠長な余生があるという認識を、もう一度新たにしたいもの、と自省を込めて思いました。

むろん、若者が年寄りをいたわり、大切にする精神も失ってほしくありませんが・・・・・・

とは言っても、体力の衰えには私は抗しがたく、若夫婦への協力と支援は思うに任せません。
せめて足手まといにならないよう、自立した素敵な日々の生活を心がけ、娘達に心配をかけないように、努めましょう。

その上で、仕事復帰した次女が、良い生活のリズムが整うまで、私もできる限りの協力を惜しまないつもりです。

我家の夕食の献立

さばのみそ煮 いりうの花 卵豆腐 きゅうりとちりめんじゃこのしょうが酢

にほんブログ村 シニア日記ブログ 60歳代へにほんブログ村

いつもお立ち寄り頂き、身に余るたくさんの応援、本当に有難うございます。
今後とも宜しくお願い致します。

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« タイプの異なる二人の医師 | トップ | 出逢いを大切に »
最新の画像もっと見る