今日が一番素敵

丁寧な暮らしを心がけながら、日々、折々のの心模様を素直に語ります。
今が一番素敵との思いを込めて。

タイプの異なる二人の医師

2011-10-07 11:14:08 | 病気

こちらでもお伝えさせて頂いた通り、昨日は爽やかな秋空を仰ぎながら、夫に同伴して都心のN病院に、又出かけてまいりました。

インターフェロんでお世話になっているS病院の医師のお話が、私はずっと気になり心から離れない状態での、夫の受診でした。
さっそくS病院の先生の見解を、T先生にお伝えしました。

「確かに肝炎の菌が元に戻っていますが、これは中断したので、仕方ないことでしょう。
でも肝機能は、正常値に近い状態で悪くありません。
栄養状態が悪いのは、まだ当然です。
肝臓を3分の2も切除したわけですから、肝臓の工場の機能が、まだ十分に整っていないだけで、その内、よくなりますから心配は全く要りません」

とのお話しでした。

同じことでも、先生のお人柄により、表現は、全く異なるものとなりますね~
T先生と同様に、夫の治療に心を尽くして下さっているS病院の先生を批判する者ではありませんが、表現の違いで、それを聞く患者と家族の気分は、まるで違ってきます。

こういう時は、お二方の先生のお話を二で割リ、冷静に理解する対処が一番賢い患者の振る舞いかもしれませんが・・・・・・
やはり、明るい前向きな見解を信じたくなるものです。

決してS先生のお話が後ろ向きであったわけではありません。
ただ「もっと頑張ってしっかり食べ、運動もしないといけません」と、厳しいご注意を受けた感じで、ちょっぴり深刻になりました。

一方、T先生のお話は、「気力がしっかりしたNさんだから大丈夫です。いつも通りの生活を送って下さい。」とのことでした。

T先生にお会いすると、いつもお話しが前向きで優しく・・・・・・
その温かなお人柄に接し、とても心が癒され、元気づけられる私は、医は仁術であるとともに、話術も大切であることを、痛感します・
そして、お医者様は、こうあるべき、と、しみじみとした感謝の念に浸ります。

診察を終え、病院を後にした私達は、帰路の途中、夕食の買い物を済ませ、日が暮れた頃、我が家に戻りました。

食卓について、夫と、いろいろおしゃべり。
とは言いましても、寡黙な夫のこと。
私の独談場でしたが・・・・・・(笑)

そこで、人間の寿命の話になりました。

「人の寿命は、よく親に似るって言わないかしら。

もしその傾向が真実なら、私の母は、74歳で亡くなったから、私の余生は、あと残りわずかだわ。
あなたのお父様は、亡くなったのはたしか79歳だったわね~
それに従えば、私よりあなたの方が長生きできるはずよ。

私は、さして生きる事への未練や執着はないけれど、できることならあなたより早く死にたい。
あなたは精神的にとても強い人だから、一人になっても子供に負担ををかけることは余りないでしょう。

私が生き残っても、子供達に迷惑をかけるだけのような気がするの。

娘二人、嫁いで幸せな家庭を築き、孫達も健やかに育っていて、なんの心配もいらないから。
この穏やかな暮らしの絶頂の時、死ぬるのが、一番良いかもしれない。

今後地震が襲い、若夫婦の家族が、取り返しのつかない被害を被ったり、、子供が病気になったりするのを見るに忍びないから」と。

(追記  でも冷静に考えると、病の夫を残して私が先に死ぬわけにはまいりませんでした。(笑)
これは旦那さまが、元気になった場合のお話です。)

先日、妹、夢路は「何でそんな気の弱いことを言うの。
うちは旦那さんが生き残ったら大変よ。絶対私が長生きしなくては」
と言ってました。(笑)

私は単なる弱虫にすぎいないのかもしれません。
こんな弱音を吐いても、私の人生の幕が降りるまで、私の精神年齢は、永遠に若々しくありたい、と願う、何とも理解しがたい複雑な人間です。(笑)

掛け替えのない日々を、あすの命はわからないとの思いで、真心込めて、紡ぎたいたいものですね。

又、立派な事を書いて今日の日記を終えそうで、心恥ずかしく思いますが、あくまでも私の願望を綴っているに過ぎません。
現実は思うに任せない暮らしです。

その辺りはご斟酌の上、お読みくださいますよう、お願い致します。

今日も、三越のチェルシーガーデンのガーデナーさんが植え付けて下さった我家の庭の草花をご紹介します。

  

 ニューサイラン                    エレモフィラ・トピーベル

 

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今日もお訪ねいただき有り難うございました。
寿命について、同じ話を以前にも書いた覚えがあります。
くどくて申し訳ありません。

 

 

 

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