3月中旬の頃、下書きした記事です。
私は、若い頃から肩こりがひどくて、悩ましい事の一つでした。
でも若いゆえの逞しさで、さほど気にすることもなく、歳月が流れました。
ところが、夫が肝臓がんを患い始めた頃から、その懲りが異常な様相を呈し、ただ事ではなくなってきたのです。
精神の緊張は、肩こりを起こす大きな原因の一つになるのかもしれません。
肩こり以上に、首の懲りが辛くて。
あまりにもひどかったので、その頃、夫が入院していた日赤の整形外科を受診しました。
その結果は、思いがけず脊椎頚椎症との診断。
(記憶があやふやで、病名を間違えているかもしれません。自信が持てないので一言、お断りさせていただきますね)
その時勧められたのが、首に装着するコルセット。
そのコルセットを付けて、入院する夫のもとに通い続けたものです。
その診断を受ける前だった、と思うのですが。
私の首の異常に最初、妹が気付いてくれました。
その頃、かなりひどい息苦しさもあり、体調不良が甚だしくて。
私のあまりに弱々しい声を心配して、妹が手伝いに来てくれた時のこと。
首が前に垂れたままになっている、と言って、私の異常な姿勢に驚いたのです。
そして「首を上げる!」と書いた紙を、ファミリールームの至る所に貼り付けて、妹は帰りました。
余程心配だったのでしょう。
ファミリールームと名付け、私が愛して止まないこの部屋。
皆様が見飽きるほど登場させています。
この部屋の至る所に、
「首を上げる」と妹らしい力強い字で書かれた紙を、数枚張り付けて帰りました。
その当時は夫の病と、ネット上の中傷と言った二重苦で、精神的なストレスがただごとではなかったのかもしれません。
自分は、そういう時、余り弱音は吐かない性格。
いつもと変わらず、平常心で、前向きの気持ちで暮らしているつもりだったのですけれど。
心と体は全く別物のようです。
心は元気なつもりでも、体が悲鳴を上げ始めました。
息苦しさは、ネットの中傷が収まると同時にすっかり良くなりました。
夫が重篤になっても、その症状は現れませんでしたが。
肩と首の懲りは、その後も相変わらず、ずっと酷いまま。
肩こり、それ以上に首の懲りとだるさは、全身を支配し、その不快さは相当なものです。
その症状がひどい時は、横になるしかありません。
数十分仮眠をとると、懲りも嘘のように治まり、元の元気な体に、しばらくは戻れますから。
この症状は、もう一生続くと覚悟し、あきらめの心境でいた私です。
くよくよしないで上手に付き合っていくしかないと思い、実際にその様にしてきました。
ところが、何と整骨院の或る治療のお陰で、劇的にその懲りが回復したのです。
もう二か月以上、元に戻ることはなく、肩も首の調子もよく、何だか夢のよう。
一時は歩行も困難だった脊柱管狭窄症も直していただき、頚椎症まで完治してくださるなんて。
まだお若い先生ですのに、私には神様のように今では有難い存在です。
明日は、その治療についてお話しさせていただきます。
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