昨日の続きです。
肩こりと首の懲りの治療で劇的に効果があったのは、鍼治療です。
鍼治療なんて、私はつい最近までその効果を信じていない一人でした。
鍼を刺しただけで、病気が良くなるなんて、ありえないことに思えてしまって。
西洋医学に傾倒していたのでしょう。
東洋医学には馴染が薄かった私は、整骨院や整体院なるものにも全く関心がありませんでした。
数年前まではです。
三年前、夫の墓参で帰広し、珍しく平和公園の周辺を半日かけてひたすら歩き続けました。
その無理が祟ったのでしょうか。
帰宅した翌日から急に足が痛み始め、歩行が困難になり、炊事のような立ち仕事さえも辛くなりました。
その後、整形外科に通い始めましたが、痛み止めの服薬といった対症療法のみ。
回復の兆しが全く見えなくて。
心配のあまり、総合病院の整形外科医の診察も受けました。
ところが、何と生活水準を六割に落とすか手術しかないと言われ、大変なショック。
不安はますます募る一方でした。
そうしたある日のこと。
整形外科医院に向かうバス停で、通りがかったご近所の方と目が合いました。
ブロックが違うため、お付き合いはありませんでしたが、ご主人様は夫の会社の先輩に当たられます。
奥様は、その印象から、お人柄の素晴らしさが伝わってくるようなお方でした。
その好印象の故でしょう。
足を止めにこやかに会釈して下さった奥様に、私は思わず弱音を吐いてしまったのです。
脚が痛くて、バス停に辿り着くのもやっとだったこと等々、いろいろお話ししました。
すると即、勧めて下さったのです。
整骨院に通うことを
その後、奥様から戴いた手作りの折り紙細工です。
意外なお言葉でしたが、この奥様のおっしゃることは信じられる、と咄嗟に判断した私。
まず予約していた整形外科医院に行き、そのあとすぐ、ご紹介いただいた整骨院に直行しました。
この経緯は、幾度か私は記事にしています。
また同じことの繰り返しで、ごめんなさい。
でもこの出逢いは、私の人生では象徴的な出来事。
神様の思し召しとしか思えないような巡り逢いでした。
この千代紙で作られたボンボンもです。
ご年齢はご夫婦とも90代。
とてもそんなお歳には見えなくて、今では私の人生のお手本と思っています。
この日から、今日に至るまでの数年間、ずっと整骨院に通い続けています。
そのお陰で、私が極力避けてきたお薬の服用もせず、脊柱管狭窄症の症状はすっかり治まり、その上、長年悩み続けてきた肩と首の懲りまで完治したのです。
その治療法は、冒頭にご紹介した鍼治療です。
首と肩に数本鍼を刺していただくだけのこと。
この効果は驚くほどでしたが・・・。
先生がおっしゃるには、この治療もあまり長く続けると、効かなくなる、と。
確かに、一月半ほど経過したころ、効き目が多少落ちました。
その頃から、また開始したのが朝のラジオ体操。
鍼とラジオ体操の相乗効果は素晴らしく。
今は鍼は一月に一回程度しか打っていませんが、二か月以上経過した今も、肩と首の懲りは全くと言っていいほど起きません。
今までラジオ体操は幾度試みても、長続きせず、すぐ止めてしまった私ですが。
今は、絶対お休みはしたくない。
私の健康維持のために必須の日課となっています。
但し妹の話では、
「鍼治療は効く人と効かない人、色々のようよ」
とのことでした。
https://blog.goo.ne.jp/yumeji_2014(妹のブログです)
私の体には、この治療がとても合っていたのでしょう。
肩こりでお悩みの方は、しばらくお試しになられてみてはいかがでしょうか。
私は、心からお薦めします。
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ご訪問と温かな応援、 本当にありがとうございました.