昨日に続きます。
何としても、一番痛む個所を突き止めたいと思った私。
床の中での、自己診断を徹底的に試みました。
その良い方法として私が思いついたのは、両足で同じ個所を強く押してみること。
その結果は意外なものでした。
どこを押しても、両足とも、同様の痛みを感じたからです。
健康な身体でも、物理的な圧力を加えれば、ある程度の痛みを感じますよね。
症状が重い私の右足も、押さえた時の痛みはどうもその程度のもののようです。
実際は押さえつけなくても、就寝時や歩行の際に、じんじんとかキーンと痛むわけですから、別問題があるのは確かなことなのですが。
でも、両足とも圧迫した時の痛み方は同じと分かった時、私の心には、安堵感が、一気に広がりました。
肉腫では?と、と時々心配もしていましたから。
MRIの検査を受けに予約日に出かけた時の画像です。
脚の症状が突然改善し、駅から10分くらいかかる区役所までの道を、
割と軽やかに歩くことができました。
次に私が行ったことは、右足を元気いっぱい前後左右に動かすことでした。
回してみたり、振ってみたり、たたいてみたり、思いつくことをすべてしました。
でも痛みは感じません。
但し、体を横向きにすると、腿あたりに相変わらず鈍痛が起きます。
これだけ元気に動かすことができるのだから、私の足は健康。
そう確信し、その後もしばらくの間、足の屈伸運動その他いろいろ試み続けました。
その内に、また深い眠りに、いつの間にか私は就きました。
数時間後に、携帯のアラーム音で目を覚ましました。
一度起床した時、何としたことでしょう。
脚がとても軽い。
いつもの痛みがなくなっていました。
階下の暖房をつけるため、階段の昇り降りをしました。
二階に戻った時、今の私には夢のような出来事に気が付きました。
両足で軽やかに、その時、階段を昇り切っていたからです。
余りの突然の変化が信じられなくて、もう一度下に降り、昇り直し。
この時は足を意識したため、多少の痛みはありましたが。、両足でしっかり昇れました。
突然の回復に、私がきつねにつままれたような思いに。
そして思ったこと、実感したことなど、色々ありました。
もしかする、ここ数か月の痛みは、精神的なことが非常に影響しているのかもしれない、と。
一人暮らしと寒さのストレスを、脚が訴えているのかしら???
脊柱管狭窄症の診断を受けている私は、その痛みが再発したと、去年は思い続けていました。
でも明らかに、痛み方が異なります。
一昨年の夏の頃は、歩くことさえできないほどで、間欠性跛行を行っていました。
しばらく休むと、また歩けるようになり、この繰り返しで前に進んでいきます。
炊事をするときも、痛い脚は踏み台の上に載せないと立っていられませんでした。
お風呂上りには、足がとてもしびれました。
今の私の足は、症状がまるで違います。
真夜中に、よく痛みます。
階段を両足で上がることができません。この症状は狭窄症の時も同様でしたが。
けれど、幸いにも、日常の家事には、一切支障がありません。
持続的な歩行も可能です。
痛みは常にあるので、さっそうと歩くことが出きないだけです。
これが、悲しくて堪らないことなのですが。
最近、一番ひどく痛んだのは大みそかを迎える前日の夜のことでした。
長女に、痛み止めのロキソニンを持ってきてもらうようにお願いしたほどのひどい痛みでした。
ところが、家族が全員揃うと、嘘のように、その痛みがケロリと解消。
今の痛みはもしかすると精神的なものが影響しているのかもしれない、と考えるわけが、過去にも私はあります。
心と体は全く別物。
心はどんなに前向きで元気なつもりでも、体は誠に正直。
私の潜在的な弱さを、体が表し訴えてくる。
これを実感した過去の思い出とMRIの検査結果を綴り、次回をもって、このお話の最終章にしたいと思っています。
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花のように泉のように