今年もいよいよ残りわずかですが・・・・・・。
指折り数え、クリスマスとお正月を待ちましょう、といったワクワクした気分になれなくなったのは、いつ頃からかしら?
嫁ぎ、主婦になった時からのようにも。
ワクワクするどころか、大掃除、お節料理の準備と、現実的な主婦の務めに追いに追われ、年間で一番多忙を極める時期になってしまいました。
でも、やはり特別なハレの日であることには変わりはなく、その日を精一杯素敵に過ごしたい、と願う気持ちは、この年になっても同様です。
さて、我が家のクリスマスの準備。
例年に比べると随分遅くなってしまいましたが、昨夜、その飾り付けがほぼ完成、といったところです。
毎年この時期になると、旦那さまが、その準備を多少は手伝ってくれました。
簡易階段を天井から下ろします。
そして、屋根裏に入り、クリスマス用品一式を取り出し、ツリーを組み立てるところまでは。
ところが、今冬は思いがけない入院生活で、それは叶いません。
ゆえに、私一人で頑張ってやり遂げました。
一方では、家事のほかに、季節の草花の植え付け、病院への往復も頻繁にこなさなければならなかった私です。
スローテンポながら、少しずつ少しずつ手を付け、やっと完成。
今は何だか、ホォ!とした気持ちでいます。
でき上がると、我が家も一気にクリスマスムードで、私の心も幾分華やいできました。
我が家のツリーは、アメリカから持ち帰ったものは、十数年前に幹の部分が壊れてしまい、今のは、二代目、といったところかしら。
代官山のクリスマスカンパニーで購入したものですが、これもそろそろ替え時なのかもしれません。
もみの細い葉が、取り付ける度にパラパラ落下。
そのために、褐色の部分が目立ちはじめ、よく見ると、枯れはじめた元気のないもみの木のよう。
でも離れて見る限り、さほど目立ちませんし、イルミネーションが瞬くと、とても美しいツリーに変貌します。
孫達が喜ぶ顔が早くみたいところです。
特に物心つき、一段と子供らしくなってきたかれんちゃんは目を丸くし、さぞ感激してくれることでしょう。
代官山のクリスマス用品専門のショップ
年中営業しています。
一昨日、長女から電話があり
「今年のクリスマスはどうする?」
と声がかかりました。
毎年、このシーズンになると、仕事が多忙を極める若夫婦ながら、日時を調整してくれます。
そして、家族全員が集まることを欠かしたことがない我が家ですが。
今冬は、旦那さまがいないクリスマスになりそうですし、病院通いは相変わらず続けなければいけません。
果たして、クリスマス会が開けるのか、娘達はむろん、私も迷うところでした。
でもこんな時だからこそ、このようなイベントは大切にして、元気を出すよい機会にしたいもの、と。
とは言え、いつものように私の手料理を家族に振る舞うのは時間的に無理そぉ~
そんな思いをMちゃんに伝えた私です。
毎年、クリスマスは長女家で、お正月は我が家に集まることが多いのですが・・・・・・
今年のツリーの飾り付けは、多少力を入れたので、みんなに見てもらいたい気もしています。
実は我が家のクリスマスオーナメントは長い歳月を経た古いものばかり。
ロサンジェルス滞在中のクリスマスシーズンに買い揃えたものです
その当時は、本物のもみの木に飾り付け、葉の芳香がお部屋中を優しく包みこんでくれたものです。
そのツリーを、アメリカでは年明けまで飾りました。
日本では、お正月準備でてんてこ舞いしている最中に片付けなくてはならず、とても大変ですよね~
その頃は、幼い子供達中心のクリスマスでしたから、クリスマス用グッズも可愛いものばかりなんです。
その思い出を大切に、その当時揃えた物で毎年のクリスマスを楽しんできた我が家でしたが・・・・・・
今年はささやかな変化を、と私は願いました。
幾分大人っぽい飾り付けを目指したつもりです。
妹・夢路から聞いた話ですと、
サンディエゴの留学先から戻った姪家族が、その冬用意したツリーの飾り付けは、ボールのオーナメントのみでとてもシンプルだったとのこと。
妹は、幾分物足りなさを感じたようでしたが、アメリカでは今、そのような飾り付けが主流のようです。
そういえば、デパートのツリーもそんな感じですね~
アットホームさには欠ける感がしますが、我が家も多少その流行を取り入れ、ボールのオーナメントを多くしました。
お部屋のほかの飾り付けも、例年より多少大人っぽく。
新しく購入したのは、クリスマスボールとツリーのアクセントにと求めた、星の形の飾り物です。
星型は望みの数揃えると、結構な値段になりましたが、他はほとんど既存のものですから、この程度の贅沢は許容範囲ということで。
何時になくすっきりした、多少シックなツリーになったでしょうか?
にわかクリスチャンになって、クリスマスを楽しむ方がほとんどの我が国ですが・・・・・・。
神様は、多少戸惑っておいでなのでしょうか。
けれど、世界中の人々がイエス誕生の日を楽しく過ごす様子をご覧になり、喜んで下さっているのかもしれませんね~
私はにわかクリスチャンとは言えないところがあるのですが、不信心極まりない暮らしをしていて、一向に教会に足が向きません。
教会にいきたいな~といった気持は常にありますのに。
世界中の子どもたちが、訪れるクリスマスを、心から楽しんで欲しいものですね~
実際は、貧困、自然災害、戦禍、難民暮らし等で、それが叶わない可哀想な子供達が大勢いることにも、私達は思いを馳せなければ、と。
ツリーを眺めていると、そんな思いになりました。
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