今日が一番素敵

丁寧な暮らしを心がけながら、日々、折々のの心模様を素直に語ります。
今が一番素敵との思いを込めて。

素敵な友人達

2013-04-04 06:55:23 | 

一昨日のお昼時、親しい友人達6名によるお食事会がありました。

連日、花冷えで冬のような寒さでしたが、この日は冷たい空気が幾分和らぎ、、一層嬉しい日となりました。

孫達が帰った翌々日で、鏡に映る自分の顔は、まだ明らかに疲れた表情。

でも、数十年のお付き合いになる方々ばかり。

同じような価値観を共有する気の置けない、心から信頼できる友人達です。

疲れたなどと言っておられません。

去年は風邪で熱を出したり、急用でお誘いを間際になって止むを得ず、二度もお断りしてしまった私。

そのお詫びも兼ねて、今年はぜひ我が家にもお招きしたい、と願っています。

 

               

 

その日までにやり遂げておきたい家の補修があるのですが、去年から予定しながらまだ手を付けていません。

それが終了すれば、の心づもりでいます。

数日前、いつもお願いするリフォーム会社に電話をかけたばかり。

玄関ドア脇の灯りも、コードがむき出しになり壁にぶら下がったまま。

生活が落ち着きを取り戻してきましたので、一気に修理、補修などするつもりでいます。

この調子ですと、まだ当分忙しそう。

頑張らなければ・・・・・

この詳しいご報告は、いずれまた。

 

お話しを友人とのお食事会に、また戻します。

わき道にそれて、すみません。

場所は、最寄り駅の近くにある「梅の花」。

お豆腐専門のお食事処です。

 

お仲間のお一人がパーキンソン病を患っておられ、お体が不自由な身でいらっしゃいます。

そのため、その方のご近所ということで、ここに決まりました。

私の住まいも同地域です。

私の体が数年前の体調にほぼ戻った今、この集いの一度は、毎年我が家でどうぞ、とすら今は思っています。

 

Uさんは、その病を患われて既に十数年が経過され、進行は遅いものの徐々に筋力が衰え、体の傾斜が強くなってこられました。

杖を突かれた痛々しい姿は見るに忍びないものがありますが、とても明るく弱音は一切吐かれません。

周りの方々への優しい気配りも欠かさない方です

自分の運命を素直に受け入れ、その中で精一杯明るく生き、充実した日々を紡ごうとなさっています。

私の目には、そのお姿が神々しくさえ映り、生きる勇気を頂いてばかり。

「私は重い病に見舞われたなら、Uさんのように強くいられるかしら?」などと申しますと、

「私はそんなに強い人間ではないの。裏では色々あるの。でも人間いざとなれば逞しくなれるものだから、心配しなくても大丈夫よ」

と、おっしゃってっ下さいます。

お元気な頃はブテイックでお手伝いをなさっておられたこともあり、お洋服のセンスも抜群。

病弱のお体ながら、お洒落にも余念がありません。

 

誰しも、いつまでも健康でいられるものではありません。

そのような事態に近い将来なる事を覚悟して暮らしている身には、Uさんの明るく生きる気丈な姿勢は、まさにお手本そのものです。

今も今後も、私の心の支えと励みにになってくださる方ですから、感謝の気持ちなくして見つめる事はできません。

 

               

 

Uさんだけでなく、他の友人も、心から敬愛する素敵な方々ばかりですが、今日は、さらに三名の方を多少詳しくご紹介しましょう。

或る方は私より数歳年上で、70代になられます。

そんなお歳にもかかわらず、ラジオのアメリカンカントリーが主の音楽番組で毎週一度、レギュラー出演なさっています。

流れる曲にまつわる、思い出話や感想を語られのです。

英語は苦手で、歌詞が理解できない曲もたくさんおありとか。

でも、その方の感性で受け止めた思いをしゃべってしまうのですから驚きです。

当たり前のことを話すのではなく、Iさんならでしか語れない個性的な内容が、きっと好評を博すのでしょう。

一応シナリオは出来上がっているそうですが、その通りに番組は進行しないものらしく、生放送の緊張感たるや大変な事のよう。

取材旅行で、いろいろなところを飛び回り、最近もラスベガスに赴かれたようでした。

手芸もお得意で、教室も持たれ、NHKの番組にも出演されたこともあるほどの腕前でいらっしゃいます。

 

久しぶりにお会いすると、手を握り締めて喜んで下さるような、とても気さくな奥様。

大手商社にお勤めだった旦那さまを十年前に亡くされ、今はお一人身。

70代にもなられますのに、そんなエネルギーがどこから湧いてくるのでしょう?

私はただただ感心するばかりです。

 

もうひと方のエネルギッシュなお暮らしにも、私は驚き敬服しています。

旦那様は実業家で、奥様もその右腕となり、素敵なスーツを身にまとい東奔西走のお出かけで、ご活躍の様子。

それでいて、お料理もお得意。

主婦業も見事にこなされています。

今回の集いも、多忙なお暮らしにもかかわらずお時間を割いて、おいで下さいました。

途中で、また約束のお仕事があるから、と抜けてお帰りになられました。

その颯爽としたお姿と自信にあふれた語り口には、私はうっとり聞き惚れるばかり。

話題も社会的な事が多く、井の中の蛙的暮らしをしている私の視野が広がります。

 

               

                                                   素敵な友人達

 

素敵な友人ばかりで、お会いする度に皆さんのお暮らしぶりに触発され、励まされる思いがしています。

毎日、我が家で平々凡々と暮らしている自分の所在のなさを痛感させられますが・・・・・・

この集いのメンバーの方から(今回はご都合が悪くて参加されませんでしたが)頂いた年賀状に、次のように書かれていました。

「主婦の鑑として、とても尊敬しています」

こんなこと、ここにご紹介するのは、大変おこがましく恥ずかしい事と十分承知しているのですが・・・・・・

大人気なくて、すみません。

日頃が、余りに行動半径の狭い変哲のない暮らしをしているために、自分に自信などまるで持てなくて・・・・・・

社交辞令のお世辞とは分かっていても、本当に嬉しい言葉でした。

私は、主婦業くらいしか取り柄がありませんものね~(笑)

 

今回お会いしたメンバーの方ではありませんが、もうひと方、素敵な友人をご紹介します。

ご主人は大企業の副社長まで勤めあげられ5~6年前にご退職なさったのですが、友人の奥様は、今もなお、国際機関で働いておられます。

私は身内のように心を許せる親友ですが、今はお仕事と両家の母上様のご介護で多忙を極めたご生活。

ご主人様は主夫を引き受け、介護施設に入所しておられる母上さまを毎日、見舞っておられます。

このご家族に私達親子はアメリカ在住時、大変お世話になり、ご恩は一生忘れることはないでしょう。

 

私は誠に平凡な暮らしながら、良き友人に恵まれ人生を過ごせる幸せを思わないではいられません。

昨日で69歳となり、60代最後の年を迎えました。

娘達からも「おめでとう!」と元気な声をかけてもらいました。

来週の土曜日に、お誕生会を開いて祝ってくれるそうです。

家族、素敵な友人達、ブログも励みにし、60代最後の真っ白なカンバスに、どんな絵を描きましょうか?

健康に留意し、充実した自分らしい暮らしを紡ぎたいもの、と強く願っています

 

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