今日が一番素敵

丁寧な暮らしを心がけながら、日々、折々のの心模様を素直に語ります。
今が一番素敵との思いを込めて。

花壇の手入れに心和む日々

2012-01-18 07:20:15 | ガーデニング

土壌が凍てつくような寒さながら、庭の花壇の草花は、その冷たさを振り払うかのように、凛と咲き続けています。
その健気な姿を見るたびに、心が和み、弾み、ガーデニングのひと時の幸せを噛みしめます。
とは言え、私のガーデニングは、半ば他人任せ。
恥ずかしい限りです。

しかし、ガーデニングの作業の姿勢は、今の私には一番辛いこと。
同じ姿勢を、多少長めに持続すると、途端に首が痛く辛くなります。
ガーデナーさんに年4回のお庭の管理を依頼すると言った思いがけないアイディアーが、私の心に思い浮かばなかったなら、我が庭は、どうなっていたことでしょう。
恐らく、見る影もないほどに荒れ、さびしい姿になり果てていたに違いありません。
人件費は、決して安くはないけれど、私は大切な余裕資金の一部を、このことに注いで、正解だった、としみじみ思うこの頃です。

初孫のR君誕生の際に、その当時高島屋の別館で営業していた第一園芸に、庭のリフォームをお願いし、見事に生まれ変わった我が庭を見て、私は大感激したものでした。
でも、ものぐさなところもある私ですから、せっかく美しく変貌した庭を、日々手入れに励み、そのままの状態で持続とは、到底まいりませんでした。
しかしながら、ハード面での充実においては、消耗品ではないために、今なお、その良さを失わず、我が庭に、素敵な雰囲気を醸しだしてくれています。
そして、努力次第で、ささやかなイングリッシュガーデンも夢ではあり得ない、との希望を抱かせてくれるのです。

でも、いかんせん、お庭が狭く、限界がありそう。
和室前の坪庭も含めますと、面積自体はほどほどありますが、奥行きのない横幅が長い庭なんですね~
この形状の庭で、イングリッシュガーデンを実現するには、多少無理がありそうな感じでした。

先日、ガーデナーのHさんと久しぶりにお話しした際、私の希望も多少取り入れてもらいたいとの考えから、次のようにお話ししました。

「今のところ、我が家の花壇は、背丈の割と低い草花が、いろいろミックスされて植えられている感じがしますが・・・・・・
次回の植栽の際には、同じ草花を、こんもりと一か所にまとめて植えるスペースを作っては如何でしょうか?」と。

「背丈が割とあって、風に揺れる風情を楽しめるような・・・・・・」

そのように申し上げたところ、次のようなお答えが返ってきました。

「Nさんが望まれるのは、イングリッシュガーデンですね。イングリッシュガーデンは、一般には、春、夏、秋、冬と季節毎のスペースがあり、そこにシーズンにあった同種類の草花を植えます。
しかしお庭が広くないと、それは無理ですし、同種類のものを十分な場所を取って植えると、それが終わった時、そのスペースがぽっかり空いてしまいますから、なかなか難しいですね」と。

私は半ば納得。でも、移植という手もあるのでは、とまだ希望は捨てていません。
もう少し、体調がよくなれば、植える草花の選択にも、自分も積極的にかかわりたい、との思いも幾分あります。

Hさんとお話しした際、もう一言お願いをしておきました。
「私は、マーガレットが大好きなお花ですから、春にはぜひ、この方法で植えていただけると嬉しいです」と。

他人任せながら、夢は広がる一方です。

先日ブログでも触れたオブジェも二つ届き、庭に設置されました。
ところが、思ったより大きくて、目が慣れるまで、多少の戸惑いもあり、悩みました。
Hさんも、注文しお店に届いた物体を見て、思いの外大きくて、我家の庭とのバランスを幾分心配なさったようでした。
搬送されてきた日は、ご都合が悪く、植木屋さんのみでしたので、今週末まで検討期間で、キャンセルも可能です。

しかしながら、植木屋さんが、トレリスとのバランスも取れていて、とてもいい感じですよ、と言われたように、私も最初の戸惑いが次第に薄れ、愛着が日毎に湧いてきています。

心持大きめだけれど、そのどっしりした重量感、テラコッタの素朴さ、おおらかさ。
庭の真正面に二つ据えられ、その姿は、まるで我が家の守護像のごとくでもあります。(笑)
眺めていると、その温かな風合いと素朴さが、とても心を和ませ、落ち着かせてくれるのですね~

Hさんと植木屋さんが、おっしゃるには、
「風雨にさらされるうちに、テラコッタの色が変わっていき、もっと趣が生まれてきますよ。
苔もつき、下草や、樹木の緑もかかり、その陰影で、いっそう素敵に感じられるようになります。」と。

確かにその通りだと思いました。

まだまだスタートしたばかりの我が庭。

今後の成長に夢を託し、私の暮らしの大いなる癒しとして、楽しみましょう。

凛とした寒空の下、私は毎日お庭に出、極めて短時間ながら、花がらを摘んだり、水やりをし、思いがけない充実した老後の楽しみに、心を弾ませています。

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