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今日が一番素敵

丁寧な暮らしを心がけながら、日々、折々のの心模様を素直に語ります。
今が一番素敵との思いを込めて。

続 K君が大活躍の運動会~おばあちゃんの大失態

2017-10-06 07:12:07 | 

今日も、孫の運動会のことを語ることに致します。

秋日和の柔らかな日差しに包まれて、開会式が始まりました。

式における、K君の見事なスピーチに、感動した私です。

いつか、テーブルの上に置かれた下書きを読みました

その挨拶文を、K君が一人ですべて考えたと聞いたときは、信じられないほどでした。

私にとっては、まだ可愛いだけの存在のK君ですが。

見た目よりはるかに、K君は成長しているのだ、と改めて実感しました。

 

一年生のかれんちゃん 入場行進です。

 

挨拶文だけでなく、語る口調が、とても温かで優しい。

実に澄んだ声で、天まで届くよう。

亡き夫も耳を澄まして聴いてくれたことでしょう。

一体、この才能は、だれに似たのかしら?

 

パパ、ママは、開会式後、会う人にことごとく、K君の挨拶を褒められたたようです。

テントの敬老席から、K君が立った檀上は、すぐ傍。

ですから、挨拶をする前のK君の様子も、よく見て取れました。

ニコニコしていて、緊張している様子では全くなかったので、私もハラハラドキドキすることもなく、落ち着いていられました。

 

 

お昼食の時、K君に、褒め言葉を一杯浴びせたバアバです。

緊張しなかったの、と尋ねると、

「全然。でも、徒競走の前は胸がどきどした」との答えが。

意外な答えに、そうなんだあ~、と私は頷いて、お疲れ様の気持ちで一杯になりました。

 

音楽隊の指揮もして、お兄ちゃんの活躍振りが凄かったので、妹のかれんちゃんが、少々その陰になってしまった感は否めなくて、申し訳なかったです。

 

 

小学校初めての運動会でしたのにね。

かれんちゃんも、一生懸命頑張りました。

ダンス、玉入れ、徒競走が一年生だけの種目。

 

1年生の玉入れ

 

午後からの徒競走の、順位予想をお昼食の時、かれんちゃんに尋ねたときのこと。

お返事がなんとも可愛く、ユーモアたっぷり。

「一位でもなく二位でもなく三位でもなく、一番びりのショボ!」

ショボにみんなで大笑い。

いつもひょうきんで、ユーモアたっぷりのかれんちゃんです。

でも、予想のびりではなく四位に入り、健闘しました。

 

一番後ろを走るのがかれんちゃんです。

 

かれんちゃんの競技では、ここで触れるのも恥ずかしいような大失態をしてしまった、ばあばです。

居眠り運転の事故はこのようにして起きるのだと、思い知らされるような事でした。

本当に書くのが恥ずかしい。

かれんちゃんにも秘密にしたままです。

 

午前中の種目の八番目の一年生の演技種目のダンスが始まる直前の事。

私は、居眠りをしてしまったのです。

ぽっかりとその時間帯が抜けてしまって、目を覚ましたのは、そのダンスが終了直後。

如何に強い睡魔に襲われても、孫の演技となれば、思いの強さで乗り越えられるものですよね。

ところが睡魔に見舞われた覚えさえ全くなく、コトンと無意識の世界に。

目覚めた時の悔しさは、言葉では表せないほど。

地団太踏を踏みたいほどでした。

 

 

朝、3時前に起床して巻きずしをこしらえたせいかもしれないけれど、本当に情けないばあばです。

しばらく、その悔しさと残念さが拭い切れませんでしたが、何とか元気を取り戻し、その後の子供たちの競技を心から愉しむことができました。

 

お兄ちゃんのK君の競技種目は、徒競走のほか、騎馬戦と、組体操。

騎馬戦は、赤白団体の闘い意外に、個人戦もあり、本当に見ていて楽しい種目です。

組体操は、事故が心配で年々、演技が地味になっていく傾向があるようですね。

この学校もそれに違わず、大きな演技はなかったけれど、やはり見ていて、心から愉しめます。

双眼鏡を忘れた私は、K君の姿が目になかなか入らなくて、困りましたけれど。

 

 

孫たちの参加種目ではありませんでしたが、私は小学校の運動会で一番好きな種目は、リレーと、5年生演技のソーラン節。

子供たちが民謡を踊る姿を目にすると、いつも熱いものが込み上げてしまう私です。

ちょっと大げさな表現ですが、ナショナリズムの高揚感に浸ってしまって。

この子たちが将来の日本を背負って活躍するのね、と思い、心からの声援を子供たちに贈りたい気持ちで一杯になってしまいます。

私は、毎年同じ感想を述べていますね。

 

 

運動会は、プログラム通り、順調に進行していきました。

いつも以上の盛り上がりでした。

何故って、紅白の得点差が僅差。

最後の数種目前は、なんと同点。

最後の二種目、紅白対抗リレーと大玉送りで、かろうじて赤組の勝利。

K君もかれんちゃんも赤組でしたから、本当に嬉しく安堵もしたばあばです。

 

 

校長先生のお言葉によると、欠席者はゼロ。

全校生徒参加の運動会だったとのこと。

私がお世話になっている整体師さんが、

「~小学校の捻挫をした5年生が、運動会に参加したいからと言って、当院に通っていますよ」

と言われていました。

その子は、治療のお蔭で運動会に間に合ったのでしょう。

五年生の徒競走で、脚をかばうようにして走っている子がいました。

私はその子だと確信し、「良かったわね~。運動会に参加できて」と、わが子のように嬉しく思いました。

 

生徒全員参加で、一人ひとりがみんな輝いて見えました。

先生方の眼差しの温かさも、印象的で、まとまった本当に良い運動会だった、と思います。

K君、かれんちゃん、お疲れさま。

 

数日前、次女宅で、K君の机の上を整理しているときに、原稿用紙に書かれた、下記の文章が目に留まりました。

この目標通り、頑張れたK君に、心からの拍手を送ります。

タイトルは、「六年生としての決意を表そう」というもの。

学校への提出物だったのでしょう。

先生の赤い傍線がありました。

 

「いろいろなことに挑戦し、自分から行動して、あきらめずに努力することで、たくさんの場面で活躍したいと思った」

 

K君の言葉を最後に、孫の運動会の記述を終わります。

 

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K君が大活躍の運動会

2017-10-04 07:09:34 | 

秋気澄む、さわやかな今の季節。

孫たちの運動会は、祖父母にとっても、一大イベント。

童心に返って、心から愉しめる行事の一つです。

特に、今年の次女の子供たちの小学校の運動会は、特別。

何故なら、孫息子のK君が、実行委員長でしたから。

塾に通いながら、運動会の企画、運営に当たっての準備でいろいろ苦労もあったでしょうに、いつも変わらず穏やかで、元気なK君です。

 

いよいよ運動会の当日になりました。

私は朝早くから起き、巻きずしを作り、お重箱2段に詰めて、お出かけ。

お天気は秋晴れとは言えず、薄日の柔らかな日差し。

年寄りが戸外で過ごすには、絶好の気候で助かりました。

 

 

 

娘に強く勧められ、敬老席に座ることに。

年齢と言い、今はさらに足を悪くしている我が身。

娘に言われるまでもなく、その席に腰かけるのが当然の事ですのに、なんだか抵抗があって。

Mちゃんに勧められた時、座りたくない、と言って一瞬辞退した私です。(笑)

 

でもやっぱり、その席に腰かけることに。

前列から二番目の、とても良い席を確保。

席に着くと、数分後に、義父母様も見え、三人揃って並び、運動会の開会式を待ちました。

孫たちへの期待に溢れた言葉で、和やかに談笑。

夫がいないのが寂しかったけれど、天国で、見守る姿を想像していました。

 

 

 校庭を横切った先にある校舎の屋上から下げられた三本の垂れ幕。

そこにに書かれた言葉のなんと素晴らしい事。

・・・・・・・(とても残念ですが、言葉は伏せました)

色々心配になりましたので

 

この今年のスローガンも、K君たち、企画委員会が、考えたとのこと。

K君は、運動会のみならず、年中の行事運営の委員長のようです。

この四つの言葉にとても感動した私です

私は、今後の暮らしを照らす言葉にして、心の励みにしようとさえ、思いました。

 

希望に一歩でもとどくように、全力で、日々を送りたい。

常に輝いた心で。 

私が勝手につなげたものですが。

何だか、とても納得です。

 

小学生で、こんな良い言葉が心に浮かぶなんて、本当に頼もしいかぎり。

この言葉通り、ひとりひとりがtとても輝き、盛り上がった、素晴らしい運動会でした。

その運動会の様子の記述は、明日に回させていただきますね。

 

スローガンの言葉と全体的にも、フィルターをかけました。
まともな画像はお弁当の写真だけです。
とても残念ですが。

 

        

 

一人暮らしで、痺れた脚が気になり、遠出も迷ってしまう最近の私。

益々平凡な暮らしとなり、ブログの話題に事欠いてしまいそうです。

それを避けるためには、書くことをできるだけ一点に絞り、短文で終了することだと思いました。

 

スケッチ風に書いていくのが私の今の目指す目標だけれど、そんな文章が私に書けるかしら。

自信は全くないけれど、そういう風にしないと、ブログ綴りが続けられなくなりそうですから。

頑張ろうと思います。

 

今日はとても忙しい一日になりそう。

朝早いうちに、できれば夕食のお料理を数品作り、次女宅に届け、デパートに出かける予定です。

デパートでしか購入できない化粧品が切れてしまいました。

ご近所の小さなお子様にプレゼントを差し上げたくて、その品定めも。

他にもいろいろあって。

そして三時前には次女宅へ。

孫を塾に送り出したなら、一仕事して、整骨院へ。

 

今のわが身を思うと、明らかに行動量が過多、と分かっているのだけれど。

どうしても今日中に済ませたい用事なので、途中で休憩を入れながら、頑張ってこようと思います。

10月3日 朝の記述

 

日は変わって、今日は10月4日。

今日も、秋のさわやかな気候のように、凛とした清々しい心で、元気に過ごしてまいりましょう。

 

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R君の健闘を祈って・・・・・ 追記あり

2017-06-26 07:30:53 | 

入梅後も、ほとんど雨が降らない当地。

このままでは、暮らしに弊害が出てくるのでは、と心配になるほどです。

どうなることでしょう。

気温もあまり高くないせいか、暑さは今のところ、さほど体に応えません。

ここ数日が、今年一番の暑さのように感じました。

 

上の文章は、昨日の早朝の書き出しです。

その後、日中、お湿り程度の小雨が降りました。

 

週末の土曜日も良いお天気で、青空の広がる一日でした。

午後前に家を出て、長女の孫娘、さくらちゃんの学校の吹奏楽部のサマーコンサートに出かけてきました。

入学後このクラブに入部し、サックス演奏を手掛け活躍するさっちゃんです。

 

 

ひと月半ほど前にはこの学校で、母の日のイベントがあり、その会場で、ショパンの幻想即興曲を演奏したばかりのさっちゃん。

こよなく音楽を愛し、健やかに成長するさっちゃんの事は、何も心配していない私だけれど。

 

 

お兄ちゃんのR君の事は、私は心配でなりません。

長女のMちゃんとサマーコンサートを愉しんだ後、学校の近くのカフェで共にお茶をし、1時間くらいお喋りをしました。

娘はあまり話題にしたくなかたようだけれど、私が気がかりで仕方なく、R君の話に終始したひと時になりました。

高三になり、受験が目前なのに、勉強意欲が未だに湧かないR君のようです。

何故でしょうね~。

パパ、ママは優秀で、勉強で苦労をしたことがほとんどありません。

そのため、ヘルマンヘッセの小説のタイトルの如く、「車輪の下」の重圧があったのでしょうか。

多少鬱気味のところがあるのでは、と話を聞けば聞くほど、心配になります。

 

私の高校時代に、なんだか似ている様に感じられるR君。

私は、心が弱かったこと、体力が続かなかったこと、が一番の理由ではなかったかと今になると思うけれど。

大学受験は、ある意味で挫折の苦い経験を持っています。

但し、R君と異なる点があります。

意欲がなかったわけではありません。

無力感と焦り、焦燥の中で苦しみ続けた私でした。

そのため、成績に激しい波があり、とても良い時もありました。

それも中学までの事かもしれませんが

 

その波のどん底が高校の二年生から三年生の頃でした。

一時は、登校できなくなってしまいました。

今の言葉で言えば、鬱の症状だったのかもしれません。

 

とても学業優秀だったR君のママ

 

有難い事に、高校三年間の担任だったH先生が、それなりに有名な私立大学に、私の推薦状を書いて下さいました。

そのおかげで、受験勉強らしきことはほとんどしていませんでしたが、無事に大学に入学できた私です

それに気を良くたのでしょうか。

身勝手な私を、今更ながら恥ずかしく思いますが。

アップダウンの激しかった私は、また学習意欲が湧いてきました。

私は全く知らない事でしたが、推薦入学だと、その生徒の成績が卒業した高校に通知されるようです。

わたしの母に、H先生からお知らせがありました。

「推薦した甲斐がありました。優秀な成績の報告が大学からありました」と。

 

でも相変わらず気持ちに激しい波があった私です。

単位を落としたりもした事もありました。

その大学時代の私を支えてくれたのが、良き親友二人。

絶対的な信頼を寄せていた彼女たちの優しさと明るさに励まされ、元気づけられ、何とか無事に大学を卒業できました。

 

今、私と似た症状に陥っているR君ですが、私の方がまさる点もあれば、R君の方がまさる事もあります。

それは粘り強い生き方をしているところ。

毎日休まずに学校には通っているし、友人との付き合いもうまくいっているようです。

問題は勉強意欲が湧かない事だけ。

娘なりに、他にも気がかりなことはあるようですが。

慶応の工学部の教授だった私の同窓生に、数学の家庭教師を頼んだところ、R君の第一印象は、頭はいい、理解力も早いだったのですけれどね。

 

難関中学の受験を突破した頃のR君。
新しい制服を着て。
夢をもってこれからの人生を逞しく歩んでほしいものです。

 

私は未成熟な心のまま、夫のもとに嫁ぎ、長年をかけて、次第に逞しい女性に成長していきました。

50代の頃でしたでしょうか、

妹に、「今のお姉さまは、若い頃とは別人のよう」と言われたものです。

夫は家事はむろん育児その他あらゆることを、すべて私に一任する人でした。

そのおかげで、私は強くなれました。

ですから、今のR君の状況をとても心配はするものの、即効果が出るような良い解決法を思い浮かばず、残念です。

唯々心配するばかりのバアバです。

 

何か良い対処法はないものかと、一昨夜は家事をしながら、考えてばかり。

お茶のひと時には、差し出がましい話をし過ぎて、娘に疎んじられてしまっちゃったかしら?

 

私はいつも自分の弱さを見つめながら生きてきました。

自分に自信が持てませんでしたから、育児書や修養書の類の書物は良く読んだものです。

娘達に、「ママはこういった本が好きね~」と時々からかわれました。

未だに試行錯誤ですが、その努力が実っているのか、今の自分が一番好きと言えます。

 

R君もいろいろ迷いながらも、日々一刻一刻を大切にして悔いのない青春を送ってください。

そして今の自分が一番好きと言えるようになってくださいね。

 

目を輝かして前向きの心で、生き生きと毎日を送れる日が、R君に一日も早く訪れますように。

私はひたすら祈って止みません。

 

追記

大変迷ったのですが、しばらくお休みいたします。

ご訪問下さる方々には、誠に申し訳ありません。

連続投稿は、体力的にも精神的にも、負荷が大きすぎて、やはり私の身には無理のようです。

頚椎症の再発らしき症状も今日は出ていて、ちょっと心配ですし。

私らしい暮らし方が最近できていない。

そんな反省もしています。

 

以前のように、しばらくのんびり気ままに綴り、またまとめて、数週間後に更新させて頂きます。

妹との楽しかった箱根旅行や、親友ご夫婦を我が家にお招きしたこと等、特記すべきことを残してのお休みで心残りですが、仕方ありません。

次回更新の時に、お話ししたいと思います。

 

梅雨明けまでは、しばらく気候不順のお天気のことでしょう。

一方では雨に洗われた緑が一層輝きを増し、アジサイの美しい季節ですね。

皆様、暑い夏に備えて、体力を養いながら、素敵な日々をお過ごしくださいませ。

 

思いがけなく、連日、多くの温かな応援をいただきましたことにも、改めてお礼を申し上げます。

本当に有難うございました。

ではまた、お目にかかれます日まで、ごきげんよう。

 


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心から愉しんでくれたかしら?

2017-06-23 08:02:33 | 

かれんちゃんの[ママとパパに会いたくなっちゃった」の一言で、私は一瞬、不安に陥りました。

かれんちゃんは、単純に大喜びしているわけではなさそうです。

そういえば.、思い当たることがありました。

おうちにいる時も、似たような事を言ったからです。

わたしとの動物園行きが決定したときも、「ママも一緒に行こうよ」と誘ったかれんちゃんでした。

 

かれんちゃんは、もしかすると、他の孫たちが幼い時のように、私にまだ完全にはなついていないのかもしれません。

その距離は、一時期より、急速に縮まってはいますが。

 

この子が誕生したとき、私は癌を患う夫への気遣いと介護に追われる日々でした。

孫の相手をする時間はあまり持てませんでしたから。

幼い時の親密な接触は、絶対的信頼を築く土台になるのかもしれません。

他の孫たちと違って、その点が心もとない私とかれんちゃんの間柄です。

 

キリンさんを背景に

 

ですから、私との二人きりのお出かけに、心細さを覚えるのは仕方ないことなのかもしれませんね。

園内にいる時にかれんちゃんが口にした意外な言葉に、バアバの胸は一瞬、キュンとなったことが他にもあったのですよ。

後になって振り返ると、他愛のない笑い話のような事なのですが。

このお話は、後半で致しますね。

 

到着時、とても静かで、人影がほとんどみられなかった動物園も、次第に行き交う人たちに時々出会うようにになりました。

それと共に、かれんちゃんの気持ちも落ち着いていったようです。

バアバは、まずは一安心。

その後は二人で、楽しいおしゃべりを交わしながらの園内巡り。

 

入場し、バスで最初に向かったのは、正門からだと一番奥にある、名称「アフリカの熱帯雨林」と「アフリカのサバンナ」。

サバンナでは、名の通り、アフリカ草原をイメージできるような広々としたエリアに、子供たちにも人気の高い動物がたくさんいました。

キリン、シマウマ、サイ、トラ、ライオン等々。

都内にある上野動物園などとは異なり、広大な敷地のズーラシア動物園ゆえ、サバンナエリアは、まるでアフリカの草原と変わらない雰囲気。

 

 

かれんちゃんに、私は言いました。

「とてもいい雰囲気ね~」と。

大きな樹木の下でキリンやシマウマ、サイなどの動物たちが、昼下がりのひと時を仲良くのんびりと過ごしているかのように見えたからです。

そののどかで平和な光景は、アフリカの草原そのもののように感じられました。

 

 

子供の反応って、意外感があり、興味深く、実に新鮮です。

「ママ、パパに会いたくたくなっちゃった」も、そうですが。

実は「雰囲気」の言葉が、かれんちゃんの心を強く捉えたようです。

その後、幾度もこの言葉をかみしめるかのように、繰り返し言いました。。

「さっきはいい雰囲気だったね、ばあば」と。

 

 

ところが、この言葉を違う話で突然持ち出したときには、バアバは、また一瞬ショックを受けてしまって。(笑)

このお話は、前述したように後半でご紹介します。

 

アフリカサバンナで一番印象に残ったのは、やはりライオンでしょうか。

目前で見られたせいかもしれませんが、「百獣の王」と言われるだけの事はあると、改めて思いました。

顔つき、毛並み、風格、威厳のある佇まい、すべてがひときわ優れている感じでした。

孫と二人で見入って、私は感服してしまいました。

 

 

アフリカ熱帯雨林とアフリカのサバンナエリアを観終わってから一休み。

ママが書き留めてくれた地図で指定されているレストランで、昼食を取りました。、

熱中症にならないように、水分補給は気を遣っての散策でしたが、ここでも飲み物やカキ氷で、元気復活。

仮眠も、十分足らずですが取ることができました。

束の間でも眠れてよかった。

体力復活に、絶大なる効果がありますから。

 

無防備な私。かれんちゃん撮影。
二人で見て大笑いでした。

元気復活した私
かれんちゃん撮影

 

このあと園内バスに乗り向かったのが、アマゾンの密林と日本の山里エリア。

不思議なもので、私は日本の山里エリアに入ると、気持ちがとてもリラックスして、落ち着きました。

動物たちも、良く見聞きするいきものばかりだからでしょうか。

 

雨に洗われた日本的な林の滴るような緑の木漏れ日にもなんだか、他の林以上に感激。

見た動物は、コウノトリ、マナヅル、ヤマネコ、二ホンアナグマ等々でした。

 

目的は動物の見学でしたが、かれんちゃんが一番喜んだのは、途中にあった広場のプレイパークの乗り物。

駆けまわって、すべての乗り物に挑み、楽しんでいました。

元気いっぱいの姿に、目を細めて見入るばあばでしたが。

余りに駆け回るスピードが速いため、一瞬姿を見失うこともあり、緊張しましたけれどね。

 

 

夕暮れが次第に近づいてきました。

できることなら正門から程遠くないところにある、アジアの熱帯林エリアに行き、象さんを見て帰りたいところ。

ところが帰り道がよくわかりません。

勘でもって適当に歩いていれば、園内バスの乗り場に行き着くでしょう。

そう思った私は、自信はないままでしたが、かれんちゃんとまた木漏れ日の美しい林の中を歩き続けました。

途中、動物もいろいろ見ながら。

随分歩いたようです。

途中に、二か所ほどバス停もありましたが、すでに最終バスは通り過ぎた後。

乗り場は閉じられていました。

正門まで歩くしかなくなってしまった私達。

勘を頼りに、またてくてく、てくてく。

かれんちゃんは、弱音一つはかず、頑張りました。

 

ところが何としたことでしょう。

かれんちゃんがとても喜んだプレーパークのところに、また戻ってしまったのです。

でもその後、人に尋ね、またてくてく歩き、何とか正門前に戻ることができました。

 

 

私は歩くのがもうやっとと言っていいほどへとへとに疲れていましたが、かれんちゃんのために、象さんを今日の動物園の有終の美にしたかった私。

けれど象さんのいる、アジア熱帯雨林は正門の近くとはいえ、おそらくまた広い敷地でしょう。

ぞうさんにたどり着くには、時間がかかりそう。

半ば諦めていた私ですが、動物園の係員らしき人に尋ねると、「すぐそこですよ」との返事。

意外なお返事が嬉しくて、元気復活で心弾む思いに。

期待通りの大きな象さんに、最後に巡り会えた私達。

目が優しいゆったりした象さんの動作を見ていると、それまでの疲れが癒されるよう。

かれんちゃんも大満足している様子でした。

 

 

でもかれんちゃんは、私との動物園行きを、心から愉しんでくれたでしょうか。

「楽しかった?」と時々尋ねると、バアバの質問への反応が、今一つ。

園内を歩いている時、かれんちゃんが突然言いました。

「ママやパパ、ニイニにと動物園に行くといい雰囲気なんだあ~」

 

私の胸はまたキュウン~、となりました。

精一杯頑張っているつもりのバアバだけれど、いい雰囲気ではないのかしら?、とひがみ心がちょっぴり頭をもたげた一瞬でした。(笑)

でも帰宅して、思い出しました。

かれんちゃんの心をとらえた私の言葉「雰囲気」の事を。

この言葉の適切な使用に、心から感心した私です。(笑)

 

いくら対抗しても(笑)、家族にかなうはずがありませんものね。

率直なかれんちゃんの子供らしい表現も、後になれば、愛おしい。

かれんちゃんは、きっと喜んでくれたに違いない、と思うことにします。

 

心配したお天気にも恵まれ、偶然の事でしたが、最終バス5分前に、駅行きのバス停に到着でした。

この幸運は、もしかすると夫が見守っていてくれたお蔭かしら。

園内で、そんなことを感じさせる印象的な出来事もありました。

 

明日、そのお話ができるといいのですが、この週末は長女宅の孫娘のイベントがまたあり、忙しいため、数日お休みを取らせていただくかもしれません。

皆様も、明日からの週末をお楽しみくださいね。

 

 
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孫とお出かけの至福のひと時~ズーラシア動物園へ

2017-06-22 07:21:17 | 

週明けの月曜日。

心配したお天気は、出かける頃には快晴。

四月の旅行の時も、奇跡的な天候の激変で、良いお天気に恵まれた私です。

再度の幸運に、心から感謝の日でした。

梅雨間ながら、湿度も高くなく、とても爽やかな気候。

正に行楽日和で、老いた身には、本当に助かりました。

 

お出かけ先は、ズーラシア動物園。

学校が振替休日の次女家の孫娘かれんちゃんが一緒です。

K君のママが、動物園までの利用交通機関と園内の順路まで紙に詳しく書いてくれました。

それを手に持って頼りながらの見学。

私の服装は、前日の次女宅での夕食時に、「今日の服装は、動物園にピッタリじゃあないですか」とお婿さんに言われた、水色の七分袖のオーバーブラウス。

柄が、象やキリンさん。

数年前に購入したものです。

迷っていた服装が、お婿さんの一言で、決定でした。(笑)

 

この日はかれんちゃんが、カメラマンになって撮影を引き受けてくれました。
そのため、私の写真もたくさんあります。
この画像も、かれんちゃんの撮影です。
オーバーブラウスの動物の柄、分りますか?

 

私の服装はともかく、かれんちゃんの服装の何とファッショナブルなこと。

ファッション雑誌の子供服さながらの装いで、会った時、思わず「可愛い!」と言いました。

小物まで色が統一されていて、ママのこだわりが見て取れます。

普段とは大違い。(笑)

 

 

無事、動物園に着き、いよいよ園内の見学スタートです。

当園は、私は三度目くらいかしら。

かれんちゃんの方が、この動物園の事は詳しいはず。

そう思った私は、パパに、明日は「かれんちゃんに案内してもらうわ」と言いました。

すると、「いやそれは、まだまだ無理でしょう」と。

 

私は、大人が子供に頼るのは、教育効果大だと、若い頃からの信念があります。

娘達には、「演技でいいからそうしなさい」と、時々言っているほど。

このお話はまたいつか。

 

ところが、かれんちゃんのパパの言う通りでした。

 園内バスで目的地に着き、散策をはじめて間もなくの事。

15分足らずだったでしょうか。

頼るどころか、なんとも幼い子供らしい言葉が、かれんちゃんのお口から、飛び出しました。

「何だかパパとママに会いたくなっちゃった」と。

その理由は、すぐ察しがついた私です。

 

 

かれんちゃんは振替休日でしたが、登校日の月曜だったため、就学童らしき子はまるでいません。

そのためでしょう、動物園はとても空いていました。

私達が園内バスを降りて林の道を歩き始めたとき、人影はほとんどありません。

かれんちゃんは、その様子を見て、なんだか心細くなってしまったのでしょう。

それに、同伴者がばあばでは、頼りなかったのかもしれませんね。

私は、かれんちゃんを頼るどころではなくなってしまいました。

 

とてつもなく広い動物園。

広大な敷地に、森のような林。

その中に距離を置いて、動物の居場所の住処が点在しています。

すぐには動物には会えません。

 

このあたりの道で、「ママとパパに会いたくなっちゃった」でした。

 

ママとパパに会いたくなってしまったかれんちゃんの気持ちを引き立たせ、如何に今日のお出かけを愉しんでもらうか。

いよいよ頼りないバアバの奮闘記となります。

この続きは次回に。

 


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愛しい一枚の絵葉書

2017-06-21 07:08:43 | 

次女宅で塾に出かける前のおやつの用意をし、二人でおしゃべりしているときに、K君が言いました。

「そうだ、おばあちゃんにお土産がある」と。

いつもの優しい顔で、目を輝かせて。

とは言っても、今はメガネをかけているので、その優しい瞳が隠れているかのよう。

いつもちょっと残念に思う、ばあばなんですけれどね。

 

そして手渡されたのが、星野富弘の絵葉書セットでした。

私もよく知っていて、心惹かれる人だったけれど、この方の作品に親しんだことはほとんどありません。

それだけに嬉しくて感激。

一枚一枚のはがきに、清々しい雰囲気の水彩画と感動的な言葉が記されています。

その言葉は、正に箴言といった感じで、心に染み入るかのよう。

小学校六年生にしては、何と気が利いた素敵なお土産でしょう。

ママの助言でもあったのでしょうか。

 

 

K君たちの修学旅行先は、日光。

星野富弘美術館は、そこへ向かう交通ルートから少し外れた群馬県のみどり市東町にあります。

詳しい事を知りたくて、ネット検索で調べたところ、そこは星野氏の生まれ故郷でした。

中学教師をしているときに、事故で脊髄を傷め、半身不随に。

八年の入院生活を終え、故郷に戻り、その不自由な体で制作し続けた水彩画やエッセイ。

それらの作品が、その美術館には、展示されています。

 

六年生の小学生たちは、富弘氏の作品を、どんな気持ちで眺め、鑑賞したのでしょうか。

妹の話では、都内の小学校のほとんどは、就学旅行は日光のようです。

恐らく、いずれの学校でも、この美術館が、行き先のコースに織り込まれているのかもしれませんね。

 

六年生と言えば、思春期に差し掛かる一歩手前の年齢です。

まだ純真そのもの。

K君を見ていても、それがよくわかります。

 

富弘氏の水彩画と、言葉を目の前にして、子供たちは、柔らかな素直な心で何を感じたのでしょうか。

受け止め方は、生徒一人一人異なったでしょう。

何も感じないで、素通りしただけの子も、大勢いたかもしれません。

 

K君のママが、学生時代に贈ってくれたお誕生日プレゼントのフォットプレートとお裁縫箱です。
長女のMちゃんからだったかしら?
余りに遠い記憶ゆえ、おぼろです。

 

でも私は、修学旅行のコースに、この美術館が選ばれていることに、とても感動しました。

子供たちの心に、その印象は、きっと深く刻まれたはずです。

成人したときに、この美術館を再度訪問したいと、いつかきっと思う事でしょう。

そのきっかけを作っただけでも、素晴らしい修学旅行の実りだと、私は思いました。

 

私も、元気なうちに、日光へまた訪れ、その時には、是非この美術館にも寄りたいものです。

K君のお陰で、そんな思いになる機会を与えてもらえた事が嬉しくて・・・・・・。

 

ところが、この話には、チョッとした落ちがあります。(笑)

K君のお土産の星野富弘氏の絵葉書セットを、一枚一枚手に取り、感激しているときに、K君が言いました。

「おばあちゃん、その中から、どれでもいいから、一枚選んでね」と。

「たったの一枚!」

「たった」といった言葉を直接K君に投げかけたかどうか、記憶は定かではないのですが。

その時の私の気持ちは、その通りでした。

私の反応から、きっとK君は敏感に、私の思いを感じ取ったに違いありません。

心無い私の態度でした。

 

K君はちょっと困ったような顔。

私はしまった、と思い、すぐ心を入れ替え、気持ちを込めて「ありがとう」を言いました。

あちらのおじいちゃま、おばあちゃまにも、選んでもらい、その絵葉書をお土産にするそうです。

 

K君の部屋

 

就学旅行のお小遣いは3000円と決められているようでした。

それで、家族全員に地元のお菓子、パパ、ママ、妹のかれんちゃんにも、それぞれ個々のお土産。

その上に、両家の祖父母にまで。

 

少ないお小遣いで、頭をひねりながら苦労してお土産を選ぶ、K君の姿が想像できました。

一枚では物足りないと言っては、あまりに可哀そう。

そう思うと、その一枚の絵葉書への愛しさが数倍に膨らんでいくようでした。

 

絵葉書に書き留められた言葉は、一枚、一枚、本当に素晴らしくて、その後、選ぶのに迷ってばかりの私でした。

結局、週末に訪ねたときに、再度見て、その一枚を決定することにしました。

その様にして選んだのが、上にアップした画像の絵葉書です。

K君、本当に有難う。

星野富弘美術館を教えてもらったことも、素敵なお土産でした。

もう一度ありがとうを言います。

 


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人間力が一番大切

2017-06-18 07:38:56 | 

今、私が一番身近に感じている孫は、小学校六年生のK君です。

週に、2~3度必ず会っていますから。

初孫のR君も、誕生から小学校生の低学年あたりまでは、あまりの可愛さで、私は献身的に世話を焼きました。

一週間くらい預かることも度々。

旅行にも、夫とR君の三人でよく出かけたものです。

ですから、特別な思いがR君には、今もあります。

 

 

K君も同様かもしれません。

パパが一時期、単身赴任したため、K君とは同居したことがありますから。

それはそれは可愛くて。

私は家族が増え、家事が忙しくなり、その片手間のお相手でしたが、夫は体をすべて解放し、孫と相対する人でした。

ですから、K君に限らず、孫たちはみんな大変なおじいちゃま子になりました。

 

そのおじいちゃまが亡くなった時、一番泣いたのが、K君です。

火葬場に向かうバスの中でも泣き続けるK君の姿に、妹が、とても心を打たれたとその後、私に話してくれました。

 

K君は、おそらく孫の中で、性格が一番穏やかで優しいのでは、と思っています。

何せ、同居していた数年の間も、泣いたりぐずったりして私を困らせたことが、一度もありませんでしたから。

素直で明るくて、元気いっぱい。

全く手がかからない子でした。

パパ方のおばあちゃまが、良い子過ぎるのでは、と心配なさるほど。

でも無理してそのような態度を取っているのではなく、K君の場合、天性の性格のようです。

 

 

そのK君が、もう小学校六年生に。

今も穏やかな性格には変わりありません

R君は、高校三年生。

 

K君は、学校の成績はとても優秀。

昨年は運動会の閉会式の司会をするほどリーダーシップもあります。

今も実行委員長を率先して自分から引き受け、頑張っているようです。

父兄の個人面談でも、担任の先生から、過剰と思えるほどのお褒めの言葉をいただけるとか。

 

でも塾の成績は今一つ。

大手の有名塾の最寄り校に通い始めて半年くらいになるでしょうか。

今のところ、六クラス中の中間の位置にいるようです。

 

五月の連休明けまで、地域の少年野球の一員で、週末の土日は野球漬けの日々。

勉強どころではありませんでした

親も受験に対しては、割とおおらかに構えている様に、私には見受けられます。

 

 

高校三年生のR君も、現役突破は何だか無理そう。

娘達があまりに優秀でしたから、孫たちの成績の伸び悩みに意外感が私は少しありますけれど。

 

次女がしきりに話すのは、「人間にとって大切なのは、成績や卒業した大学の良し悪しではなく、人間力よ」と。

「今の世の中は特にそう」と。

長女夫婦も、そういえば似たような事をよく言っています。

 

若夫婦達は在学したことのある最高学府の、マイナス面も知っているのでしょう。

ですから、かえってそのあたりの心の構え方は、おおらかでいられるのかもしれません。

 

 

 

二人の受験生孫を抱えた私の今年の年末年始は、ちょっぴり緊張しそう。

できれば、志望校に無事合格させてあげたいけれど、こればかりは試験に臨んでみないと分かりませんね。

 

R君の中学受験の時のように、実力より上の難関中学に思いがけず合格なんてこともありますから。

でも、それも良し悪しだなあ~、と。

少々自信を失っているR君を見るにつけ、祖母の私は複雑な心境です。

 

私が、娘達が中学受験に臨んでいる時、口癖によく言っていたことがあります。

「結果ではなく、一生懸命努力するその過程が大切である」ということ。

結果は、神さまがあなたに一番向いた学校を選んでくださるから。

気にしても仕方ないわ、と。

だから今を大切にして、悔いのないように頑張りなさいね、と。

 

 

孫たちにも、同様のことを言ってあげたい気分だけれど、バアバは、この際余り口出しはしないようにしましょう。

とは言っても、二人の娘たちの受験の頃のことを思い出して、つい親にも意見したくなることもあるのですけれどね。

妹と(ブログ名 世界で一つだけの姥花日記)、よく言いあうことは、

「孫の事まで心配するのはよしましょうよ。

私達の子供ではないのだから。

親に任せればいい事」

 

今日は本当はこんな話題を持ち出すつもりではありませんでした。

タイトルは、「K君の愛しい修学旅行のお土産~一枚の絵葉書」だったのです。

ところが、お話が途中から全く違う方向に。

書き出しの雰囲気が、記事の結論とかけ離れていて、なんだか恥ずかしい文章になりました。

 


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孫娘のさっちゃんがピアノで社会的デビュー???

2017-06-12 08:34:48 | 

五月の母の日を迎える数日前の事。

中2になる長女家の孫娘、さっちゃんが、ピアノ発表会よりもっと晴れやかな舞台で、ピアノの演奏をしました。

以前の記事でも、この話題に触れたことがありますが、ご記憶でしょうか。

オーデイションを受け、父兄と全校生徒参加の母の日イベントで催されるミニ音楽会で、さっちゃんがピアノ演奏者に選ばれたのです。

 

 輝く新緑が、目にまぶしい頃でした。

 

さっちゃんのピアノの腕前はなかなかのものです。

ピアノ発表会が終わると、いつも数名の父兄の方からお褒めの言葉をいただくほど。

ばあばは、いつもちょっと得意な気分

孫が褒められるのは、幸せなことですものね~。

音大に生徒を送り出すほど、しっかりしたご指導をなさる先生のお蔭です。

 

初めて、この先生にお会いしたとき、私は好印象を受けました。

一目見て、この先生は音楽のみならず、人間教育もしっかりして下さる方に違いない、と思ったものです。

私は、その印象を率直に娘夫婦に語り、共に喜んだものでしたが。

その期待通りの先生でした。

 

天真爛漫なさっちゃんちゃはコツコツ練習に励むタイプではなさそうです。

でも、ピアノが大好きになりました。

「好きこそものの上手なれ」といいますものね。

めきめき上達したさっちゃんです。

 

オーデイションは、さっちゃんが自発的に応募したとのこと。

照れ屋さんのところもあるので、多少迷いはあったみたいですが。

その話をしたところ、ピアノの先生も大乗り気になられました。

選ばれた時は、「これは社会的デビューと変わらないわよ」と言って励ましてくださったとのこと。

その後、さっちゃんは、五月の連休はどこにも出かけないで、猛練習をしました。

 

残念ながら、フィルターをかけました。

 

演奏は素晴らしかったです。

どんな弾き方をしようとも、無事にに終われば、私はとても感激してしまうだけの事なのですが。

自らピアノも弾け、クラシック通のパパが、「良く弾けていた」と納得した風でしたから。

その演奏は上出来だったのでしょう。

曲目は、ショパンの「幻想即興曲」でした

 

http://pianodouga.blog76.fc2.com/blog-entry-2.html

一時期日本で人気を博したスタニフラス・ブーニンの幻想即興曲の演奏です。

 

このピアノの演奏に当たって、印象的なエピソードが二つあります。

一つは既にお話したことがあるので、後に回しますね。

もう一つのエピソードとは、母の日のィベントが開かれる前日の事。

さっちゃんは、学校の講堂のピアノで、予行演習をさせてもらったようです。

ところが、そのグランドピアノのキーが異常に重たくて、泣きたくなるくらいの大変なショックを受けたとのこと。

 

先生のお宅にはピアノが二台あり、最近は、時々、最高級のピアノ、スタインウエイで練習させてもらえるようになっていたさっちゃんでした。

そのピアノのキーは、それまで練習していたヤマハピアよりはるかに重いようです。

ところが、学校のグランドピアノのキーは、もっと重かったようでした。

 

細身のさっちゃんの、思いがけない事によるショックの大きさが、私の胸にも沁みましたが。

前日に弾かせてもらえ、心の準備ができただけでも、本当に良かった、と。

ピアノのキーにはそれぞれ、重さに違いがあることを初めて知った私です。

 

父兄には、生徒さんからカーネーションがプレゼントされました。

 

もう一つのエピソード。

さっちゃんは、昨春、入学試験に無事合格し、今の中学に通い始めました。

それ以来、とても親しくなり、いつも一緒に行動を共にするようになった友人が、学校一の美人で有名とのこと。

そのため、さっちゃんは、美人の~ちゃんの「友人A」と言われているようでした。

娘もさっちゃんも、そのように言われていることを気にも留めていない風です。

ニコニコ笑いながら、私に話してくれました。

さっちゃんにに失礼ながら、私もあまりに可笑しくて、お腹がよじれるほど笑ってしまいましたが・・・・・・。

さっちゃんをとても美人だと思っているばあば。

とても心外なことでもありました。(笑)

 

実に明るくておおらか、さばさばした性格のさっちゃんですが、ピアノのオーデションを受けたのは、秘めたる野心があったのかも。

その野心とは、友人Aが『ピアノが超巧いA」に変わる事。

いえいえ、さっちゃんの本心は、もっと純粋なものだったのでしょう。

これは、私の勝手な願いです。

そのように言って、オーデイションを受ける前のさっちゃんを励ましたものでした。

 

その通りになって、本当におめでとう!

お友達たちにも、演奏を大変褒めてもらったようです。

今後もますます活躍して、楽しく有意義な学園生活を送ってくださいね。

 

追記 同窓会に出かける前に、慌てて更新しました。

まだ推敲していません。

帰宅後、文の手直しをするつもりです。

お読み苦しい点は、ご了承くださいませ。

 

 
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次女家の長女、かれんちゃんの卒園式 

2017-05-06 06:37:42 | 

孫たちの入園、卒園を幾度私は見守ってきたことでしょう。

ついに、今回のかれんちゃんの卒園式を最後に、すべての孫が就学することとなりました。

高校生から幼稚園児まで、年が結構離れた孫、四人に恵まれた私です。

それも二男二女。

娘たちは、実に上手に産み分けてくれました。(笑)

 

そのうえ、四人とも、それぞれの個性が強くて、性格も際立って異なります。

それだけに、私は孫たちの成長が益々楽しみでなりません。

 

今のところ、一番心配なのは、初孫だった高2のRくんかなあ~。

いずれの家庭でも、その傾向があるのでは、と思いますが。

初孫ゆえ、親も私も、少々甘やかしすぎてしまったのかもしれません。

或は有能なパパが強すぎて、その威厳に圧倒され、委縮してしまったのかな~。

「絶対叱ってはダメ」と私も幾度も、長女のお婿さんに注意しています。

 

可能性を秘めた蕾が豊かにあるのに、なかなか開いてくれない。
そんなもどかしさをR君に感じてしまう、ばあばです。

 

賢さでは、R君が孫一と思っている私ですのに、学習意欲が今一つ。

難関有名私立中に合格したものの、それからが苦労の連続。

高校時代の娘達の学習態度や成績を思うと、なんだかとても心配です。

臆手で大器晩成型のR君なのでしょう、きっと。

できれば、自分にもっと自信をもって、何事にも生き生きと臨んでほしいものですが・・・・・・。

 

子育ては、慌ててはいけませんものね。

私が若い頃、自分に常に言い聞かせていたことでした。

慌てず諦めず、丁寧に心を込めて子育てをすることが大切。

いつかきっと、自信をもって大きく羽ばたいてくれるに違いありません。

 

 

 

さて、このたび卒園したかれんちゃんに、話を戻します。

もしかすると、かれんちゃんが一番学習意欲が高いのでは?

頭もいいのでは?

これから、学びの環境になるので、まだ未知数のところがいっぱいですが。

遊び方を見ていると、小さい時から頭を使って、何事にも几帳面に臨んでいる姿に、娘達の幼い頃を彷彿させるものがあります。

態度も落ち着いていて、状況把握も幼いながらしっかりできています。

 

実はこの度の卒園式、ママは海外出張で参列できませんでした。

余りにそれは親子ともども可哀想!

何とかならないの~?

代理の人が出張に行くとか。

かれんちゃんのみならず、ママの苦渋の選択を思い、その心中を察すると、たまらない気持ちに私はなりました。

 

 

けれど、ママの説得が功を奏したのでしょう。

卒園式の当日は、かれんちゃんはいつもと変わらず、とても元気。

ニコニコ顔が絶えませんでした。

そんな様子を目にして、私はどんなに安堵したか分りません。

 

ママに代わって、その寂しさを埋めるべく、両家のじじとばば達が卒園式に揃って参列、ということになりました。

私は、ママの代理の意気込みが強すぎたせいか、保育園に到着したのは、バアバに過ぎないのに父兄の中で、なんと二番目。

式が催おされるホールは、きれいな飾りつけで、可愛く華やいだ雰囲気でした。

 

そのうち時間ぎりぎりに、両家の祖父母よりかなり遅れて、かれんちゃんとパパがやってきました。

数日前から気になっていたのは、かれんちゃんの服装と髪型。

パパで大丈夫かしら。

ちぐはぐな服装だったりしないかしら。

かれんちゃんの髪型を卒園式にふさわしく整えられるかしら等々。

 

けれど、その心配は取り越し苦労でした。

恐らくママが、すべて準備し揃えて、出かけたのでしょう。

ファミリアの紺色のワンピースを装い、カチューシャをしたかっれんちゃんは、とても可愛くて。

式にも、しっかりとした態度で臨んでいました。

 

 

 

卒業証書を園長先生から授与された後、中央で保護者とハッグするといった微笑ましいひと時がすべての園児に待っていました。

その時の様子は下の画像の通りです。

「いつもお食事を作ってくれてありがとう。寝る時には本を読んでくれてありがとう」

と感謝の言葉をパパに向かってしっかりと言えたかれんちゃんでした。

パパは、私の旦那さまとは大違いで、料理が得意な人。

かれんちゃんが語った言葉は、いつものパパの態度そのものです。

 

 

私もかれんちゃんと一緒に、お婿さんに感謝の言葉を言いたい心持になり、胸が熱くなりました。

これからもすくすく心も体も健やかに成長し、将来は夢に向かって大きく羽ばたいてほしいものです。

孫たちが全員はばたく日まで、私は生きていられるかしら。

できることなら、その姿を見届けて、あの世に旅立ちたいものですね~。

 

追記 

Nさん宛ての記事を書かせていただきました。

孫の卒園のお祝い記事に載せたくありませんでしたから、多少工夫をしました。

ブログ2の最初に載っています。

宜しければ、目を通して下さいませ。

 

 


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孫娘のクラブ演奏会に出かけて~友人Aとはね~(笑)

2017-03-10 07:36:37 | 

二月の最後の週末の日の事です。

長女家の孫娘、さっちゃんが所属する中学校の吹奏楽部の定期演奏会に出かけてきました。

その後は、久しぶりに長女宅にお泊り。

 

この演奏会に出かけるのは二度目。

生演奏を聴く機会がめったにない私。

その新鮮さもあり、前回同様、とても感動しました。

中学生が奏者ですから、未熟な演奏なのでしょうが、かえってその瑞々しさが、たまらなく心を打ちます。

 

指揮者と、それぞれの楽器のコーチは、音大を卒業された専門家ばかりとの事。

諸先生方のご指導のお蔭もあり、生徒の日頃の熱心な練習の成果が花開いていました。

会場を埋め尽くした父母や友人の温かなまなざしと声援も、その会を一層盛り上げ、フィナーレへと。

 

 画像はぼかしを入れています。

 

ピアノ演奏が得意のさっちゃんですが、小学校の時から吹奏楽部に入部し、運動会の時には、その点でも活躍していました。

中学受験の際も、クラブに吹奏楽部がある学校を選択した程です。

伝統ある共学の学校で、良きクラブの一員にもなり、心から中学生活を楽しんでいるさっちゃんの様子を見て、私も心から安堵。

喜びが隠せませんでした。

 

 

さて、そのさっちゃんが、もうすぐ大きなチャレンジをするようです。

楽器は、サクソフォンではなく、ピアノで。

 

吹奏楽部の定期演奏会の後、長女宅から徒歩五分のところにある都内でも美味で屈指と言われる小さな中華料理店にて夕食をごちそうになりました。

さっちゃんのパパは、海外出張中で留守でした。

その後、長女宅に戻った時に聞いた話です。

中高の母の日のイベントが催される日、小さなミニ演奏会が企画されているとのこと。

そのいくつかの諸楽器を演奏する生徒を選ぶためのオーデイションが、今週の中頃にあるようです。

 

さっちゃんは、そのオーデションにチャレンジするかどうか、今迷いに迷っている最中との事でした。

ピアノの先生には、是非受けてみなさい、と強く勧められているようです。

音大を目指すような生徒さんもいるでしょうから、だめでもともと。

でもチャレンジする経験が、とても貴重だから、と。

 

 

さてさて、天真爛漫で、実に面白い事を言うさっちゃんのこの件の話には、落ちがありました。

その話を聞かされた時は、お腹がよじれるほど、笑い転げそうになった私です。

 

さっちゃんが一番仲良くしているクラスメートは、自宅もすぐ近く。

一緒に通学しているとのこと。

その彼女は、小学生の時から、その学校に在校している内部生。

バレエが得意で、スタイル抜群。

色白で、その美貌振りは、周りの人が見惚れてしまうほどなのだそうです。

そのお嬢さんといちばん仲良しで、いつもそばに一緒にいるのがさっちゃんとのこと。

 

ところが、そのさっちゃんは、周りの人には、~ちゃんのそばにいる友人Aと言われているとか。

その話を、いかにも楽しそうに屈託なく話すさっちゃんですが、内心は少々不満なのでしょう。

「ピアノが超上手な友人A」と呼ばれるようになりたいとの、秘かな野望があるようです。(笑)

万一、その審査に受かり、全校生徒と父母の前でピアノが弾ければ、確かにその願いは叶いそう。

 

友人Aとはね~

ばあ~ばは、少々憤慨だわ~。(笑)

小顔で、切れ長の目と、きめ細やかな肌、細面の美しい輪郭の顔立ちのさっちゃんは、とても美人。

そう思っている私は、心から慰めてあげました。

 

モダンインテリアの素敵なリビングの片隅にピアノが置かれています。
さっちゃんはピアノ、次女家のK君はバイオリンが大好き。
両家とも音楽一家です。

 

ところがさっちゃん曰く。

「全校で評判の~ちゃんにはかなうわけないの」と言い、友人Aの呼称も、心から愉しんで気にしているようには見えません。

心が広くて、大きくて、周りがよく見えているさっちゃんは、中学一年生にしては、なかなか人間ができている。

祖母の私は、そう思い、感心した次第です。

 

さてさて、オーデイションの結果はどうなりますことでしょう。

今日は、2月27日。

記事を更新するころには、もちろん結果が出ています。

オーディションに合格して、友人Aが、ピアノが上手な友人Aに格上げされるといいのにね~。

どうなることでしょう。

 

長女宅のダイニングルームの観葉植物が新しくなっていました。
見慣れない樹木。絵画とマッチして、とても素敵でした。

 

更新するにあたって、その結果のお知らせ。

オーデイションにチャレンジした学生は、練習不足とかで全員不合格でした。

五月の始めに、もう一度、そのオーデイションがあるようです。

さて、結果は先送りとなりましたが、楽しみなことです。

大好きなピアノで、晴れの舞台を踏ませてあげたいとの祖母の願いが叶うでしょうか?

友人Aのままでは、何だか可哀想ですもの。(笑)

さっちゃんの願い通り、ピアノが上手な友人Aになれますように。

 


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続 至福のひと時~孫たちの行事

2016-11-30 07:32:38 | 

今日は昨日の続き、次女家の孫息子、K君にまつわる行事のお話です。

まずはバイオリンの発表会。

練習熱心なK君の演奏は、実に見事でした。

K君だけ、無伴奏でバイオリンを弾いたため、その音色が、一層際立って、私の胸に沁みました。

 

 

私はK君のバイオリン好きな様子を見ていると・・・・・・。

もっと優秀な先生につき、本格的なお稽古に臨める環境を整えてあげた方がいいのでは、と思いもするのですが・・・・・・。

ママに、その様に助言したこともあります。

けれど、今の先生の温かな指導が、K君のバイオリン好きとお稽古の熱心さの一番の理由かもしれませんから、難しい選択ですね~

 

さくらちゃんの記事でパパと義父さまのクラシック音楽への造詣の深さについて触れましたが、次女家の義父さまも同様で、パパもクラシックをこよなく愛する人です。

いつか義父母様の別荘をお訪ねしたところ、とても高価で知られた有名な音響機器が、鎮座するかのようにありました。

本格的な音響機器を揃えておいでなのは、長女の義父さまのお宅も同様です。

それに比べ、我が家のは、ビクターのコンパクトなオーディオ。

 

 

ウッドコーンスピーカーの音色の美しさが一時評判になり、新聞でも話題になった機器ではあるのですけれどね。

実は、ここしばらくは故障中のまま。

新築時、二部屋の天井に、ボースのスピーカーを取り付けたのですが、故障してからは、それも修理しないまま。

そのため、音楽に少々飢えている私です。

 

  

 

けれど、聴かなくても、多少のストレスはあるものの、暮らしに支障を来すわけではありません。

私の音楽への思いは、その程度。

孫たちには、両家の義父様の影響を受けて、心から音楽を愛する人になってほしい、と私は願っています。

 

もう一つの行事は運動会。

そこでも大活躍のK君でした。

徒競争は、一等賞。

ママの話では、地域の少年野球部の週末の練習で、かなり走り込んでいるからのようです。

 

手前がK君です。

 

更に感動したのは、K君の学年の生徒さんたちが、凛々しい顔つきでソーラン節を踊る姿でした。

一学年下の生徒さんたちが、沖縄の民謡に合わせて演技をした時も、同様の思いになりました。

 

 

今年に限らず、私は毎年、この民謡演技を観ると、とても心を打たれます。

数年前、このブログにその思いを綴ったこともありました。

 

 

なぜこんなに私は感動するのでしょう。

我が国の将来を今後担う子供たちに、民謡がとてもふさわしく感じられてしまうのですよね。

「日本の子供たち頑張れ!これからは、あなた達の時代ですよ」

と、思わず大きな声をかけたい心情に。

よい意味でのナショナリズムが、私の心に湧き上がるようです。

 

子供たち本人も気が付いていないかもしれないけれど。

民謡を踊るときの顔は、普段見られないほどの凛々しさに満ちていて、生き生きしています。

子供たちの心にも、潜在的に、私同様のナショナリズムの高揚感があるのでは、と思ってしまうほどです。

 

 

もう一回、かれんちゃんがこのソーラン節を踊ってくれることでしょう。

まだ五年以上先の事ですが。

私は、それまで元気でいられるでしょうか。

 

運動会では、もう一つK君の晴れ舞台がありました。

けれど、私の思い込みの勘違いで、それを見落として、本当に残念!

ママの私への伝え方が悪かったのが、その原因だったのですけれどね。

 

運動会の前、Mちゃんんから聞いた話では、「K君が、運動会の最後に、言葉を述べるみたいよ」でした。

その表現では、挨拶の言葉を連想しませんか。

そう思い込んでしまった私です。

 

閉会式の時、グランド正面のテントの前に置かれた壇上がよく見えるところに移動して、わたしはカメラを構えていました。

二人の生徒さんが、自己紹介した時、その一人がK君だったところまでは確認できたのですが。

校長先生の閉会の挨拶後、六年生の女子生徒さんが続いて、実に立派な言葉を述べました。

とても感心した私です。

けれど、待てど暮らせど、K君の挨拶はないまま、運動会は終了、解散になってしまいました。

拍子抜けの私。

 

撮り損なった閉会式のK君の写真の代わりに、その日のお弁当を載せます。
巻きずしとお煮しめは、私からです。

 

次女のMちゃんからは、かなり離れた場所で、カメラを構えていたわたしです。

人だかりで混雑する細い通路を通り抜けて、娘のもとに行き、尋ねました。

「K君の挨拶なんてなかったじゃないの?」と。

Mちゃんが応えるには、

「ごめんね。挨拶じゃなくて、閉会式の司会だったわ。Kが話していたでしょ?」

 

確か三年生の時の事です。

駅前の広場で東北の震災のためのチャリティーバザーが催され、そこでK君の学年が、コーラスを披露しました。

その時、代表で挨拶をしたK君。

その声が青空に届くかのように澄んだ大きな声で、その純真な響きに、強く心打たれた私でした。

 

今回も同様だったのでしょう。

それなのに、私はK君の登場を今か今かと、待ちわびるあまり、その司会の言葉に全く注意を払っていなかったようです。

何ともお粗末な、私の思い込による大失敗。

頭をすぐ切り替えられない、自分の頭脳の情けなさ。

これも年のせい、と思うことにしましょう。

 

いそいそと出かけた数々の孫の行事。

孫たちの健やかな成長を再確認でき、わたしの一人暮らしの生活の喜びと励みにとてもなりました。

夫が元気なころは、いつも一緒に観たものですが。

今は、必ず遺影をバッグに入れて、出掛けるようにしています。

きっと、夫も共に楽しんでくれたに違いありません。

 

 
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至福のひと時~孫たちの行事

2016-11-29 07:30:28 | 

備忘録としても書き忘れは禁物の、私にとっては至福の思い出。

既に終わった孫たちの行事について、今日は書きたいと思います。

いつもの私ですと、一つ一つ取り上げて、その時の様子や私の思いを綴るのですが。

今回は、一つの記事で、すべてをまとめることにしました。

 

十月に、色々な行事が集中した、このたびの孫にまつわる数々のイベント。

今年に限らず、例年そうなのかもしれませんけれど。

私の体力と精神力では、ひと月に1~2回のイベント参加が理想的な回数かしら。

それ以上だと、忙しい思いが先に立って、心から愉しもうとする積極的な気持ちが薄れていくような気がします。

 

とは言っても、その行事が孫の事となると、知らされたのに断るなんてことは、よほどの事情がない限り、できるものではありません。

少々疲れていても、その体を鞭打って出かけるのが、祖母心といったところでしょうか。

孫たちの健やかな成長を感じ、しみじみとした喜びに浸れるのも、この時です。

 

 

数枚の画像はぼかしを入れています。

 

行事の皮切りは、私の孫の中で一番幼いかれんちゃんの運動会でした。

来年、いよいよ就学します。

保育園児として最後の運動会。

催されたのは、10月初旬の事でした。

日が経ち過ぎて、かれんちゃんに申し訳ないけれど、あまり良く覚えていばあば。

どうしましょう。

 

 

ママとの演技

 

記憶が鮮明でない理由は、他にもあります。

この日、次女の義父母さまに、夫の葬儀の時以来、初めて久し振りにお目にかかりました。

そのため、ご挨拶に始まり、かれんちゃんの競技を時に見損なってしまうほど、お話に花が咲きました。

花が咲いたというのは、今回の場合、ふさわしくないかもしれませんが。

義父さまが、命には別条はないものの、思いがけない病を患われ、その苦労話に聞き入ってしまったからです。

ご心労は如何ばかりだったことでしょう。

良いお薬の効果で、とてもお元気そうに私には見受けられ、安心もしましたが。

 

 

奥様も私より一つ年上。
スタイル抜群でいらっしゃいます。
ご夫婦揃ってセンスの良い装いに、私は見惚れてしまいました。
かれんちゃんが大好きなおばあちゃまは、なんと、大学で一講義持たれておいでです。
午後から野球の練習が控えているK君は、ユニフォームを着て運動会場へ。

 

両親、お兄ちゃん、三人の祖父母が見守る中でのかれんちゃんの活躍でした。

さぞ、頑張り甲斐があったことでしょう。

かれんちゃんが大好きだったおじいちゃまが、もう一人いれば、もっと嬉しかったのでしょうけれどね。

 

パパ、ママ、かれんちゃんが揃って、応援

 

次のイベントは、長女家の中1の孫娘、さっちゃんのピアノ発表会。

私はブーケの花束をもって、出かけました。

確か就学前から習い始めたと思うのだけれど、目を見張るような上達ぶりです。

いつも演奏が終わると、数名の方から、賞賛の言葉をいただけるさっちゃん。

指導を受けている先生が、大変優れた方で、生徒さんを毎年のように有名音大に送り出していらっしゃいます。

 

パパと連弾をした幼い頃のさっちゃんです。

 

さっちゃんも、発表会が終わった後、「音大を目指しておられるのですか?」と尋ねられましたが。

その気は全くなくて、あくまで趣味のお稽古ごとに過ぎないようですが、心底ピアノが好きなさっちゃん。

次は、ショパンのこの曲の練習が始まるの、と目を輝かせて、私に教えてくれました。

発表会で披露した演奏の曲名は、ドビュッシー作曲の『月の光』ショパン作曲の『即興曲1番OP29』でした。

 

 

パパのクラシック通は、本格的。

ピアノ演奏の腕前も、なかなかのものです。

義父さまは、お仕事の傍ら、地域のオーケストラの楽員となって、バイオリンを演奏しておられたほどの方です。

さっちゃんの音楽好きは、パパの家の血を引いているのでしょう。

私は音楽を聴く者の、心を入れ込むほどの趣味ではありませんし、夫はまったく関心がない人でしたから。

 

 

 

さっちゃんの音楽好きは、中学のクラブにも良く表れています。

中学受験の時、吹奏楽部のある学校に入りたい、と言って、無事にその志望中学に合格できたさっちゃん。

その吹奏楽部の発表会を観るのを楽しみに、文化祭にも最近出かけてきました。

久し振りに生の演奏を聞き、涙が出るほど感動してしまった私です。

日頃の練習の成果が学園祭で見事に花開いていました。

生徒さんたちの達成感も、さぞや清々しいものだったことでしょう。

良いクラブに入って活躍するさっちゃんに、心からの拍手を送りたい気持ちで、わたしは一杯になりました。

 

  

学園祭に出かけた日の私と長女のMちゃん
付属の大学の構内の並木道を抜けて家路に就きました。

お勉強好き、とは言えなかったさっちゃんでしたが、今春、志望の中学に無事入学でき、
ママは、さぞホッとしているのでしょう。
でも今のさっちゃんは、お勉強も頑張っているようです。

 

まだ後二つ、お伝えしたい孫のの行事があります。

一気に書き上げるつもりでしたが、やはりここで一度打ち切り、この続きは明日に回しますね。

長文からなかなか卒業できない私です。悩み中。

 

次回は、次女家の小5の孫息子、K君の学校行事のお話です。

今四人の孫の中で、このK君と過ごす時間が一番多い私。

週に2~3回、K君の下校時間に次女宅に行き、塾に出かけるまでのおよそ1時間少々を、おやつを一緒にいただきながら過ごしています。

そのK君の活躍ぶりも、他の孫たちに負けないほど素晴らしいものでした。

ではまた明日に。

 


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孫と私~参院選投票日に思ったこと一言

2016-07-11 07:09:42 | 

私には、愛しい孫が四人います。

高校2年生を筆頭に、中1、小5、そして歳のかなり離れた次女家の娘、かれんちゃんです。

保育園の年長さんで、来年、小学生に。

娘たちは見事に産み分け(笑)、両家とも、一男一女に恵まれました。

 

 一昨日(7月9日)は保育園の夏祭り。

催し物を愉しむ、かれんちゃんとお兄ちゃん

 

私は娘二人でしたから、男の子はある意味、未知の領域。

ですから、対応に自信が持てなくて・・・・・・。

けれど、長女家の孫息子R君は初孫ゆえ、その可愛さ余って、かなり夢中になってしまった祖母の私です。

 

今でこそ、子供たちも大きくなり、我が家に来ることは余りありませんが、R君が幼い頃、長女家は頻繁に私の所にやってきました。

そしてR君は、実によく我が家にお泊りしたものです。

一週間一人でも全く平気。

ママを慕って、私を困らせるような事はありませんでした。

子供服を選ぶのは私の趣味と化し、ラルフやファミリアの服に目がなくて、ほとんど買い揃えてあげたものです。

 

 

 

 

何故、そんなに夢中になってしまったのでしょう。

今となっては、理解に苦しむ程ののめり込み様でしたが、夫も、大変な子供好き。

私以上に全身全霊で、孫に接する人でした。

孫とじいじの意気投合振りは、R君のみでなく、長女家の次女のさくらちゃんも、次女家のK君も同様。

かれんちゃんも、おじいちゃま大だ~い好きの片鱗は十分覗かせてていましたが、

その途上で、重い病にかかり、亡くなってしまったじいじ。

 

 

 

病状がひどくなると、あんなに可愛がっていた孫からも、離れたがるようになりました。

私には、とても意外なことでしたから、そんな夫の態度が悲しくて、辛い気持ちになった時期もあります。

でも夫への遠慮から、孫を我が家で預かることは、次第になくなっていきました。

 

次女のお婿さんが数年単身赴任となり、娘と長男のK君はその間、我が家で同居した事があります.

夫が肝臓がんを患う前の事。

ですから、初孫のR君同様、じいじとK君の蜜月は数年やはり続きました。

良き思い出を共有して、亡くなるまでの日が一番浅かったのがK君です。

 

そのせいもあるのかもしれません。

私は、別の車に乗っていましたから気が付きませんでしたが、妹が葬儀後、報告してくれました。

K君が、火葬場に向かうバスの中で、ずっと泣きじゃくっていた、と。

娘の話では、家に帰ってからも同様だったらしく、消沈したきった状態がその後もしばらく続いたようでした。

 

ごく最近も、私は切なくなり、K君への愛しさで胸が一杯になるような事がありました。

「僕は将来広島に住もうかな~。お爺ちゃんのお墓もあるし」

小学校五年生の子が発した言葉とは思えませんでした。

この話を次女から聞き、感極まってしまった私です。

 

幼い頃のK君

 

 K君の優しさは、どうも天性のようです。

同居していた幼い時から、私を困らせるようなわがままを言ったことが一度もありません。

実に穏やかな性格。

今も変わらず、クラスでは誰とでも仲良くでき、リーダーシップもなかなかのようです。

 

私はK君の傍に居させてもらうだけで、まだ小学生ですのに、純白の真綿にくるまれたような居心地の良さを感じます。

今は眼鏡をかけていることが多い大きな美しい瞳にも、その優しさが溢れています。

 

  

妹にも、とても優しいお兄ちゃんです。

 

いつか、K君のパパに、その私の思いを語ったところ、私の身に余るような思いがけない言葉が返ってきました。

「K君の優しさは、お母さんの家の血を受け継いだのだと思いますよ。

M子も優しいし、お姉さんも優しい。

お母さんも優しい性格じゃあないですか。

その性格を、Kは受け継いでいるのですよ。

僕の家はそうではありません。

徹底した個人主義のうちですから」

 

私はとんでもないと思い、言い返しました。

「Hさんのご両親こそ、とても優しくて思慮深い方達ではないですか。

敬虔なクリスチャンでもいらっしゃるし」

「いえいえ、うちは違います」と笑いながら言い返した婿のHさんでした。

 

個人主義は、インテリに多いと聞いたことがありますもの。

個人の尊厳を尊重するこの言葉は、悪い意味合いでは決してありませんよね。

 

本当の優しさを突き詰めるとなると、我が家の人たちが、その言葉にふさわしいかどうか。

首をかしげ、気恥ずかしさで身の置き所がない心境になりましたが・・・・・・。

身内のお婿さんが、そのような感想を述べてくれたことは、素直に嬉しくあり難い事でした。

 

 

さくらちゃんが一歳の頃 

夫の笑顔が最高

 

もしかすると、わが家で一番優しかったのは、旦那さまだったかもしれません。

一見、不愛想に見える寡黙な人でしたが。

私に対しても、文句を言ったり怒ったりすることは、長い結婚生活の間、ほとんどありませんでしたから。

娘たちを叱ったことも一度もありません。

空のように広く、海のように深い心の持ち主だった旦那さま。

ですから幼い孫たちが大好きになったのでしょう。

 

今春中学1年生になった長女家の孫娘のさくらちゃんは、

「理想の男性はおじいちゃま」

と言って、今も憚りません。

 

追記

昨日は、参議院選挙投票日でした。

今の時代ほど、先が見えない不安な世の中を意識して暮らすのは、私は初めてのような気がします。

この状況は、日本のみならず世界的な現象のようですが。

それにもかかわらず、投票率は、過去4番目の低さとの事。

少々驚きましたが・・・・・・。

 

そうはいっても、私も重い腰を上げ、投票所に向かったのは、日も暮れた7時ごろ。

一票を投じてきました。

選挙の帰り道の事。

西の空は、茜色に染まり、それはそれは美しい夕焼けに輝いていました。

しばし見惚れてしまった私です。

 

この夕焼けは、きっと明るい未来を示唆して、私たちを祝福してくれているのかもしれない。

楽観的な私は、ついそのように考え、孫たちの将来に希望を託しました。

世界的に、高齢化と少子化が進む中、グローバリゼーションによる格差も進み、大変厳しい現状ですが。

人間の英知と努力で、この難関を乗り切り、不安を抱かないで済む世の中を作り上げてほしい、と切に願っています。

 

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さっちゃん、おめでとう♪ 

2016-03-09 07:21:56 | 

夫が亡くなり、その後、一週間も経過しない内に、長女から新たなる訃報がありました。

大変親しくしている同世代のお母様が、娘のところと同年齢の息子さんとその妹さんを残して突然死されたとの事。

そしてこのたびの、私のかけがえのない親友の訃報。

涙の壺が重たくなりすぎて、もう抱えきれない、と前回の一連の記事の中でも書きました。

私の人生で、こんなに悲しい状況に矢継ぎ早に見舞われたことが、かってあったでしょうか。

 

けれど神さまは、きちんと一息つける救いの場を与えて下さいました。

人生とは禍福がないまぜになった道を歩むことだ、と改めて実感した私です。

 

一息どころではありません。

とてもとても嬉しい事でした。

長女のところの孫娘のさっちゃんが、中学受験で、意中の学校に合格できたのです。

第二志望の学校でしたが、第一志望はチャレンジ校。

合格率は20パーセントに過ぎませんでしたから、落ちて当然。

それに、さっちゃんの性格に向いているかどうか疑問符が付くところでした。

宿題が多く、厳しい学習を課す学校との評判でしたから。

 

 

ゼラニウム

 

とても天真爛漫で明るく、好奇心が旺盛。

やりたいことがいっぱいありすぎて、困るほど。

お勉強以外の事のようですけれどね。(笑)

明るくてのびのびした性格で、受験のストレスも全く感じていない様子でした。

歌を口ずさみながら、受験勉強をするさっちゃんを見て、「それでは集中できないでしょ」と、ママはよく注意していたようです。

 

それゆえ、受験勉強は、真剣味が足りなかったのではないかしら。

そのために、塾の成績は今一つ伸びなかったのでは。

けれど、そのさっちゃんも、本番では本気度がただ事ではなく、真剣勝負で臨んだことでしょう。

ですから、本当の実力が、本番で発揮された。

これがおばあちゃんによる、好結果の勝手な分析です。

 

 

この度合格した中学は、小、中高、大学まである一貫校のミッションスークールで、長い伝統もあります。

共学を希望していたので、さっちゃんの夢がかない、本当に良かったです。

さっちゃんは、大学は付属のところには進学しないで、パパとママの大学を目指す、と言っているらしいけれど。

余程強い意志がないと、それは無理でしょうね~

もう二校受けたのですが、それもすべて合格。

四校のうち、三校はさっちゃんの希望通り、共学の中学受験でした。

ママの母校は、最初から諦めていたさっちゃん。

でも、少々出来過ぎね~

 

実は、意中の学校も、合格率は50~40パーセントに過ぎなかったのですよ。

ママは、合格発表のボードで見た我が子の受験番号だけでは、まだ信じられなくて、書類を手渡され、初めて実感がわいてきた、と言っていました。

実は、ママも中学受験の時受けた三校のうちの一つでした。

 

お正月休みに我が家で受験勉強に励んでいるときのさっちゃん。

 

私は、夫が風となり、さっちゃんの傍について力になってくれたに違いない、と思っています。

夫が亡くなった時、私はさっちゃんに言いました。

「おじいちゃまは、きっとさっちゃんの受験の事が少々気がかりで、その前に亡くなったのかもしれないわよ。

そうすれば、受験の日、風となって、さっちゃんに寄り添い、力になることができるでしょ。

おばあちゃまには、そう思えてならないの。

だから受験の当日は、必ずおじいちゃまの写真も持っていきなさいね」

 

この遺影の写真の縮小版を数個お願いし、若夫婦や孫に渡しました。
良いと思って選んだのだけれど・・・・・・・。

下の写真は、今年になり、次女の家で見せてもらった夫の写真です

これを遺影に選んであげればよかった、と少々残念。
十数年前の写真だから、若すぎるかもですね~。
次女が結婚前、海外勤務で働いているとき、海外出張のパパとバンコクで落ちあい、撮った写真のようです。

 

さっちゃんはその通りにしてくれたようです。

私はさっちゃんが受験中、一度に十本くらいお線香を立てて、さっちゃんがベストを尽くし切ることができますように。

力になってやってくださいね」

と、Yさんに幾度もお願いしました。

その甲斐があったような気がしてなりません。

もちろん、さっちゃんの努力が実ったことは言うまでもない事ですけれど。

 

合格発表の後、ママとさっちゃんが我が家にやってきました。

おじいちゃまに、報告するためです。

しばらくの間、神妙な姿で正座し手を合わせ、お位牌の前にいたさっちゃん。

夫の喜ぶ顔が目に浮かぶようでした。

 

 

そのあとは、買い求めた恵方巻にお腹がすいたといって、かぶりついたさっちゃん。

それから、私のPCで好きな曲を聴きたい、と言って検索し始めました。

ママの話ですと、音楽が大好きとのこと。

ピアノのお稽古は、夏まで続けていたようです。

 

その時、今のさっちゃんに一番ふさわしい曲を思い付いた私です。

私が若い頃から、お気に入りの曲の一つ。

ペギー葉山の「学生時代」です。

このブログでも、以前ご紹介したことがあります。

この曲を二人で耳にしながら、さっちゃんの今後の恵まれた環境の学生生活を思い、、私も幸福感で胸一杯になりました

 

https://www.youtube.com/watch?v=W5ALFCfqCK4

 

次にさっちゃんが、私が大好きな曲なの、と言い、聴かせてくれたのが、中島みゆきの「時代」。

中学生に今からなろうとしているさっちゃんにしては、随分大人びた歌のように感じられた私でしたが、

実は、この曲も、私の大のお気に入り

このブログで、やはりご紹介したことがあります。

「おばあちゃんも大好きよ。でも、この曲は薬師丸ひろ子の声が一番よくあっていると思うわ」

と応えた私でした。

聴いていると、今の私の心情にも幾分添ってくれる歌詞のようにも感じられてきました。

私の気持ちを察して、さっちゃんがこの歌を持ち出したとは、とても思い難いけれど・・・・・・。

この曲を改めて聴き、元気づけられた私です。

 

http://video.search.yahoo.co.jp/search?p=%E6%99%82%E4%BB%A3+%E8%96%AC%E5%B8%AB%E4%B8%B8%E3%81%B2%E3%82%8D%E5%AD%90&tid=440fa67d28711c24315cb5f5843dad39&ei=UTF-8&rkf=2&dd=1

 

今後、同性同士のさっちゃんから、いろいろなことを学び教えてもらいたいです。

若くて瑞々しい感性を多少でも貰い、若返ることができたらいいな~、と思っています。

中島みゆきのファンのようだから、私がチケットをプレゼントするわ。

さっちゃんと一緒にライブに行く事を夢見る、ばあばでした。

 

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今更ですが母の日の想い出 

2015-05-26 07:11:18 | 

書くタイミングが余りにずれている。

今更で、少々恥ずかしいですが、母の日の家族の会食について綴りたいと思います。

特別な日といった感じではなく、さりげなく長女家からお招きの声がかかり、一緒にお食事をしたに過ぎません。

夫の体調次第のところがありましたが、YさんからOKの返事がとれ良かった。

 

次女は週末は、ほとんどグランドに終日出っ放し。

役員となり、少年野球部のお世話と応援に没頭している今年。

仕事も大きなイベントが迫り、毎日家事・育児と仕事の両立で超多忙のようです。

そのため、送迎をしてくれたのは長女家。

私がつい見惚れてしまうような流線型の美しい車に、また乗せてもらいました。

そして、いつも行き付けのイタリアンレストランへと。

 

 

余りに変わり映えしないお食事処で、新鮮味にかけますが、若夫婦たちはとてもお気に入りのようです。

私が住む街には、確かに気の利いたレストランが少ない印象は否めません。

親しい友人の話では、この周辺は、外食より、家庭料理にお金をかける人が多いとの事。

そのために高級大手スーパーが揃って出店しているでしょ。

成城石井、明治屋、紀伊国屋、・・・・・・

一方、期待したほどの需要が見込めず、レストランは流行らず、撤退してしまうのだとか。

その中にあって、私たちが行き付けのレストランは、有名な音楽家も愛用する一番人気の高い場所のようです。

もっともらしいお話ですが、本当かしら。

 

 

確かに我が家も、旦那さまは徹底した外食嫌い。

家庭料理ばかりですから、いくら料理好きの私でも、外食はとても息抜きになり、助かります。

息抜きのみならず、子供や孫たちの元気な姿を落ち着いた気持ちで眺められるのも嬉しい。

それに感謝して味わう一品一品は、殊更美味しく感じられるもの。

けれど、家族揃っての集いは、何だか幸福感で胸いっぱいになり、思ったほど食べられない私なんですけれどね。

 

 

 

このような集まりは、幾度となく繰り返してきているため、綴るにあたって、新鮮味のある文章を書くのは、なんだか難しいこの頃。

似た雰囲気の中で、お喋りに花が咲き、瞬く間に楽しい時が終わってしまうからです。

 

今回は、孫の話題に焦点を絞ってみましょうかしら。

母の日を元気でいつまで迎えられるか、心もとない年齢になってきた私ですが。

その感慨は、今後も、幾たびか綴れるでしょうから。

 

家族全員が集合すると、大人たちで話が盛り上がり、一方、子供たちは蚊帳の外といった感じになってしまうのですが・・・・・・。

家における家族会では、子供部屋で勝手に、自分たちの遊びに夢中になり楽しい時を過ごしている様子です。

 

高1のR君は、小学生の高学年あたりから無口で不愛想。

非常に対応を難しく感じてきた祖母の私です。

男の子を育てたことのない私ゆえ、戸惑うことが多くて、心配も募りました。

けれど母の日のR君は明らかに雰囲気が異なり、一皮向け、成長した感じ。

大人の話にも興味を示し、時々口もはさんでいる様子。

何も心配して、取り越し苦労をする事はなかったようです。

 

写真では私の背が高く見えるけれど、はるかに私の身長を超しているR君
この日の私は既に腰痛がひどく、なんだか疲労気味の顔でした。
ヘヤースタイルもモサモサで変ですね。

 

母の日に、一番感激したことは、このR君の私への態度でした。

母の日より、敬老の日にふさわしいような内容ですが・・・・・・。

長女家が私達を家まで見送ってくれ、別れる際に、思いがけないR君の優しさに接し、私はとても感激。

私の手を取って、

「おばあちゃん、体に気をつけてね」

と、温かな言葉をかけてくれました。

たったこれだけの言葉に過ぎませんでしたが、私を見つめる優しい眼差しに、私はR君の一段の成長も思い、たとえようのない喜びをかみしめました。

恐らくおじいちゃんにも、同様の言葉をかけたのでしょう。

 

非常にデリケートーなところが性格にあるR君。

そのために、強いパパの口調に委縮してしまっているように見受けられました。

しかし最近のR君は負けていないようです。

堂々と、とまではまだ行かないかもしれないけれど、反発したり意見を言う強さが十分備わってきました。

そんな姿を見て、ついR君を応援したくなる祖母です。

 

かれんちゃんの寝顔をじっと見つめる子供好きのR君。

 

その点、妹のさっちゃんは、パパに向かっていく強さは目に余るほど。(笑)

私は、R君と性が反対ならよかったのに、と何度思ったことでしょう。

その席でも、ついさっちゃんに注意をしてしまった私です。

「おばあちゃんはね、お父さんに話しかける時は声色まで変わり、丁寧な口調になったものよ。

さっちゃんも、パパは敬い、もう少し丁寧にお話しないとけないわね。

さっちゃんのママも、おばちゃまも、とても優しくて素敵な女性でしょ。

見習って、同じような雰囲気の人に将来なってほしいわ」と。

 

するとさっちゃん、手を横に振りながら

「私は無理!無理!」

とあっけらかんな口調で言い、逃げられてしまいました。

 

おばちゃまに語りかけられて、笑顔のさくらちゃん
格好いい女性になりたいとか

ボーイッシュなお洒落は、なかなかのセンスです。

 

でも私は焦らず期待しています。

親の背を見て育つ子供は、多かれ少なかれ、必ず親に似てくるものですもの。

目覚ましい成長を遂げた、麗しいさっちゃんを夢見ている祖母です。

 

次女家の子供たちの話題も尽きせんが、長くなるので、今日は簡単に。

今でも頼りたくなるほどの頼もしさが、次女家の長男、K君にはあります。

近くに住んでいます。

まだ小学四年生ですのに、既に、なんだかとても心強い存在。

よく旦那さまに話します。

物を届けたりと、パパの車を降りてK君が束の間の訪問してくれることがよくありますが。

「落ち着いた態度と、私に向けられた優しいきれいな目元を見ると、それだけで、私の心はとても安らぐの」

と。

 

 

かれんちゃんはまだ幼くて、今後の成長が楽しみの一言に尽きます。

おっとりしているけれど、大きな目はとても利発そう。

将来が楽しみです。

 

おねむで少々不愛想なかれんちゃん

 

母の日なのに、孫の話題に終始してしまいました。

高一のR君に、「来年からでもいいから、母の日にはお花でもママに贈ってあげなさいね。きっとママ喜ぶわよ」と言うと、

「うん!」といい、素直にうなずいていたR君。

私が言うまでもなく、すでにプレゼントをしていたのかもしれませんが。

 

そういえば、今年は次女からの母の日の贈り物がありませんでした。

こんな事、初めて。

それは一向に構わないのだけれど・・・・・・。

忙殺された日々が改めて伝わってくるようで、そのことの方が気がかりな私です。

仕事が大変なうえに、週末の日中は、埃まみれになってグランドに立ち通しでは。

心の余裕を失っていなければよいのですが。

 

私の目から見ても、娘たちは、とてもいいお母さんだと思っています。

最近は、何もお手伝いをしてあげられないけれど、陰ながら、あなた達、幸せ家族の今後を、いつも見守っています。

 

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