か ら け ん


ずっと走り続けてきました。一休みしてまわりを見ます。
そしてまた走ります。

非難しやすいものを非難する

2020年05月02日 | 思想

なにが自粛だ。どこが自粛だ。満員電車。どうやって2メートル開けろというのか。観光地の渋滞。濃厚接触のないデリヘルはどんな技を使うのか。JKのエンコーは放置する。・・・

一方で、自宅勤務、保育園閉園で家庭内濃厚接触は増している。すると、仕方がないじゃないか、とか、じゃあどうすればいいのかというあほな反論が来る。

ただでさえ収入が減ってカリカリしているときに、能天気にパチンコに殺到する低能を見るとイラっとする人たちは特に絶叫しだす。

 

ちょっとちぐはぐで退化した人間が目に付く。

危機感のないアホが大挙してサーフィンをすることやそこらの河原にキャンプと称してウイルス培養することをこのときとばかり非難しつつ、自宅勤務のうえ学校閉鎖で家庭が過密になる、またはあいかわらずの満員通勤は仕方がないといって見逃す。そうやって感情のままに。怒ったり思考停止したりするとトゲトゲウイルスが満面の笑みをたたえる。

おまいらの狭い濃厚接触部屋はパチンコ屋どころじゃないだろ。

 

 

結論

ぼくらは客観性をなくしてないか。自分の都合で非難したり自己中心になったり、DOUBLE STANDARD。いやいや、ダブルどころではない。その場その場の条件反射で生きていないか。

情報の受け手が能天気である以上、テレビだろうがネットだろうがYOU TUBEだろがすべて「ウケ」狙いの情報があふれてくる。

 

仕方がない。保育園がやってないもん、会社いけないもん、電車混むもん・・・すべて仕方がない時にはウイルスも見逃してくれるんだな。

 

いつから仕方がなくなったんだ。すべて100年前にはなかったことだ。だから発想を変えたとき、または政治意識を変えたとき、道は開けるはずだ。

 

 

おまけ

政府は今日、せめて育児休暇は半分は取りましょうといった。あわれだ。休暇は全部取って当たり前だ。

共稼ぎしないと生きていけない世の中は、仕方がないものではない。日本人が選挙で共稼ぎという仕事中毒社会を選択したからこうなったんだ。

SWEDENの育児休暇は415日ある。産前産後の休暇は別にある。幼稚園に通うまでしっかり家庭で子供を育てる。その間の給料は100%政府が保証する。学校病院タダ。タダ。

SWEDENでは、子供の教育をおろそかにしてまで会社に尽くすことは非常識なのだ。

日本では「仕方がない」という常識だな。教養がないから学校任せ、保育所任せにしようとする。

 

おまけの結論

子供の面倒を見てくれないんですか、とはいかに狂った発言か。ただ、選択の余地なく窮地に立たされた母親に責任はない。こんな流行病で社会が崩壊しようとするシステムにしたのが間違っていたのだ。

世界はいかに自転車操業だったのか。欲望の資本主義の化けの皮がはがれてきた。

かつて子供はお母さんが、おばあちゃんが、…育てた。政治を人任せにするから一部の者があぶく銭をつかむ社会システムになった。あおりで貧乏人は共稼ぎ。

自分の子供ぐらい自分で育てろ。

 

コロナと同じだ。コロナが去るまではコロナ対策に集中しろ。

子育てが終わるまでは子育てに集中しろ。自己実現だなんだとカッコつけて自分のやりたいこと、欲望を正当化するのは親として恥ずかしくないか。ろくな子は育たない。



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