か ら け ん


ずっと走り続けてきました。一休みしてまわりを見ます。
そしてまた走ります。

ウソはしきりと絶叫する 109

2023年11月20日 | 韓国
<前回のつづき>韓国人が韓国人に向けて書いた日本像です。毎月20日発行。


さらに最近のことでは1980年光州抗戦(光州事件)のときのこともある。当時光州に進駐した戒厳軍は「現在、光州市内をスパイが掌握している」というようなとんでもない教育を受けて侵入し良民を虐殺した。彼らは銃剣術や射撃の練習をするように光州市民を殺した。これがわずか20年前のことなのだ。こんな国がはたして60年、100年前に発生した戦争において不可避的に行われた人権蹂躙を根拠に日本を悪く言う資格があるのか。日本は過去に原初的な軍国主義の時期に侵略戦争をしつつ他国の国民を大勢殺したが少なくとも敗戦後には理性を取り戻し人権が保障された文明国になった。反面、韓国は子息を殺しても2か月過ぎれば釈放されすましてそこらをうろつくことができる未開社会だという事実を知るべきなのだ。他国を卑下する前に最小限の身の程をわきまえるべきだ。



また、中国はどうであろうか。良民虐殺と侵略に関する限り中国は一定の見識を持っている。実際そのような事情が分かっているので中国は日本の過去に言及するときにも抑えた口調でポーズをとっているようだ。中国共産党は1949年大陸を統一したのちにも満足できずにチベット、ウイグル族の国を侵略したのみならず、いまだにその地域の独立運動家たちを無慈悲に虐殺している。



1950年中国は「帝国主義の脅威からチベットを解放する」という犬にも笑われる名分を立て平和なチベットを侵略、500万の人口の半分を虐殺した。中国はチベットを占領したのち1964年にはヒマラヤ山脈を越え征伐軍を送った。が、インド軍の熾烈な反撃に耐えきれず押し返された前歴もある。また1979年には30万の大軍と800余機の航空機を動員しベトナムを侵略し全面戦争をくりひろげた。幸いにもインドとベトナムは強力な軍事力を有する国家だったので中国の侵略を防ぐことができたのであるが、万が一にもこれらの地域までの中国の手下になっていたら今日の中国はインド洋から太平洋に至る大帝国になっていただろう。しかし私は中国がこのような過去にしでかしたこのような侵略に対し謝罪をしたという話は聞いた事がない。



1960年代、江清らを前面に立て毛沢東が行った紅衛兵のクーデター、いわゆる文化大革命のときには手に毛沢東語録を持った気違い紅衛兵が全国を席巻し数百万の無辜の人々を虐殺した。また1989年、天安門広場で発生した民主化デモを鎮圧する過程で2000名の市民を虐殺した国がまさに中国なのである。こんな国が日本の総理の神社参拝を問題にし非難声明を出し、日中戦争のときは日本が自国民を虐殺したと宣伝しまくっているのだから中国という国は実に面の皮が厚い。



日本が起こした戦争というのもまた同様だ。1895年日清戦争に始まり日露戦争、日中戦争に至るまで太平洋以前に日本が介入した戦争はすべて世界のどこでも起こっていた領土獲得競争であっただけだ。アメリカだけをとっても20世紀初までネバダ、オレゴン、カリフォルニア、テキサス等の地域を挟んでメキシコと血生臭い戦争をした。帝国主義時代の論理というのは力のある国が多くの地域をわがものにするということであり、力がなければすでに獲得していた地域もとられてしまうということだ。そのようにして戦争に負ければ日本の様に戦犯国になりおとなしく引き下がるしかなく、勝てば戦勝国として分け前にあずかり大きな口をたたいていけるのだ。日本の罪といえばただ負けたということ一つであると言いたい。




【1-10】経済開発の種を提供した日本 
         
李承晩博士(韓国初代大統領)は日本から4億ドルとれるなら大成功だと考えた。長期政権のときには請求権をあえて最初に放棄し6億ドル相当の技術と経済協力をもらうという話がでた。さらに今度は2年間の引き延ばしののちついに無償で3億ドル、有償で2億ドル、民間借款1億ドル以上という決定を見たのである。


<つづく>


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