か ら け ん


ずっと走り続けてきました。一休みしてまわりを見ます。
そしてまた走ります。

土橋商店街  地方創生

2016年01月10日 | 国内政治

 

安部は小学校の距離制限を緩和した。つまり今までは、拠点となる小学校から定められた距離離れると、国は必ず小学校の設置義務を負った。

その距離を大幅に伸ばしたのだ。ということは、距離制限内に現存する小学校の廃校は地方議会の議決の問題ではなくなり、自動的事務的に小学校は廃止されていくようになった。

目立たぬ問題だが、地方自治とかぬかしていた地方議会のゴロツキ議員どもが退職金代わりに議員報酬の上積みをもらうと、手のひらを返したように地方つぶしにまい進した。議員の1/3は合併により法外な退職金を握り消えた。2/3は、地方自治を逆手にとり、お国が決めたことは地方はどうしようもないと地方破壊を黙認した。国会や県議に色気のあるやつは積極的に地方創生の旗を振り自民党にしっぽを振っている。

何が創生されたか。官僚の造語に踊る間に地方は破壊されている。

その犠牲になったのが小学校だ。まるで幼稚園の様にマイクロで子供をかき集め、帰りも新しい学校の校門に集合した子供達は、牛乳のようにもとの廃校小学校の校門に配達される。マイクロに乗り遅れたら大変だ。放課後は気もそぞろになって目に落ち着きがない。

アホ議員の犠牲になったのが小学生であるわけは、述べないと分からないかな。村が消滅し、合併したら人口当たりの議員数は激減し、選挙運動のしにくい山間部から今までどおり代表が選出される可能性はない。

代表がいないところは狙い撃ちにされ、学校、保育園、消防、警察、役所・・・ 次々に消えていく。

とくに田舎の小学校は特別の意味を持っていた。~校区という言葉が示すように、地域は校区を単位として団結していた。これを破壊したがるのはなぜだ。

コストである。

財務省の邪魔扱いされる文科省は予算の獲得率が低い。防衛省のようにはいかない。そこで文頭に書いた様にして安倍からお墨付きをもらい、学校を減らすと言う暴挙に出た。

財務から予算をもらえぬ文科省は、右手のカネを左手に持ち替えてカネがあるフリをした。つまり小学校をつぶし残った小学校には教頭を二人も置き、仕事のない彼らに授業をさせるでもなく、下っ端にはさらに書類を増やし奴隷状態にし組合活動を抑えた。

これを地方創生というか。否。痴呆創生だ。地方を破壊しているのは安部だ。

子供が減って小学校が消えるのではない。現にあの貧乏明治政府でさえ、「邑ニ無学ノ戸ナカラシメン」ことを目標に、一人でも子供がいたら学校、それがだめなら分教場、分校を作った。

授業のない人間を増やし、意味のない仕事をする行政を増やし、そのために子供を泣かせることだけはするな。

みなさんの出身の小学校は存在しているか。統合か、廃校か、休校だろ。そんなことをしたら村が死ぬ。

 

(よっぽど田舎の若者は頑張っている。)

(福岡 八女 土橋(どばし) 楽しい若者達が自分達でアーケードに店を出した。Pあり。coffee250円。ブティック、アクセサリー、fashon,トイレあり・・・ ここのほうがよっぽど地方創生だ。)

 

 

 

 

 

 


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