か ら け ん


ずっと走り続けてきました。一休みしてまわりを見ます。
そしてまた走ります。

ウソはしきりと絶叫する 65

2020年03月20日 | 韓国

<前回のつづき>

何年か前、東亜日報と朝日新聞が世論調査結果を発表したのであるが、その結果を見ると韓国人の場合、日本を嫌う人が好む人の3倍を超えることが明らかになった。半面、日本人たちには韓国が好きだという返答が多く見られた。両国間のこんな異常な感情の関係は第三者が見ると、最初に日本が韓国に対し大きな過ちを犯したからとか、二番目には韓国人たちが非正常な反日感情を抱いているから、という二つの解釈が可能なんだが、たぶん二つ目の解釈をする第三者が多いだろう。韓国人たちが日本人たちに対し無礼であるということはすでに国際社会においてよく知られたことであるため、たぶん韓国の類例のない反日感情は国際社会において次第に韓国に対するイメージを引き下げることになるだろう。国内(韓国、訳者注)においてはこういう事態を想像もできないのであるがひとたび海外に出ると韓国が孤立しているという事実がたやすく感じ取られる。

 

日韓関係においては、とりわけ我々(韓国人、訳者注)が日本に対する態度に対し全面的に反省に着手する必要がある。しかもこの作業は、過去の歴史に対する冷徹な評価なしには成し遂げられない。ここで私は開港以降日韓併合までの近代史に対する新しい解釈を試みた。開港以降朝鮮の当面する課題がブルジョア革命であったとすると日本は大まかに言って革命のための頼もしい支援軍であったのでありときには主導的に介入し朝鮮の改革を推進した友好的な外国勢力であると考えた。

 

朝鮮のブルジョア革命は朝鮮に進出した日本人たちを一方にして、開化党と独立協会を創設した知識人グループ、東学民衆勢力など3個の軸を中心にして進行した。この3大勢力は時代によっては対決したり連合したりしながら朝鮮革命をリードしてきたのであり、日韓併合はその革命の望ましい帰結であったと思う。

このような視点からすると開港期の朝鮮の歴史を見たとき、朝鮮革命はたとえ多少歪曲した形で進行されたりはしたとしても決して無力であったため外国勢力により引きずられ侵略される歴史ではなく朝鮮内部の革命勢力に自主的な意思で進められた主体的な変革の過程であったことがわかる。日本と朝鮮の革命家たちは朝鮮王室とそこにへつらう守旧外勢に対抗しながら30年間粘り強くブルジョア革命を推進したのであって、朝鮮の文明開化は彼らの血と汗で得られた成果であるのだ。

 

何年か前、韓国放送公社では日本に関するドキュメンタリーを2回にわたって放送したことがあるが、私はそこで日本において自虐史観が沸き上がっている事実を知った。日本は明治維新以降いろんな誇れる業績を上げ日本のみならず人類の歴史においても貢献したところが大きい国だ。このような素晴らしい歴史を持っている日本が一回戦争に負けたぐらいで自らの歴史に自信を持てなくなって自分を虐待する今日の現象はこの上なくさみしくもどかしいことだ。

 

数年前、私はソウルで日本の若者数人と会ったのであるが彼らは韓国人に会うといつもこん棒でたたかれると信じていた。彼らはしばらくたっても韓国人が殴りかかってこないのを不思議に思いながらもいつ殴られるのか尋ねたりもした。輝く偉大な歴史を持ち今日も世界2位の経済大国である日本の国民がどうして隣の国にきて、それも少し前までは日本の国土であったところにきてこのように困り果てた立場に置かれなければならないのか。彼らはたぶん歴史教科書から数多くの日本がしでかした罪深いことに対して教育を受けたのであり、敗戦記念日ごとに黙とうをささげ日本によって被害を受けた人々に対し反省の情を表す時間を持ってきたのだ。

 

 

<次回用メモ> [1-1] 쇼비니즘의 광풍을 뚫고 p27  오늘날 일본의 문제는 반성과 사죄가 없다는 데 있는 것이 아니라から  

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