(株)カプロラクタム-blog

果たしてココは何処なのだろうか・・・
否!ココは(株)カプロラクタム代表取締役兼社員αのweblogである!

御嶽山捜索終了

2014年10月16日 | 時事
年内の捜索打ち切り=環境悪化で「断腸の思い」―不明7人、春以降再開へ・御嶽山
未だ行方不明者のいる可能性の残る御嶽山ですが、今季の捜索は終了となった模様です。

それにしても、発生当初はこれほどの被害になるとは想像もできませんでした。結局噴火当日と翌日に自力下山や避難・救助された方々以外に生存者は見つからず、2日目以降の救助活動からは、もう事実上の遺体捜索となってしまいました。ただ、1週間の時点で見つかっていた47名全ての方を、雨が降る前に下ろせたのは英断だったといえるでしょう。その後行方不明者の人数も絞り、全員発見を目指して捜索範囲や人員をどんどん増やして探していましたが、雨や火山ガス、台風の影響で何度も捜索が中止となったり、地面がぬかるんで捜索隊が足を取られることが頻発したりと難航し、3週間近く経ちましたが日ごと明らかに発見ペースが落ちてきていました。現時点で56名まで見つかり、残る不明者は7名となったものの、灰や煙のせいでただでさえ見通しが悪いのに、昨日からは冠雪もあり、もう目に見える手がかりは何もなくなってしまいました。残る手段は宝探しのように地面に棒を突き刺していくしかないわけです。3000m級の山では気温も既に氷点下でしょうから、これ以上捜索を続けると救助隊の生死に関わるかもしれないということで、明日の降雪の前にして本日打ち切りが決断されたようです。いつまた大爆発するかも分からない極限状況の中で、二次災害の危険も顧みずここまで懸命に活動された関係者の方々には本当に頭が下がりますね。
エベレストでは、デスゾーンと言って山道に登山者の遺体がそのままになっている所があるそうです。世界一高い山は世界一過酷な山でもあり、当然誰もが自分自身のことで精一杯となるため、救助したくてもできずにずっと放置されているのだとか。その点、御嶽山はまた来春には捜索が開始されるでしょうから、まだ救いがありますね。しかし、おそらく来年は捜索というよりも、ポンペイ遺跡の発掘のようになってしまうことは想像に難くありません。また災害救助にかかる費用は税金であり、ここまでの救助に関わった方が延べ1万5千人で、日給1万円だと仮定しても1億5千万円もかかっていることになります。ヘリや機材などの活動費も含めると、数億円は下らないでしょう。登山は単なるレジャーでなく、こうしたリスクもしっかり認識しておく必要があるものだということを、今回多くの方が感じたことと思います。

報道によると、「事前に注意喚起できなかったのか」という視点から、警戒レベルが1のままだったことに非難が集まっているようです。しかし、何でも行政のせい、自治体のせいだと決め付けて責任を押し付ける論調は、朝日新聞の行っているような反政府体質の一方的な見方です。だってこれ、もし完璧に対応されていたら、後は登山をアピールした出版社やテレビ局などを追及するか、もう自己責任だと言うしかなくなってしまいますが、そんな報道はありえないでしょう。何か起こるとすぐそういう叩き易い所を叩きにいくのはマスコミの悪習だと思います。また、例えばもし自分の立場で、先月富士山が2に上がっていたら登るのを止めたかと自問してみると、多分無視して登っただろうなあと思うわけです。気象庁からも、御嶽山で近々に地震が頻発していたという情報は公開されており、地元メディアでも事前に危険性の報道がされていたのは事実です。少なくとも、通常より警戒すべしという情報は事前に出ていましたし、知ろうと思えば十分入手できたはずです。山に登りたいと思うのは個人の自由意志なので、情報が公開されている以上、「聞いていなかった」は通りません。まあ、中にはレベル2になったと知ったら登山を諦めた人はいたかもしれませんが、そんなものは所詮結果論に過ぎません。禁止されていても登る人は登るでしょうし、そこで働いている人にとって見れば、禁止は正に死活問題なわけですからね。
ただし、だからといって全て自己責任、自業自得だという論調もまた間違っていると思います。そもそも天災に遭うか遭わないかは、突き詰めると確率の問題であり、例えばベテラン登山者でも噴石に当たれば死にますし、山頂で噴火に巻き込まれても、奇跡的に下山している方もいるわけです。自分も富士山の前には一応天気・気温・風量などに加え火山の情報も見ていて、「明日しかない」という判断をして向かいましたが、実際は5合目から7合目まで霧雨に見舞われました。でもこのことで別に気象庁のせいにしようとも、自分の判断が悪かったとも思いません。「山の天気は変わりやすい」とも言われているように、たまたまそうなっただけの話であり、自然は人間の予報や判断などでどうこうできるようなものではないのです。山岳信仰というものがあるように、古来より日本では自然を神として崇めてきましたが、人知を越えたものに対して人が責任を押し付けあったり対策の不備を追及したりするのは、お釈迦様の掌で弄ばれる孫悟空のごとく、ひどく滑稽に見えますね。

天災の前に人間など無力であり、様々な検証は行われるべきですが、それは誰かに責任をなすりつけ追及するためではなく、今後の教訓としていくために行うべきです。自分の場合は、雨は降らないと思っていましたが、用心のためにちゃんと合羽を持っていたので大した問題にはなりませんでした。今回の場合では噴石が頭に当たって亡くなるケースが多かったので、ヘルメットをかぶっていればもしかしたら助かった可能性があるわけです。また、もしかしたら噴火の写真を撮ろうとして逃げ遅れたという場合もあったかもしれません。冷静にそういった事実だけを見つめ、もし今後登山に行くことがあれば、教訓として今後はヘルメットを持参していく、異変を感じたら写真を撮る前に逃げるなど、自らのリスクを管理する術を身につけていくことが、自然と共に生きる我々にできるせめてもの手段であり、犠牲となった方々から学ぶべきことなのだと思います。

同様に、是非助かった人達からもどこにいてどう行動したか、徹底的にリサーチして欲しいですね。

香港雨傘革命

2014年10月15日 | 時事
バリケード撤去を継続=香港警察、民主派に圧力
香港の大規模デモは民主派vs警察・親中派の様相を呈してきました。

1997年にイギリスから返還された香港は、いきなり中国の体制に染まることはできないということで、向こう50年間「一国二制度」が認められていました。しかし、所詮は先送り案であり、50年後にポンと中国に変わることはできませんから、徐々に変えていこうと考えた中国当局と、このまま50年間は同じ暮らしができると思っている香港人との間で衝突が起きたということのようです。今回提案されている、選挙の際に現体制の息のかかった人しか立候補できない仕組みというのはおよそ民主的だとは思えませんけど、そうでもしない限り広い中国をまとめ切れませんから、まあ当局の気持ちは分からないでもありません。しかし、実際に住んでいる市民にとってはたまったものではないでしょう。デモが起こるのも当然だと思います。

天安門事件では、民主化を求めるデモ隊に軍が出動して武力制圧を図り、その際に数万人の市民を虐殺したとも言われています。これがまだつい四半世紀前のことなのですが、未だに中国では「天安門事件」がタブー視されており、ネットでも問題提起すらできない状態なのです。しかし、流石に世界中から非難の対象になったため、今回は軍隊ではなく、何とか警察レベルで抑えようという動きが見られるのは、今の所中国もマシになったのかなという印象です。ただし、記事に出てきた親中派というのはどうやら自発的に生まれたものでなく、本土に雇われた市民団体に対抗させる作戦のようですね。どういうことかというと、軍隊が出ると角が立つから、デモに反対する勢力をお金で雇って送り込み、わざと小競り合いや騒ぎを起こした所で民主派側のみを逮捕していけば、合法的に反対勢力を少なくできるというわけです。大体、まがりなりにもデモ隊と警察が協力してバリケードを撤去するなんて普通ありえないでしょう。あとは怒らせて逮捕するだけの簡単なお仕事か・・・う~ん、さすが中国。

もうこの際、スコットランドのように独立を目指した方が早いと思うのですが・・・

高橋選手引退

2014年10月14日 | 時事
高橋引退に橋本聖子会長「本当にお疲れ様でした」
ん?これ引き金はキス騒動なのではないの?普通にインタビューされていますが・・・

まあ男子フィギュア界も、羽生選手の登場で世代交代感が漂っていましたからね。怪我が治ったとしても、次の韓国では30代となり、流石に厳しいでしょう。彼の全盛期は間違いなく4年前のバンクーバーであり、本田-高橋・織田-羽生と、日本人初の金メダルに向けて見事な橋渡し役を務めてくれました。正直、本田選手より前は日本人選手を思い出せませんし、当時の五輪ではロシア・カナダ・アメリカ辺りに勝てるビジョンが全く見えなかったですから、この10年の日本人選手のフィギュア会での躍進は目を見張るものがありますね。

一時代を作り上げた選手の引退は寂しいものがありますが、基盤はできたと思うので、後進に期待です。

台風連続上陸

2014年10月13日 | 時事
九州、四国経て大阪再上陸=台風19号列島縦断、北関東へ―52人が重軽傷
今度の台風は九州、四国、本州と総なめにして行く最悪のコースになりました。

これで18号、19号と連続して上陸したことになり、10月の記録としては2004年、1955年に続く観測史上最多タイ記録となりました。2004年は年間で10個も上陸した桁違いに多い年でしたが、過去の上陸数を平均すると2.8個となるようで、今年の4個は十分多い部類に入るようです。まあ0という年もありますけどね。逆に2004年以降は0~3個が続いていたので、むしろ最近が少なすぎたのかもしれませんな。授業数増により、ココの所は休校になると時数が一気に厳しくなるので、台風が空気を読んでくれていたのかと思っています(笑)

心配なのが御嶽山ですね。せめて土石流は減災につなげられるよう願っています。
土石流を警戒、避難勧告=御嶽山麓の2町村―長野

PL新入部員なし

2014年10月12日 | 時事
PL学園、来年度新入部員受け入れず
PL学園野球部が存続の危機に陥っている模様です。

何やら去年起こした部員の暴力事件の問題で監督が辞めさせられ、校長が代わりを勤めていたようですが、野球経験がなく指導できないため来年度は募集しない、ということにしたようです。PL学園といえば誰でも知っている野球の名門校なので、OBも多いですし、監督のなり手がいないというのはにわかに信じがたい話ですね。余程ドロドロとしたしがらみが存在するのでしょうか・・・まあ流石と言うか、素人である校長が監督でも中々の成績を残しているようですし、別に募集をやめる必要まではないように思いますけど、この時期に発表するということは、来年度校長交代の話が出てきたのかもしれませんな。PLに憧れて受験する野球少年も多いでしょうし、議論半ばであったとしても受験生の進路選択の余地を残す意味で早めに発表したのは英断だと思います。スカウトとかの動きも関係しているでしょうしね。良く知りませんが。

来年募集しないだけなら2、3年生はいるわけで、とりあえず来年の甲子園は問題ないでしょうけど、万が一再来年も・・・ということになると、完全に存続の危機に陥ります。それにしても、暴力事件さえなければ前の監督も辞めさせられなかったでしょうし、これでPLの歴史が閉じることになるとすれば大変な事態ですね。その人物も今は激しく後悔していることでしょう。一高校生に責めを負わせ続けるのも酷な話なので、是非早急に後任の監督を見つけ、元の強豪校に立ち戻ってほしいものです。

マララさん平和賞

2014年10月11日 | 時事
「平和賞は全ての子供のもの」マララさんが会見
ノーベル平和賞は昨年見送られたマララさんに決まった模様です。

15歳の頃、タリバン勢力を批判したことで銃撃を受けたものの奇跡的に回復し、16歳では国連で演説をして教育の重要性を訴えました。この時点でもノーベル平和賞候補に挙がっていたわけですが、「若すぎる」「まだ実績不足」ということで見送られ、今年の受賞となったようです。まあ若いといえば17歳でも十分若いですけど、この1年間ぶれずに活動を続けた結果だと言えるでしょうね。平和賞は功績に加え、今後の期待値なども加味される傾向にありますし、同時に受賞したインドの方と丁度バランスを取ったとも考えられています。またノーベル賞は基本的に故人が受賞することはないので、彼女の場合、未だに命を狙われているから生きているうちに・・・という意味もあるのかもしれません。受賞したことで、万が一また命を狙われるようなことがあれば、今度は国際的な非難を浴びることでしょう。平和賞は「正義の盾」でもあるわけです。

彼女の生き様に比べれば、最早「9条」なんてものはネタでしかなかったと言うことが良く分かりますね。テレ朝が夜に憲法についての番組をやっていましたが、全く酷いつくりでした。憲法内の女性の権利の部分について尽力したベアテさんという通訳者がいたことや、新しい憲法に関する中学生向けの教科書があったことなど、一応ためになる内容もありましたけど、ちょくちょく「集団的自衛権の解釈変更はダメ」「一字一句変えてはならない」などと、朝日の主張がちりばめられていました。本当、あそこは何故中立的な内容にできないのでしょう?「護憲」が社の立場であることは分かりますが、議論が分かれている部分はそういうことを判断できるように、ちゃんと双方の意見を紹介するべきだと言うことがまるで分かっていません。こんな状態で「9条」が受賞してしまったら、朝日に「正義の盾」としてプロパガンダに利用されまくるに決まっています。政府が集団的自衛権の行使容認を決めてからこっち、アレだけ頻発していた中国の日本に対する挑発的行動の報道がピタッと止まっているのを、まだ「9条のおかげ」だと思っているのでしょうかね。まあ、あそこがW吉田の反省を本当に生かしているかどうかは、検証記事を待つまでもなく、例えばこれから朝日に載る「9条」に関する投書を見ていけば良く分かります。受賞に賛成・反対のバランスまでは求めずとも、「9条が受賞しなくて良かった」「受賞はそぐわない」というような内容の記事が1通でも載れば、一応社是を律して中立的な報道に努めていると言えるのですが・・・ないでしょうね(笑)

日本が平和な国であることは、賞をもらうまでもなく世界の誰もが認めていることだと思います。ノーベル平和賞は「平和のために貢献した人物」に贈られるもので、裏の意味を考えれば「平和でない地域で尽力している人物」にこそ贈られるものだと言えるでしょう。第2次世界大戦中の日本に突如として9条が登場し、日本を戦争放棄させたのであれば鉄板でしょうけど、敗戦後、GHQ主導の草案を元に作られたのが今の憲法であり、実際この理念通りにできたのは、朝鮮戦争が始まるまでの僅か数年程度のものです。なので自分は別に受賞の必要はないと考えますが、もし今後受賞されることがあるとすれば、安保、自衛隊、集団的自衛権なども含めた「積極的平和主義」の9条が「正義の盾」となることを忘れてはいけません。世界はちゃんと日本の現状をシビアに見ています。まあ、少なくとも「戦力」がない国だとは誰も思っていないでしょう。いい加減、色眼鏡は外すべきです。

ところで、ありえないとは思いますが、よもや賞金持って雲隠れなんてことは・・・

東京五輪50周年

2014年10月10日 | 時事
東京五輪の開会式再現=50周年記念イベント
東京五輪が50周年を迎えた模様です。

1964年はまさに五輪ブームだったようで、今年は新幹線や日本武道館など、関連して50周年になるものが非常に多いようです。10月10日は元の体育の日ですが、これもまた東京オリンピックを記念して祝日となったものです。いかに東京五輪がフィーバーしていたかが分かりますね。

次の五輪には何ができるか楽しみですな。

墓じまい

2014年10月09日 | 時事
これからの終活のトレンド「墓じまい」とは
そういえば夜中にNHKでも特集していたような・・・トレンドかどうかは置いておいて、確かに無縁仏になってしまったお墓は多いでしょうね。

今生きている人と、過去に死んだ人の数を比べた場合、圧倒的に死んだ人の数の方が多いのは自明です。日本では現在人口のピークとなり、1億2千万人の人が生きていますが、1人には必ず父と母がいるわけで、祖父母は4人、曾祖父母は8人と、世代を遡るごとに指数関数的にどんどん増えていきます。先祖の数は、10世代遡れば2000人、20世代では200万人、26世代で1億4千万人となり、僅か600年前程度の間に、自分一人の縁故者は今の日本の人口を越えてしまうのです。まあ実際は血縁関係がある程度離れたら結婚できますし、数百年も前のご先祖様まで全て分かる家庭も稀なので、そこまで多くはなりませんが、単純に自分の家のお墓には十数基ほどのご先祖様の墓石があり、現時点で今生きている家族の4~5倍の数のご先祖様を祀っていることになります。

昔は1人一基、もしくは夫婦で一基お墓を立てたものですが、法律や場所の問題などから、最近は家族で一基という形に変わってきました。なので、指数関数的に増えていくことはありませんが、それでも誰か一人は墓を守っていかないといけないことには変わりありません。とりあえず、順番通りにいけば最終的に自分が面倒を見ることになるわけですけど、子どもがいないまま自分が死んだ後、誰がそのお墓を管理するのかということは、考えてみてももうどうしようもないわけです。結婚しないというだけでなく、例えば子どもが女子ばかりで家を継ぐ者がいなかったり、子どもの方が先に亡くなったりする場合も起こりえます。先の震災では多くの方が亡くなったと同時に、多くの無縁仏が出てしまったことでしょう。先に述べた通り、墓は増える一方なので、仮に自分の代では大丈夫だとしても、いつかは増えすぎたお墓を何とかする「墓じまい」の時期が訪れるわけです。

まあ、最終的にはお寺や墓地の管理者に頼むくらいしか考えつきませんが・・・自分の所は山のふもとの一角にありますが、この広い墓地の中にはもう無縁仏となってしまったお墓も多いことでしょう。ただ、田舎の地元のお墓ということで、もしかしたら過去何百年というスケールでは、何らかの縁故があった方もいらっしゃるのかもしれません。そう考えると、「地域の人にあいさつをしよう」ではありませんが、近所のお墓に手を合わせることも悪いことではないのかなあと思います。そういう考え方が浸透してこれば、お墓の共同管理という道もあるかもしれませんね。

赤き月

2014年10月08日 | 時事
秋の夜空に赤銅色の月 3年ぶりの皆既月食
雲が心配でしたが、無事見ることができました。

日食に比べてパッとしませんし、「月が欠けるのなんて当たり前」と言う感覚ですから、余り期待していませんでしたけど、まあ午後8時という観測にはもってこいの時間帯なので、1時間おきに見ていました。6時前の時点ではまだ雲に隠れていましたが、7時ごろには半分ぐらい欠けた月が無事見えました。ただ、雲に隠れて見えないのか、食になっているのかは判断し辛い感じでしたけどね。で、8時に探すと、今度は逆に全体がぼんやりと光っていて、イメージしていた「真っ暗」ではなく、薄い雲に隠されているような、少し赤みがかった光り方でした。近くの子が「もう終わったの?」と叫んでいたくらい、本当に皆既月食なのかどうか微妙な感じでしたが、その後見たときにはまた光が強くなっていました。

もう少し回りが暗ければもっと幻想的に見えたのかもしれませんね。最近は星の観察にも苦労します。

青色LED

2014年10月07日 | 時事
赤崎、天野、中村氏にノーベル賞=青色LED開発―物理学、日本人6年ぶり
ノーベル賞に青色LEDの発見・実用化に成功した3名の日本人が選ばれた模様です。

ふと辺りを見渡せば必ず見つかる青い光と言うくらい、LEDは今や我々の生活に非常に身近な存在になっています。ずっと緑だと突っ込まれていた信号機の青色が青っぽくなったのも、大容量ブルーレイで書き込めるもコレのお陰ですな。また赤緑青と揃ったことで光の三原色を表現できるようになり、ライトやディスプレイ、イルミネーションなど様々な用途に転用されることになりました。これくらい成果が目に見えて分かりやすい技術が受賞すれば文句なしですね。

報道でも繰り返されていますが、自分もこの青色LEDについて初めて知ったのは、発見・実用化に成功した20年前のニュースではなく、10年前に中村氏が起こした職務発明の対価に関する訴訟問題が最初だったと思います。上記の通り世界中の風景を一変させたほどの大発見なのに、それに対する報酬は2万円と「ポケットマネーからの寸志」程度だったとかで裁判を起こし、一時は200億という判決が出たということで話題になっていました。結局控訴されて最高裁まで粘る時間を惜しんだ中村氏が折れ、8億円ぐらいで和解したようですけど、それでも一社員にしてみれば宝くじを当てた以上の報酬であり、多くの若い研究者達にも夢を与える良い刺激となったことでしょう。「相応の対価」は「利益の半分」だという判例も生まれ、まあ額が額なのでそんなに払えずに、実際の和解案は「100分の1」を元に支払われたわけですが、いずれにしても報酬は固定でなく出来高制であるということが認められたということですからね。大学の研究室でなく、一企業の研究員でも、これなら十分夢がもてそうですな。

何やら先日、朝日新聞が「特許、無条件で会社のもの 社員の発明巡り政府方針転換」という、まるでこの判決に反対するような見出しの記事を載せていましたが、日経新聞には「産業界が報酬ルールに理解 」と、ちゃんと社員に報酬が支払われるというまるで正反対の見出しで書かれていました。中身を読んでいくと、「相当の対価を支払う制度のある企業に限り」とあるので、どう見ても条件付きなわけです。これも見事に朝日がまた吉田調書と同じ構造の捏造をやらかしたことがばれてしまいました。まあ、経済に関する記事で日経を出し抜こうと張り合うこと事態がアホなのですが(笑)今回の朝日新聞の目的は、とにかく安倍政権が出す新方針に噛み付きたかったからという程度のもので、日本を貶める意図まではなさそうですな。それにしても平常運転早すぎない?ちなみに今日の天声人語も、ノーベル賞に受かるか落ちるかという大事な日にわざわざ「ホームに落ちた知人の話」をぶつけてきましたし・・・ノーベル賞の話題が締め切りに間に合わなかったとしても、あえてこの日に「落ちた」話をする必要があったのでしょうかね?

話を戻して(笑)3名での受賞となると、ノーベル賞の賞金も3人で分けられることになるそうですね。何やら「平和賞に憲法9条をもつ日本国民を」という話がまたまた朝日新聞から出ていましたが、これもし通れば僕も招待されるのですかね?賞金の1億2千万円を1億2千万人で分けるとたった1円ですけど、1円渡すためだけに日本国民全員をストックホルム招待するなんてノーベルさんも太っ腹だなあ・・・

まあ、当然授賞式には国の代表として安倍総理が出るのでしょうけど、推してる勢力はそれでいいの?

ナルト完結予告

2014年10月06日 | 時事
「NARUTO-ナルト-」連載15年でついに完結!
ナルトが15年の連載を経てついに来月完結する見通しのようです。

自分もかれこれ四半世紀は読んでいますが、このようにジャンプの連載マンガが完結予告をしたことは、鳥山明氏の短期連載のようなものを除けば初めてではないでしょうか。後5週と言うことで、ジャンプのシステムではまだ作者も書いていないでしょうから、このタイミングで終了宣言と言うのは中々思い切ったことをしたなあと思います。まあ、他紙では結構この手のカウントダウンは存在するようですし、ナルトも今やこち亀、ワンピ、ハンタに次ぐ4番目の長寿マンガあり、話数で言えば歴代3位なわけですから、こういう扱いでも頷けますね。つかハンターハンターって話数で見ると連載期間の半分は休んでいるのかorz

ところで、最近はアニメも作り方が変わってきて、昔は1週分をアニメ1話に引き伸ばし、間延び感が半端なかったですけど、大体2週分ぐらいで作るようになってから、テンポよく見られるようになりました。当然連載中の作品を扱う場合、原作に追いつきそうになる問題が生じるので、昔は強引にオリジナルラストにして完結させる形が多かったですけど、人気のある作品はオリジナルストーリー展開に入って、原作が進むのを待つことも増えてきました。まあ、バクマンや黒子のバスケなど、オリジナルをやらず一旦打ち切ってしばらく後に2期3期という形も出てきましたけどね。いずれにせよ原作部分のクオリティが非常に高くなっているわけです。ナルトはオリジナルストーリータイプの方で成功した作品で、しかも最近やったカカシ外伝などは、原作に挟み込んでも無理がないほどの完成度で1クールもたせていました。
で、何が言いたかったかと言うと、この10月の番組編成でオリジナル展開に入らなかったことで、俄然ナルトの原作が終わる説が濃厚になっていたと言うことです。その前に公開された映画の情報が「THE LAST」ということで、一応終了を匂わせてはいましたが、成長したナルトとサスケが出るならひょっとしたら成人編もありか?とも思っていました。現在アニメは待ったなしの最終決戦に入り、もうオリジナルを挟む余地がなくなってきているのも事実です。原作が残り5週で終わるならストックは50話ぐらいですし、アニメにすれば半分の25話前後、丁度2クール(あと半年)できれいに終えることができますね。そんなわけで、10月に入った時点で原作終了は隠しきれない事実となってしまい、今回の完結予告に至ったのではないかと邪推しています(笑)

まあ単純に、好きだったマンガがいきなり最終回を迎えれば、読者の抗議と言うか「終わらせないで!」という手紙や電話が一気に殺到することは十分予想できますから、それを緩和させるための5週間なのでしょう。実は「ドラゴンボール」よりも長く連載した作品が終了するのはジャンプでは初めて(ジョジョは一応連載中)のことですから、突然終われば当時以上の衝撃に包まれるかもしれません。もしかしたら最近終わった長期連載「黒子のバスケ」の打ち切り完結時に何か一騒動あって、それが尾を引いていることも考えられますね。10週打ち切りもある熾烈な競争社会の中で、大人気のまま終えられるというのは大変幸せなことです。また、続けようと思えばいくらでも続けられるでしょうけど、ストーリー物は作品としてのまとまりも大事だと思います。黒子のバスケの場合は大会で優勝することが目的ですし、ナルトの場合は「火影になる」という夢を叶える壮大なストーリーなわけです。そういう意味で、残り5週は目的を達成するのに十分だと言えるでしょう。是非悔いのないように書き切ってもらいたいですね。

そういえばデータブックは臨兵闘者皆で止まっていたな・・・流行らなくなったのかもしれませんけど、もしあのままのペースで刊行されていれば完結後きれいに九字が切れたかもしれませんね。

アクリルアミド

2014年10月05日 | 時事
<アクリルアミド>スナック含有物質に発がん性…食品安全委
また怪しげな物質名ですね。今度の標的はポテチのようです。

「ポテチが体に悪い」なんていうのは、油や塩分、カロリーの面からも最早常識と言うか、今更騒いでも仕方がないような気もしますが・・・一応調べてみると、「炭水化物を120度以上で調理すると発生する」ということから、多くの揚げ物やオーブンで調理するもの、パン、ビスケット、焙煎したごまやコーヒー、麦茶なども対象になるようです。まあ、昔から言われている「コゲたものやコゲた色をしているものを食べるとガンになるよ。」という話の科学的根拠が見つかったということのようですね。高温で調理したものですから、買ってくる商品だけでなく、家庭で調理すれば発生してしまうと言うのもタチが悪いですな。その中でも桁違いに多く含まれているのがポテトチップスなのだとか。で、肝心の危険性は何かと言うと、発がん性物質なので、がんになる恐れがあると言う所でしょうか。農水省のHPでも確認できるので、毎日新聞の捏造というわけではなさそうです(笑)

まあ、発がん性物質と一言で言っても、1つ食べて必ずガンになるわけでもなく、またガンになっても必ず死に至るわけでもありません。人間の体には一日100個ぐらいのガンができては消滅しているわけで、トランス脂肪酸の時も書きましたけど、要は量の問題なのだろうと思います。農水省のHPによるとアクリルアミド、トランス脂肪酸、クロロプロパノール類、大豆イソフラボンが挙げられ、大丈夫な食品はもうご飯と魚と野菜ぐらいしかなく、醤油や調味料系もほとんどアウトなので、和食が良いとも言い切れません。ご飯も圧力釜で炊くと120度を越えるのでアウトです。つまり厳密に考えると食べるものが無くなってしまうわけです。
よくご飯は炭水化物、にんじんはビタミンなどとカテゴリー分けされますが、その成分しか含まないと誤解されがちです。この分類は単に多く含むというだけで、にんじんにだって炭水化物は含まれており、揚げればアクリルアミドが発生する可能性もあるわけです。逆に危険物質しか含まない食品はありませんし、リスクを補うだけの栄養素が摂れるものばかりです。リスクを知りながら、偏りなく色んなものを少しずつ食べるのが良いということですな。

今日は200度で熱したグラタンと強火で炒めたオムライスでしたが・・・アウトだな(笑)

左足受難

2014年10月04日 | Weblog
涼しくなったので昨日今日と10km連走したら、左足が痛み出しました・・・orz

昨年は夏の終わりから右足痛に悩まされ、結局完治に3ヶ月以上かかりました。今回は左足ですが、昨日は普通に走れたものの、調子に乗って今日も午前中に走ったところ、3kmぐらい走った辺りで左ひざの外側に違和感を感じました。左右の違いはあるものの、明らかに去年の苦しみを想起させる痛みです。しかし、この時点で引き返せばおそらく何ともなかったでしょうけど、初めの痛みは大したことなく、折角の休日なので15kmぐらい走ってやろうと変に気張ってしまい、7.5km走って折り返した頃に痛みが強くなり、10km地点で限界に達しました。問題は、その時点でまだ家まで5kmあったと言うことです。一旦止まると足を曲げるだけで激痛が走るため、引きずるように延々と歩いていき、昼に帰るつもりが2時過ぎまでかかる羽目になりました。とにかく風呂に入って湿布を貼り安静にしていますが、去年は2~3日かかった覚えなので明日中に痛みが引くかは微妙ですね。

ジョギング歴も1年半を超え、冬の3連休には20km・15kmと連走したこともありました。ちょっと暑い時期はサボって数kmしか走っていませんでしたが、1ヶ月は空けたことはなく、それなりに脚力はついてきていると思っていたのに・・・まあ、油断して準備運動も何もせずに走り出してしまったのが元凶でしょう。調べてみると、「ランナーズニー」という症状が今回のも昨年のもぴったりと当てはまるようです。靴もやたらかかとの外側の減りが激しいですし、普段も疲れが残っていると歩いていてたまに足がグキッとなりますからね。ただ、走るフォームに癖があるとしても、そんなにかかとの外側に力をいれているつもりはありませんし、「まっすぐ足を出す」と言われても、自分ではまっすぐ出しているつもりなので、直し方も良く分かりません。右を庇って走ると左が傷むという理屈も分かりますし、無意識のうちに右足を庇っているのかもしれません。しかし、根本的に「消耗しない走り方」を身につけないと、次もどちらかで再発することになるわけです。とりあえずしばらく長距離は封印して様子を見つつ、まっすぐ足を出すことを意識してみるしかないか・・・

もしや、もうウォーキングに切り替える年なのか!?

御嶽山救助活動

2014年10月03日 | 時事
不明多数、全容つかめず=灰と雨で捜索難航―死者47人、御嶽山噴火1週間
噴火自体もそうですけど、救出活動も終わりが見えませんね。

昨日の時点での47人というのは、その前から頂上付近で「心肺停止状態」とされていた全員の数と一致しますから、とりあえずその時点で見つけられた方は全員下ろしたと言うことでしょう。しかし、御嶽山に登っていた実数と言うのはよく分かっていないというのが現状であり、後何人が残っているのか全く分からない状態のようです。登山届のようなものも一応あるでしょうけど、ほとんどは任意なので、自分も夜叉ヶ池という所に行った時は書きましたが伊吹山でも富士山でも名前を書いて登ったことはありませんでした。御嶽山は長野側に大きく3つ、岐阜側に2つとコースが5つあり、それぞれ特にゲートなどがあるわけでもありませんし、山小屋やトイレなどの利用も自由ですから、誰もチェックしていないでしょう。一応「一緒に行ったが帰ってこない」「家族が戻らない」という通報などはあるので、大体は把握しているでしょうけど、例えば地元の方が気軽に登っていたりとか、逆に海外のバックパッカーの方とか、1人暮らしで1人気ままに出かけたりした方もいらっしゃるかもしれません。「救出終了」にできる総数を把握する、確定的なものは何も存在しないわけです。

広島の土砂災害は死者74名でしたが、真夜中であり、地元の方しかいないと仮定して行方不明者が絞られ、最終的に行方不明者が全員発見されるまで救助活動が行われました。しかし登山客は全国各地や世界からも来ますし、行楽シーズンの土曜昼間という最悪のタイミングも重なり、非常に多くの方が被災してしまったため、1週間経っても行方不明者の総数がいまだ不明と言う事態に陥っています。また、あちらは平地であり、災害後全国からたくさんのボランティアの方の助けがありましたが、火山では素人ができることは何もないでしょう。噴煙、噴石、火山性ガスはもちろん、まだまだ再噴火の可能性もあります。それでなくともこれから気温もどんどん下がっていきますし、雨が降れば地面がぬかるみ、土砂災害以上に救出がどんどん困難になっていきます。さらに来週には台風も来る予報ですし、3000m級の山なのでそろそろ初冠雪も心配です。今日までとりあえずの救出目標は達成できたということかもしれませんが、長期化すればするほど関係者の疲れも溜まり、また二次災害の危険性も増していくので、今後どこまで徹底して行くかの決断を迫られることになりそうです。

携帯のGPSなどでは辿れないものなのですかね。電波を逆探知できれば正確な場所までは分からないまでも、とりあえず総数は分かりそうなものですが。

マジックなしV

2014年10月02日 | 時事
【ソフトB】サヨナラで3年ぶり16度目優勝!今季最終戦144試合目でついに
ソフトバンクホークスがペナントレース最終試合で優勝を決めた模様です。

今年は楽天が優勝した昨年ほど野球を見ていなかったので、両方ともいつの間にか優勝が決まっていたと言う感じです。楽天も中日も早々とBクラスが確定していましたしね(笑)しかし、どうやら今年のパリーグは最終試合までもつれ込んだ、22年ぶりの「マジックなしV」となったようです。これは、優勝チームの残り試合数が極端に少ない場合に起こりますが、最後まで接戦が続いたという証明でもあるみたいですね。オリックスには逆マジックがついたりしていたようで、この試合にもし勝てば、試合のないソフトバンクに自力優勝はなく、残り2試合でマジック1となっていたようです。まさに天下分け目の戦い。今日の試合も一進一退を繰り返し、延長戦にサヨナラヒットを決めて優勝という、劇的な幕切れでした。

で、ダイエーがなくなったけどイオンがセールするの?