《河童》の旅メモ

富雄川流域探索

法隆寺と太子「南大門の鯛石」

2009年11月03日 | Weblog
法隆寺西院を訪れる人の多くは南大門から入る。南大門へ登る石段の下に「つるつる」に磨かれたような平らな石がある。「鯛石」といわれる魚に似た(?)石である。約30分ほどウォチングしてみたが建物に見とれて人々はこの石に気づく人はいない。伝説によると「大和一円に水害があったとき、水が南大門まで押し寄せても、寺の中に入ることはなかった。そのため南大門の下に魚に似た石をすえて、魚もここまでしか泳いでこなかったという印にした」という。
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(今日の歴史=1954年法隆寺金堂の大修理が完了)