飛火野で毎年1月第4土曜日に行われる伝統行事の「大とんど」。
一般的に正月飾りや御札など焼納をし、祈願する行事。
当日一般の方の直接持ち込みも出来るが、
ダイオキシンの発生を防ぐため、
ボランティアの方々がビニールなどを除去する作業をされている。
この火が山焼きの火種として使われると言うことも聞く。
氷遊びは休憩。森下惠介著「今昔奈良名所」に戻る。
雪消沢の東南一帯は明治23(1890)年に奈良離宮の用地として
「添上第二御料地」となった場所・飛火野は、
その後春日大社の境内に編入された。
春日野原植生を物語る奈良の木「イチイガシ」が点在する。
明治41(1908)年の秋季陸軍特別大演習の賜宴会場として使用され、
明治天皇の玉座跡に記念として植えられた「玉座の楠」は
高さ約23㍍、幹周り5㍍弱ある。
奈良市の木として、天然記念物に指定されている。
「ほんでっ。それがどうした?」と言われても返す言葉はない。
今冬はとてつもない寒波がやって来ると言う天気予報を聞いた。
寒いだの冷たいだのと嘆いていても仕方がない、
やって来る寒波で何か楽しむことはないだろうか。
そこで思いついたのが、立体氷だ。1月10から試行錯誤。
何度も失敗を来り返して、やっと昨日、今日で作ることに成功した。
日の出前からカメラをひねくり
時間をもて余す「年寄りの挑戦」だ。
ここ暫くの天気予報は何年振りかで、
最強の寒気が日本列島に流れ込むとのことで、
「チメタイ」朝が続いていた。そんな中、
手形の氷りを作ろうと何度か挑戦していたが、
ついに出来た。
古民家の午前7時の気温なんと-6度を下回っていた。