この時期に古民家から見ることのできる花火は、何時どこで打ち上げているのかはわからない。
しかも突然上がって短時間で終わる。三脚を取り出す時間がないので、今夜は三脚なしで撮るという冒険。
しからば、レンズを「ズーミング」でもして見るかっ。
「やはりお寺はお寺らしいほうがええんちゃうか?」住職をはじめ、すべての檀家の方から猛反対されたそうです。
この稀有な建築を実現させたのは井植敏さんの想い。
最初は檀家の皆さんと共に戸惑っていた敏さんも、相談した京都の大徳寺、立花大亀老師の「これはすごい。
すぐにつくりなさい」という一言で、これこそ将来、淡路の誇るべき宝になると確信したそうです。
「皆さんもいずれお墓に入る。その時、お子さんやお孫さんが淡路にお参りに来てくれるでしょうか。
旧来の抹香臭いお寺ではなく、若者にも感動を与えられるような新しい時代のお寺にしましょう」
檀家の皆さんを説得され、ようやく実現に至ったとのことです。
(淡路島LIKERS http://like-awajishima.com/?p=99 )
画像右手に薬師如来像が安置されている。
ここ本福寺水御堂。左右に楕円形の蓮池。
コンクリートの階段を下りると薬師如来が安置されている本堂への入口と受付。
蓮池の下に薬師如来像が安置されているという、今まで見たことのない構造に驚く。
話によると過去、本福寺には300世帯ほどの檀家があり、
その檀家の中に三洋電機の設立者「井植歳男」さんがおられた。
「会社が大きくなったらお寺を建て替える」と住職と約束。しかし約束を果たせぬ間に他界された。
息子の井植敏さんが意思を継いで、安藤忠雄氏に相談され、
安藤氏は全国の寺院を見て回った結果「蓮」の下に薬師如来の水御堂となった。