京都で観光客が訪れる1,2を争う鹿苑寺。境内で一番混雑する場所はここ。われもわれもと写真を撮る。何十年ぶりかで金閣寺を訪れ気が付いた。誰もかれもがカメラのシャッターを切っている。かつてはカメラを持っている人より、そうでない観光客が多かったと思う。いま、子供までがカメラのシャッターを切っているのである。もちろん外国語が飛び交っていた。
火の玉が飛んでいるようにも見える。今日は8月15日。この日は暑い、熱い猛暑日の、しかも日中の火の祭り。家内安全、子孫繁栄、無病息災、五穀豊穣そして先祖供養をして終了した。(完)デジブック「ほうらんや火祭」
ほうらんや火祭の「ほうらんや」のいわれについて、橿原市観光課に問い合わせてみた。「お祭りの由来を記録した古文書、口伝など記録が現存しないので、意味については不明」。また橿原市史に「各地の鳥追歌にホウホウ、ホウラヤレなどと歌われているのが多い点などから虫送り行事の豪華になったものと見られるが定かではない。雨乞いの儀式であるとか虫送りの行事であるとか諸説あるようですが、先祖の精霊を鎮め、五穀豊穣、無病息災を祈る行事として東坊城町5垣内と古川町の氏子より八幡神社、春日神社の神前に奉納する行事」とのご回答を頂きました。(デジブック「ほうらんや火祭」)
境内をねり歩く「火玉」。撮影時に火の粉を浴びてしまい、右手に焼けどが3箇所とシャツに穴が点々。「いっちょらい」のシャツだったのに!これで厄除けが出来たと思えばそれもあり。(デジブック「ほうらんや火祭」)