《河童》の旅メモ

富雄川流域探索

宿場町「関宿23」

2008年09月30日 | Weblog
《続》画像の二階に取り付けられた看板の文字が分かるだろうか?西(京都)からこの宿場町に入ってくる旅人には、当たり前のことながら飯どころの看板文字「会津屋」が目に入る。《続く》

宿場町「関宿22」

2008年09月29日 | Weblog
京都方面・西からこの宿場町に入る旅人は、東・江戸に向かってこの宿場町を通る。当然のことながら江戸からの旅人は京・西を向いてこの町に入ってくる。京の都は知識人が多いという訳でもないがこの宿場町には一寸した工夫がなされている…《続く》

割り込み旅メモ「五穀豊穣祭」

2008年09月24日 | Weblog
奈良県天理市にある大和神社。9月23日に「紅しで踊り」が奉納された。青で統一した鉢巻に手っ甲、脚絆、草鞋履き。手には紅しで(麻、木綿、紙などで出来た神様に祈るときに供えるもの)をもって、五穀豊穣に感謝する踊り。余談ながら戦艦大和の守護神はこの大和神社だった。

宿場町「関宿20」

2008年09月23日 | Weblog
創業明治15年から続く老舗の桶屋。石油製品に押され、漬物の桶作りにプライドを捨て京都まで出稼ぎをしたこともあったと聞かされた。酒樽、味噌樽、手勺までもみんな箍(たが)のない樹脂製品に変わってしまった。「箍が外れてしまって日本人の心はどこに行った」と嘆いてみても始まらない昨今。伝統技術と共に心の伝承までもが途切れてしまった。今は観光用に多くの道具だけが整然と並べられていて、往時をしのばせているのみ。