ＪＲ播但線竹田駅。「待合室は播但線開通当初から残る歴史遺産で、かつては柱に明治３９年４月竣工のプレートがあった」と周辺見所ガイドに書かれているだけである。駅正面に見える標高３５３．７メートルの古城山で、その頂きに竹田城跡がある。駅から徒歩約３０分で着く。デジブック『 チョッコと丹波の旅 』
線路脇で散歩をされている方に、次の列車が来るまでどれぐらいの時間がありますかと尋ねてみた。「まだまだ来ないよ」とのことなので、いけないこととは知りながら道床へ駆け上がり、線路上にカメラを置いて「パチリ」。「いけないことをしてしまった」と反省しております。デジブック『 チョッコと丹波の旅 』
近寄ってみると鉄橋は塗装ではなく、鉄錆びのままで踏ん張っていた。相当な年月が経っているだろうに。お化粧もされず頑張っているように見える。いとおしくもあり、鉄道の鉄橋そのものの形が懐かしい気がした。デジブック『 チョッコと丹波の旅 』
生野駅から和田山方面へはＪＲ播但線沿いに走る。平野部に入ると懐かしい形の鉄橋が見えてきた。錆びているのか、そのような色の塗装を施しているのか、とにかく近寄って見ることにした。デジブック『 チョッコと丹波の旅 』
神子畑選鉱場から東へ山を降りると、黒ずんだ橋が架かっていた。選鉱場から生野銀山へ鉱石を運ぶ運搬用の橋だ。明治２０年（1887）に架けられた。鉄橋では日本で３番目に古く、鋳鉄橋としては一番古く国指定重要文化財になっている。長さ１６メートルと短いが当時２年がかりで４万円（現在では数億円）という巨費が投じられた。（毎日新聞５月７日夕刊より一部抜粋）。デジブック『 チョッコと丹波の旅 』