月と歩いた。

月の満ち欠けのように、毎日ぼちぼちと歩く私。
明日はもう少し、先へ。

原因は日曜日

2013-03-07 | 生活
最近、更新が滞っているのは、単純に書く時間がないからだ。
久しぶりにふらふらになるまで仕事をしている。
金曜日に東京から帰ってきて、その後、土日もつぶし、とにかく起きている間はずっと原稿を書いている。

貧乏ヒマなし。

これで儲かれば言うことなしなのだが、ちっとも儲からない。
だけど、今は「リハビリ」と思っているので、それに対しての不満はない。
この「朝も昼も夜もずっと仕事をする」という感覚を取り戻したかったのだ。

ただ、疲れがたまっていたのか、昨夜は倒れこむように眠ってしまい、今朝は寝坊した。
昨日は朝6時に起きてすぐにパソコンに向かい、お弁当を作って夫を送り出したら、また夕方まで原稿を書き、その後は1件取材。
帰宅したのが9時半で、そこからまた11時過ぎまで原稿。

自分にお疲れ様~と、帰りに成城石井で奮発して買った「よなよなエール」を1缶。
そうして、ぼーっと「ワールド・ビジネス・サテライト」を観ていたら、いつの間にか床に転がっていた。
夫が1時過ぎに帰ってきて、目が覚めた。
もう何一つできる力は残っていなかったので、そのまま布団に入って寝た。

よく寝たので、今朝はすっきりしている。
毎日、仕事が途切れないということが、本当にありがたい。

そもそも、量的にはこんなに忙しそうにするほどのものではないのだ。
計画的に事が進んでいればよかったのに……。

原因は日曜日。

この日も6時間ほど仕事をしなければならなかった。
それが、仕事の途中で夕方になって「ご飯どうする?」と夫が言うので、近所のお好み焼き飲み屋に食べに行くことになった。
6時半頃に行って、さっさと1時間程度で済ませて、8時に帰って来たら大丈夫・・・と思っていた。

このお店はもう4回目。
お好み焼きもおいしいけど、とにかく刺身が旨いので、それを目当てに行く。
この日もおいしいお刺身やお好み焼き、餃子、焼きそばなどを夫と分けながら食べた。(すごい量!)

たくさん食べたので結構時間がかかり、8時半くらいになってしまったが、そろそろ帰ろうか、と思っていたら・・・
戸がガラッと開いた。

あっ!

ご近所友達のF夫妻だった。
それで、うちのテーブルに入ってもらい、4人でまた飲み始めた。
久しぶりに会ったので、話もいろいろと盛り上がる。
私も楽しかったのだが、仕事のことは気になっていた。
夫はといえば、この週末ちょっとゆっくり過ごしていたものだから、すっかり箍がはずれてしまって、すごいペースで焼酎を飲んでいる。
出会った頃の夫のようだった。(←アホみたいにガブガブと飲む)

私が何度か帰る素振りを見せても、夫は次々に酒を飲み、人にも注ぎ、帰るタイミングが見つからない。
気がつくと、なんと夜中の3時だった

さすがにこれは・・・と、皆が腰を上げ、帰って来たわけだ。
近所コワイ。
終電を気にしなくていいときの酒飲みの恐ろしさよ・・・
また、F夫妻とは気が合うというのか、いつも楽しくてあっと言う間に時間が経ってしまうのだ。
(誰も帰ろうって言わないし・・・)

店からは歩いて10分もせずに帰って来られるのだが、私は途中で転んだ。
これは酔っ払っているからではない。
私と10回一緒に歩いたら、1回は転んでいるのを見ることができる。
足首が弱い(?)ので、とにかくよくぐねるのだ。
この日はハデに転んで、左足首をねんざ、右膝をずるりとすりむいた。40歳過ぎてもいつも膝小僧にかさぶたがある。

家に着いて、酔っ払った夫はほっておき、痛い足をひきずりながら2階へ上がった。
長時間だったが、私はそれほど飲んでいなかったので酔っ払ってはいない。
冷静になって時間を考えた。今から仕事をしないと、物理的にどうしたって間に合わない。明日は明日で、明日中にやらないといけない原稿があったからだ。

3時半から5時半くらいまではなんとか書いていたが、途中で眠気に負けた。
その後も、寝たり起きたりしながらやったのだが、なかなか進まない。(当たり前)
7時にあきらめて、「1時間半だけ寝よう」と決めて布団に入り、8時半に起きた。

夫もふらふらだった。
最悪の月曜日。
あー、久しぶりに「反省している夫」を見たなぁと思った。
しょんぼりしながら会社へ行った

私もそこからが地獄だった。
変な寝方をしたので、とにかく眠くて頭がまわらないのだ。
夜の8時が締め切り!!
そこから必死で書いて書いて、なんとか7時過ぎに入稿できた。

私は普段、こういう仕事の仕方をしない。
仕事に限らず何でも「ギリギリ」というのが苦手なので、いつも余裕をもった時間の使い方をする。
アドリブのきかない人間だし、すぐにパニクる性質だとわかっているから、余裕がないと落ち着かないのだ。
(それでのんびりやの夫とケンカになるわけだけど)

だから今回もこの仕事を請けるのが本当はいやだった。
先方のスケジュールが早まったということで、7日納品が4日納品になったのだ。
7日まであると聞いたから請けたのに・・・と思ったが、もう仕方がない。
土日つぶして、計画的にやれば間に合うはず・・・というぐらい、最初から「ギリギリ」の仕事だったのだ。
それを日曜日に3時帰りしたものだから、本当に大変だった。
「もしかして、間に合わない?!」と途中で何度も思い、何度も時計を見て焦りながら仕事をした。
こういうのは本当に精神的に悪い。

とりあえず間に合ったわけだが、自分ではもう少し余裕を見ていたので、今度は次の仕事が押してきた。
そこからどんどんスケジュールが狂っていき、昨日まで影響していた、というわけだ。

ようやく普通のペースを取り戻したし、睡眠不足も解消

この期間に、仕事以外で困ったことが起きたのだが、それはまたの機会に。