北海道人からみた関西圏の鉄道事情

関西圏の鉄道・その他についての諸々の雑感

新塗装7200系、営業運転開始

2008年05月25日 | 京阪(京阪線系統)


先月15日の記事で紹介させていただいたように、京阪では、今年10月の中之島線(天満橋駅~中之島駅間、約3km)開業を契機に、京阪電車の車体カラーリングを半世紀近くぶりに一新する事を決め、早速今月から、塗装変更作業が始まっています。

京阪の発表によると、まずは7200系1編成の塗装変更が完了し、その新塗装車両は今月23日から本線上で営業運転を開始しているそうです。来月下旬からは、特急用編成の8000系も、順次塗装を変更して営業運転を開始するとのことです。
上の左側の写真が、今月23日から運転を始めたばかりの、その新塗装の7200系で、この写真は昨夜、私が京都の某学校に在学していた当時の恩師で現在京都に住んでおられるK先生が、携帯電話で撮ってわざわざ私に送信して下さったものです。

私が新塗装の京阪電車を見たのはこの写真が初めてでしたが、写真を見る限りでは、新塗装に特に違和感は感じず、むしろ良い印象を持ちました(新鮮で清々しく、それでいて今までの京阪電車のイメージも踏襲しているように感じられました)。

ちなみに、上の右側の写真も昨夜K先生が送信して下さったもので(この写真は今から2年程前に撮ったものだそうです)、これは1900系の復元塗装車です。
1900系は現役の特急用車両ではありませんが、平成15年の淀屋橋延長40周年を記念して、当時新造された1900系(当時は特急車でした)のうち現存する一部の編成が期間限定で特急色に復元され、その後再び一般色に戻されたものの、特急色の復元が好評だったため1900系の一部の編成は再度特急色に復元され、現在でもこの塗装のまま運用されています。

この特急色の1900系は、近い将来の現役引退まで、ずっとこの塗装のまま運用されるらしく、中之島線開業を契機に行われる京阪電車(京阪本線・中之島線・鴨東線・交野線・宇治線)の既存全車両の塗色変更は、この1900系には適用されないそうです。

K先生、写真を送って下さり、どうもありがとうございます!