北海道人からみた関西圏の鉄道事情

関西圏の鉄道・その他についての諸々の雑感

江ノ島駅で見かけた嵐電号

2010年09月29日 | その他の民鉄
私は今月26~28日にかけて、2泊3日で関東(東京都・神奈川県・千葉県)を旅行してきたのですが、これは27日に江ノ電の江ノ島駅で下車した際に同駅で撮影してきた、嵐電カラーを塗装した江ノ電「嵐電号」です。



昨年10月19日の日記でも紹介させていただいたように、「嵐電」を運行する京福電気鉄道(京都府京都市)と、「江ノ電」の愛称で知られる江ノ島電鉄(神奈川県藤沢市)は、嵐電開業100年と江ノ電全線開通100年を記念して昨年10月に姉妹提携をし、提携調印日から、相互に相手方の車両色に塗り替えた記念電車を走らせていて、嵐電では江ノ電カラーを塗装した「江ノ電号」が、江ノ電では嵐電カラーを塗装した「嵐電号」がそれぞれ走っているのです。

京都から遠く離れた神奈川県で、京都を走る嵐電と同じカラーの電車を見るのは、ちょっと不思議な感覚でしたが、嵐電が好きな私としては嬉しくもありました。

8000系電車の目覚まし時計

2010年09月25日 | 鉄道関連グッズ
京阪8000系電車のデビュー20周年を記念して昨年10月に発売された目覚まし時計「発車メロディでお目覚め♪走る!アラームクロック」を、今更ながら先日購入しました。
この時計は、鴨東線開通のシンボルとして登場した8000系電車をデフォルメした時計機能付プラスチック製玩具(幅3cm×高さ4cm×長さ10cm)で、塗装の違いにより2種類あり、私は旧塗装バージョンと現行塗装バージョンの2種を揃えました。





アラーム設定時刻には側面窓が光り、旧塗装バージョンは鴨東線開通当時の特急発車メロディ(フィガロの結婚)が、現行塗装バージョンは現在の特急発車メロディ(淀屋橋駅発)がそれぞれ流れます。また、プルバック機能で走らせて遊ぶこともできます。
さすがに実際に走らせて遊ぶことはないですが(笑)、8000系が大好きな私にとっては、ただ眺めているだけでも心が和む時計です!
ちなみに、パッケージの注意書きによると「対象年齢12歳以上」とのことです。

近鉄は今日、創業100周年を迎えました!

2010年09月16日 | 近鉄


阪急は今年3月10日に鉄道開業100周年を、嵐電は同月25日に開業100周年を、そして京阪は今年4月15日に開業100周年をそれぞれ迎えましたが、近鉄は今日、創業100周年を迎えました。

近鉄は、今から丁度100年前の明治43年9月16日、奈良軌道として設立され、翌月、大阪電気軌道に社名を変更し、全長3,388mに及ぶ生駒山トンネルを貫通させた後、大正3年に大阪上本町~奈良間を開業させました。
大阪電気軌道はその後、畝傍(現・橿原)線、八木線を建設し、天理軽便鉄道を合併して改軌電化して天理線とし、昭和2年には参宮急行電鉄を設立して伊勢にも進出し、昭和6年に上本町~宇治山田間を全通させました。
昭和11年、参宮急行電鉄は、名古屋地区と伊勢とを連絡していた伊勢電気鉄道を合併し、これにより大阪~名古屋間が全通しました。ただし、大阪電気軌道や参宮急行電鉄の路線が標準軌であったのに対し、伊勢電気鉄道の路線は国鉄と同じ狭軌だったため、当時、大阪~名古屋間を移動する場合は伊勢中川での乗り換えが必要でした。

昭和10年代に入ると、参宮急行電鉄は関西急行電鉄と養老電鉄を相次いで合併し、昭和16年には、大阪電気軌道が参宮急行電鉄を合併し、社名を関西急行鉄道としました。
戦争中の昭和18年、関西急行鉄道は、現在の南大阪線を有してした大阪鉄道を合併し、ここに、現在の近鉄路線網の骨格が完成しました。
そして、昭和19年、戦時統合により関西急行鉄道と南海鉄道が合併し、近畿日本鉄道、いわゆる近鉄が誕生しました。ただし、戦後(昭和22年)、旧南海鉄道は独立して近鉄から離れました。

戦後、名古屋線を標準軌に改軌する準備が始まったのですが、その準備の最中、昭和34年9月に伊勢湾台風が中部地方を直撃し、名古屋線は全線不通に陥りました。近鉄では、この復旧に際して改軌工事を併せて行うことを決断し、62日間の突貫工事で改軌を行い、その年の12月に名阪直通特急(2階建特急10100系 新ビスタカー)の運転を開始しました。
現在は、平成15年年に投入された「アーバンライナーnext」など、車内の快適性が向上した各種車両が各路線で活躍しています。

皆さんも御存知のように、現在の近鉄は、大阪府・奈良県・京都府・三重県・愛知県の2府3県に跨る長大な営業路線網を有しており、JRグループを除く日本の鉄道事業者(民営鉄道)の中では最長の路線網を誇っています。
関西圏の民鉄のみならず、日本の民鉄を代表する鉄道会社として、これからも近鉄の活躍と躍進に期待しています!

ちなみに、近鉄は今年5月に、平成25年までに大阪~伊勢志摩間に、食堂車を連結した本格的なリゾート特急を走らせると発表しており、個人的にはこの計画の実現にも大いに期待しています。

関西大手私鉄5社のNゲージ鉄道模型

2010年09月08日 | 鉄道模型(N)
今年5月5日の記事で書かせていただいたように、私は、関西の大手私鉄のNゲージ鉄道模型は以下の5編成を所有していました。京阪は2編成、近鉄は無し、それ以外の3社は1編成ずつです。
京阪8000系(マイクロエース製/全8両)
京阪9000系・旧塗装(グリーンマックス製/基本セット+中間車セット=全8両)
阪神9300系(グリーンマックス製/基本セット+中間車セット=全6両)
阪急6300系・新社紋(カトー製/基本セット+増結セット=全8両)
南海50000系ラピート(マイクロエース製/木箱セット 全6両)

というわけで、近鉄の車両だけはまだ持っていなかったので、今月16日に近鉄が開業100周年を迎えることを記念して(笑)、先日、初めて近鉄のNゲージ鉄道模型も1編成購入しました。
一昨年7月29日の記事昨年4月24日の記事などで実車を紹介させていただいた、近鉄22000系ACEのセット(グリーンマックス製/基本4両編成セット)です。
これで、ようやく関西の大手私鉄5社の車両を一同に並べることが可能になりました。
で、とりあえず各編成の先頭車だけを並べて写真に撮ってみました(笑)。



う~ん、カッコイイです! 言われるまでもなく、ただの自己満足ですが(笑)。
しかも、現実には絶対あり得ない光景ですが(笑)。

ちなみに、今年の秋以降にマイクロエースから発売される予定の「京阪8000系・新塗装 8両セット」は既に予約済みなので、京阪電車は今年中にもう1編成増える予定です。