北海道人からみた関西圏の鉄道事情

関西圏の鉄道・その他についての諸々の雑感

難波駅にてご対面~!

2007年08月25日 | 近鉄
昨日の記事では、今月21日に南海の空港特急「ラピート」に乗車した事を報告させて頂きましたが、あの日、関空からラピートに乗って難波に着いた私は、近鉄難波線の難波駅から、近鉄の電車にも乗車しました。

もっとも、近鉄電車に乗ったとはいっても、難波駅の次の日本橋駅ですぐに降りたので(難波~日本橋間は徒歩でも移動できる距離です)、はっきり言ってただ近鉄の電車に乗りたかっただけなのですが(笑)、難波駅のホームでは、同一ホームに12400系(サニーカー)と21000系(アーバンライナー)の2種の特急電車が対面して停車している場面にも遭遇しました。





近鉄難波駅をよく利用している人にとっては、これは別に珍しくも何ともない、日常的な光景なのでしょうが、札幌に住んでいる私にとっては、同一ホームに別編成の列車が同時に停車している場面というのはまず見る機会がないので(JR札幌駅でもそのような場面は一度も見た事がないです)、結構珍しかったです。

そういえば、京都に住んでいた頃時々利用していた京阪本線の淀屋橋駅でも、同一線に2編成の列車が入線している場面にはよく遭遇しました。
今は違いますが、かつては阪急河原町駅でも同一線に2編成の列車を入線させていたそうなので、これは、関西の私鉄ターミナルにおいては然程珍しい光景ではないのかもしれません。

ラピートに乗ってきました!

2007年08月24日 | 南海
私は4月19日の記事で、「次回関空行きの飛行機に乗ったときは、今度こそラピートに乗ります」と宣言していましたが、あれから1年5ヶ月経った今月21日、ついにラピートに乗りました!

8月21日、新千歳空港18:30発→関西空港20:40着のANA1718便で関空に到着し、早速、関西空港駅21:04発→難波駅21:42着の空港アクセス特急「ラピートβ」に乗車し、約40分間の短い旅を楽しんできました。
夜だったため、車窓はあまり楽しめませんでしたが(笑)、念願のラピートに乗れたので、私的には大満足でした。

まるで仮面を被っているかのようなその奇抜な正面スタイルから「鉄人28号」というニックネームを持つラピート(50000系電車)ですが、外見だけではなく、車内の内装やデザインも洗練された高級感が漂っていて、なかなか洒落ていました。
車両の内装断面が四角形ではなく楕円形というのも斬新でした。

以下の写真が、ラピートに乗り込む直前に関西空港駅のホームで撮った、ラピートの先頭部分です。何度見ても斬新なデザインです。



これ()は乗車券です。関西空港~難波まで、特急料金やスーパーシート料金も込みで1,590円でした。
難波駅では自動改札機を通らず、窓口で「無効」の印を押して貰って、ラピート乗車記念に札幌まで持ち帰りました(笑)。



ラピートは6両固定編成で、そのうち難波寄りの2両が「スーパーシート」という特別席の車両なのですが、そのスーパーシートは200円を払うだけで利用できるので、折角念願のラピートに乗ったのですから、200円を払ってスーパーシートに座ってきました。以下の写真が、そのスーパーシートです。
中央通路を挟んで2列・1列という座席配置で、1両に31人分の座席が配置してありました。



私が乗ったこのスーパーシートの車両は、私ともう1人のお客さんが利用していただけで、事実上貸切状態だったのですが、そのもう1人のお客さんは堺駅で下車したため、堺から難波までは“事実上”ではなく“完全”な貸切状態となりました(笑)。

そして、以下の写真は普通席の車両です。終点の難波駅で下車する際に撮ってきました。



今回は2泊3日の日程で関西に旅行してきたのですが、23日に関西空港から札幌に帰る際には、ラピートに乗車した記念に、関西空港駅の事務所で「スルッとKANSAI GOGO!トレイン」シリーズの「特急ラピート」(2両セット)を買ってきました。
これも格好良かったです。



難波延長線の正式名が“阪神なんば線”に決定

2007年08月13日 | 阪神



平成21年春の開業を目指して現在建設中の阪神難波延長線(上に貼付の画像の中にも記されている通り、近年は「西大阪延伸線」という名の方が定着していたようですが)の概要と工事進捗状況については、6月6日の記事と8月8日の記事でそれぞれ書かせていただきましたが、その阪神難波延長線の正式名称が、今月9日、阪神電鉄より「阪神なんば線」と発表されました。

「阪神なんば線」と命名された区間は、現行の西大阪線(尼崎~西九条)と現在建設中の延伸区間(西九条~近鉄難波)を合わせた区間です。
ただし、現行の西大阪線が「阪神なんば線」と名称変更されるのは延伸区間の開業時となるため、それまで西大阪線は、今まで通り「西大阪線」を名乗ります。

また、今回の路線名発表に合わせて、新設する同線の3駅の正式な駅名も、それぞれ「九条」(仮称と同じ)、「ドーム前」(仮称は岩崎橋)、「桜川」(仮称は汐見橋)と発表されました。

JTBキャンブックス 京阪特急

2007年08月12日 | 書籍紹介・書評


JTBキャンブックスの『京阪特急 鳩マークの電車が結んだ京都・大阪間の50年』を買って読みました。とても面白い本でした。写真も満載なので、(京阪電車が好きな人なら)それらの写真をただ漠然と眺めているだけでも結構楽しめます。

amazonのブックレビューでも、以下のように好評価されていました。
内容が『くどい程に』濃いです(^_^;) 1900系以前の写真も豊富で、京阪特急についてあらゆる事柄を網羅していると言っても過言ではありません。京阪好きの方はもちろん、京阪電車について知りたいという方にもおすすめです。

(京阪電車好きには)お勧めの本です。
(京阪電車が好きな方は)是非読んでみて下さい!