なにわ筋線(新大阪~JR難波・南海汐見橋・南海難波、合計10.2km)の建設計画については平成21年8月17日の記事で、大阪高速鉄道の大阪モノレール線(大阪空港~ 門真市間21.2km)の延伸計画については平成24年5月14日の記事でそれぞれ詳しく解説をしましたが、昨日の報道によると、大阪府内の鉄道新設・延伸計画について大阪府は、昨日開催された戦略本部会議で、そのなにわ筋線の新設及び大阪モノレール線の延伸、そして、北大阪急行電鉄の南北線(江坂~千里中央間5.9km)の延伸についての具体的な整備計画の概要を決定しました。
なにわ筋線新設は、JR新大阪駅から大阪駅北側の北梅田を経由し、JR難波駅や、南海汐見橋駅もしくは南海難波駅などを結ぶ計画で、今年度内に大阪市や鉄道事業者が入った準備会を立ち上げるそうです。
大阪モノレール延伸は、門真市駅から、東大阪市内の瓜生堂(うりゅうどう)駅までの約9kmの延伸計画で、大阪府は整備費約1,050億円のうち、府と周辺自治体で333億円を負担し、残りを国などに求めるとしており、今後、採算性を検証し、平成26年度に事業化の可否を決定するそうです。
北大阪急行は、千里中央駅(豊中市)から新箕面駅(箕面市)への延伸(約2.5km)に向け、3月末までに箕面市と基本合意書を結びます。
ちなみに、現在、北大阪急行では、深夜の千里中央発江坂行き最終列車の1本を除いて線内のみの運転はなく、ほぼ全列車が江坂駅から大阪市営地下鉄御堂筋線(江坂~なかもず間24.5km)のなかもず駅まで相互直通運転していることから、新箕面駅まで延伸された際には、なかもず~新箕面間で相互直通運転が行われるのはほぼ確実視されています。
大阪府によると、北大阪急行の延伸は整備費が600億円で、そのうち府が100億円を、箕面市が160億円を負担し、残りを鉄道事業者や国の負担で賄うとのことです。
大阪府は、これら3線の新設・延伸の財源に、泉北高速鉄道を運営する府の第三セクター「大阪府都市開発(OTK)」の株式売却益などを充てる意向です。
鉄道の新線建設は、計画から着工・完成まで、とにかくやたらと時間がかかるので(例えば平成21年に開業した阪神なんば線の場合、同線の構想が生まれたのは1950年代でしたから、完成までに60年近くもかかりました)、なるべくスピーディーに進めてもらいたいですね。
なにわ筋線新設は、JR新大阪駅から大阪駅北側の北梅田を経由し、JR難波駅や、南海汐見橋駅もしくは南海難波駅などを結ぶ計画で、今年度内に大阪市や鉄道事業者が入った準備会を立ち上げるそうです。
大阪モノレール延伸は、門真市駅から、東大阪市内の瓜生堂(うりゅうどう)駅までの約9kmの延伸計画で、大阪府は整備費約1,050億円のうち、府と周辺自治体で333億円を負担し、残りを国などに求めるとしており、今後、採算性を検証し、平成26年度に事業化の可否を決定するそうです。
北大阪急行は、千里中央駅(豊中市)から新箕面駅(箕面市)への延伸(約2.5km)に向け、3月末までに箕面市と基本合意書を結びます。
ちなみに、現在、北大阪急行では、深夜の千里中央発江坂行き最終列車の1本を除いて線内のみの運転はなく、ほぼ全列車が江坂駅から大阪市営地下鉄御堂筋線(江坂~なかもず間24.5km)のなかもず駅まで相互直通運転していることから、新箕面駅まで延伸された際には、なかもず~新箕面間で相互直通運転が行われるのはほぼ確実視されています。
大阪府によると、北大阪急行の延伸は整備費が600億円で、そのうち府が100億円を、箕面市が160億円を負担し、残りを鉄道事業者や国の負担で賄うとのことです。
大阪府は、これら3線の新設・延伸の財源に、泉北高速鉄道を運営する府の第三セクター「大阪府都市開発(OTK)」の株式売却益などを充てる意向です。
鉄道の新線建設は、計画から着工・完成まで、とにかくやたらと時間がかかるので(例えば平成21年に開業した阪神なんば線の場合、同線の構想が生まれたのは1950年代でしたから、完成までに60年近くもかかりました)、なるべくスピーディーに進めてもらいたいですね。