昨年10月19日の日記でも報告させていただいたように、嵐電(京福電気鉄道)は今月開業100周年を迎えたのですが、嵐電ではそれを記念して、緑とベージュのツートンカラーで長年京都市民に親しまれてきた現行の車体を、京都をイメージさせる「京紫」に塗り替えることにし、今日、京紫に塗りかえられた車両が嵐山駅で初めて一般に公開・披露され、同駅で記念式典が開催されました。
式典には、鉄道関係者や沿線住民、行政の代表など約70人が出席し、嵐電の西田寛社長は「100年間、古都を走り続けたことに感謝したい。地元の協力のもと、世界の嵐電に向かって頑張りたい」と挨拶し、ホームでのテープカットとともに紫色に一新した車両が姿を現し、大きな拍手に包まれながら同駅から四条大宮に向かって出発しました。
嵐電の公式サイト内(下記URL)に、その新塗装の車体の写真が掲載されていますので、まだ見たことがない方は是非ご覧下さい。従来のようなツートンカラーではなく、全面が紫色一色なので、かなりインパクトがあります。
http://randen.keifuku.co.jp/news/2010/03/100color.html
ちなみに、緑とベージュのツートンカラーの車体の写真(ただじ実車ではなく模型ですが)は以下の記事に掲載しております。
http://sky.ap.teacup.com/applet/kansai/20091128/archive
嵐電では、京紫を採用した理由を、『数多ある色彩の中から、京都らしさを表現でき、山紫水明の嵐山を背景に四季を通じて映える色彩であり、京都の歴史、風格や誇りを体現できる色彩を探していくと「紫」にたどり着きました。そして、さらに多彩な「紫」の中から、嵐電カラーに相応しい色として日本の伝統色の「京紫」を選びました。紫の中でも「京紫」は、ほんのりと赤味を帯びているため、華やぎと温もりをそえてくれます。美しい「京紫」カラーの嵐電が走る風景とともに、未来に向けて新しい歴史を刻みはじめます』と説明しており、保有する28両の車両のうち、レトロ調やラッピングの車両を除く19両を順次京紫に塗り替えていく方針で、現在の車体カラーは3年後には姿を消す予定です。
しかし、嵐電のファンからは、「ひどい、違和感ありすぎ…」「お願いだからヤメテください」「できればこの一両のみにして下さい」「京都のイメージで紫って安直すぎる、そもそも京都=紫って大勢の認識なのか」「今のカラーが60年も続いているという時点で、今の色が既に京都色を打ち出しているとは思わないのか」「京阪といい京福といい、最近の京阪グループはどうしちゃったんでしょう、 阪急を見習って欲しい」「江ノ電とのコラボ企画はどうなるのか、江ノ電にとっても寝耳に水なのでは?」といった、かなり厳しい意見も多く聞かれます…。
式典には、鉄道関係者や沿線住民、行政の代表など約70人が出席し、嵐電の西田寛社長は「100年間、古都を走り続けたことに感謝したい。地元の協力のもと、世界の嵐電に向かって頑張りたい」と挨拶し、ホームでのテープカットとともに紫色に一新した車両が姿を現し、大きな拍手に包まれながら同駅から四条大宮に向かって出発しました。
嵐電の公式サイト内(下記URL)に、その新塗装の車体の写真が掲載されていますので、まだ見たことがない方は是非ご覧下さい。従来のようなツートンカラーではなく、全面が紫色一色なので、かなりインパクトがあります。
http://randen.keifuku.co.jp/news/2010/03/100color.html
ちなみに、緑とベージュのツートンカラーの車体の写真(ただじ実車ではなく模型ですが)は以下の記事に掲載しております。
http://sky.ap.teacup.com/applet/kansai/20091128/archive
嵐電では、京紫を採用した理由を、『数多ある色彩の中から、京都らしさを表現でき、山紫水明の嵐山を背景に四季を通じて映える色彩であり、京都の歴史、風格や誇りを体現できる色彩を探していくと「紫」にたどり着きました。そして、さらに多彩な「紫」の中から、嵐電カラーに相応しい色として日本の伝統色の「京紫」を選びました。紫の中でも「京紫」は、ほんのりと赤味を帯びているため、華やぎと温もりをそえてくれます。美しい「京紫」カラーの嵐電が走る風景とともに、未来に向けて新しい歴史を刻みはじめます』と説明しており、保有する28両の車両のうち、レトロ調やラッピングの車両を除く19両を順次京紫に塗り替えていく方針で、現在の車体カラーは3年後には姿を消す予定です。
しかし、嵐電のファンからは、「ひどい、違和感ありすぎ…」「お願いだからヤメテください」「できればこの一両のみにして下さい」「京都のイメージで紫って安直すぎる、そもそも京都=紫って大勢の認識なのか」「今のカラーが60年も続いているという時点で、今の色が既に京都色を打ち出しているとは思わないのか」「京阪といい京福といい、最近の京阪グループはどうしちゃったんでしょう、 阪急を見習って欲しい」「江ノ電とのコラボ企画はどうなるのか、江ノ電にとっても寝耳に水なのでは?」といった、かなり厳しい意見も多く聞かれます…。