テニスを楽しく

一生涯テニスを楽しもう!

読書感想

2008年07月31日 | Weblog
小平秘録 伊藤正著 中国の革命から文化大革命それを経て近代化の時代を生きた小平。3度の失脚から這い上がり近代化を推し進める過程で天安門事件で民衆を弾圧し共産党の1党独裁を堅持した。絶対的権力者の毛沢東の行った文化大革命。江青ら4人組が仕掛けた政治闘争で敗れ失脚し毛沢東亡き後で絶大な権力を持った。
 現在の中国の発展の基礎を築いたのも小平。今の中国の格差を拡大したのも小平。共産主義か資本主義かの体制が違えどもどうも、庶民は、虐げられる存在なのか。人間は、体勢に関係なく欲で動くもの。そこには、みんなが平等で豊かな生活を望むのは所詮、無理なのか。

読書感想

2008年07月18日 | Weblog
サムライ、バリに殉ず 坂野徳隆著 第2次大戦でバリ島で敗戦を知りそのまま捕虜になることを良しとせず地元のゲリラに身を投じてオランダの植民地から独立を勝ち取るために戦った元日本兵のドキュメント。結局は、ゲリラ戦では独立を勝ち取れなかったが世界情勢が大国の植民地支配を許さなくなってインドネシアとして独立することになった。基本は、民族自立であり今も植民地とは違う形で少数民族を支配する構造が残っている。多数民族との差別、格差が無く民主的に体制に参画できるのであれば特に独立という形まで発展しないのかもしれない。
 それが、無くならない限り民族紛争、宗教紛争が無くならないのかも。やっぱり武力行使によって多くの人が不幸になっていく。この元日本兵も戦争が無ければ故郷で平和に暮らせてのかも知れない。戦後、日本は紛争に直接参加していないが今、多くの危険な動きが始まっている。

読書感想

2008年07月16日 | Weblog
ツバメ記念日 重松清著 短編小説を集めた中の一つを本の題名にしています。今までの重松小説のほろりとさせられる短編が主なものです。ツバメ記念日は、結婚間近な娘に父が送る手紙形式で共働きで子育てする夫婦の葛藤や苦労を妻が背負い込み限界に達しているとき、駅のホームから見えるツバメの巣を老夫婦が説明してくれて、気を取り直すことで危機を脱する話です。
 

第31回 ダンロップテニストーナメント

2008年07月12日 | Weblog
 毎年恒例の大会。S山さんと壮年に出場しました。毎年準決勝の壁が敗れません。今年も、準決勝で敗退です。2-8と良い所がありませんでした。最初のサーブをダブってしまい良いイメージで進められませんでした。最初のゲームを落とすと次の相手サーブは、早く深く重いサーブが入ってきました。完敗でした。もう少し工夫して試合を進めなければなりませんでしたね。

読書感想

2008年07月11日 | Weblog
 とろける とろける 唯川恵著 短編小説9編が収まっています。基本的に男女の感情が織り成す物語です。渡辺淳一氏程でもないですが肉体的欲望と感情とを絡め物語が構成されています。
 短編なので一つ一つの物語が最後の落ちというか結末があるので楽しめました。

北海道テニス選手権を観戦

2008年07月10日 | Weblog
 中島公園テニスコートで行われている北海道テニス選手権を観戦しました。第1シードのJR所属の田中選手対草トーナメントポイント№1の山崎選手。どちらのラリーも力強く見ごたえのある試合でした。4-1で田中選手リードから4-4まで盛り返した山崎選手。このまま逆転するかと思いきや№1シードの意地で7-5と第1セットを田中選手が取りました。特に、6-5で山崎選手のサーブをブレイクしました。
 第2セットもお互いの鬩ぎ合いで5-4で田中選手が又もや山崎選手のサーブをブレイクして勝利しました。やっぱりゲームをリードすることが有利に試合が出来ますね。また、山崎選手のチャンスボールのアプローチショットがネットに掛かり惜しいポイントを失うことが少し多かったようです。
 それにしてもチャンスボールをお互いミスしてもポーカーフェイスで内心は、どれほど惜しい思いか知れませんが表に出さず淡々と試合をしています。見習わなければならないところですね。

読書感想

2008年07月09日 | Weblog
 未帰還兵 将口泰浩著 第2次大戦で日本に帰らなかった元日本兵を取材したドキュメント。南方のジャングルを敗走し多くの兵士が命を落とした。その中で奇跡的に助かり地元の人々に溶け込んで暮らしている元日本兵の祖国に対する複雑な思い。
 無理な作戦で多くの兵士を死に追い込んだ幹部。その為に死んだ多くの兵士の無念。祖国に対する憤懣や郷愁、望郷が高齢になって心のどこかで疼く。それを否定することも心のどこかにある。人生を大きく変えた戦争という愚かな行為。
 今また、日本は、その愚かな行為に国際貢献という政府の都合で巻き込まれる危険が出てきた。戦争で他国の人を殺すくらいなら国際的に評価されなくたって良いではないか。自衛隊は派遣しませんと宣言したって。

読書感想

2008年07月08日 | Weblog
 赤めだか 立川談春著 立川談志の弟子になって落語家になる修業時代を含め談志のエピソードや落語の修業などが面白く紹介されている。
 噺家の個性豊かでちょっと常識が欠ける修業時代。談志の家元制度での二つ目になる厳しい条件。談志の揺るぎ無い芸の追及。しかし、人情味ある弟子への思い。
 談志の本も読みましたが弟子から見た談志の人間性が良く表現されていました。

第33回 札幌テニス選手権

2008年07月04日 | Weblog
 またもや、フルセット試合し負けてしまいました。今回の課題は、フォアハンドの攻めですがことごとくネットに掛かり自爆しました。どうしても大事なポイントの攻めでネットに掛けてしまいます。守って繋げば攻め込まれます。どうしても攻めて行かなければならないのにネットに掛けポイントを失います。そうなるとパスのボールもネットに掛かってしまいます。
 もっと冷静に試合を運ばなければならないのにイラついて自爆しました。

読書感想

2008年07月01日 | Weblog
災厄 永嶋恵美著 一人の弁護士に関係する人々の嫉妬、妬み、憎悪を含め展開されるサスペンス。
 弁護士が少年弁護を引き受けてからその妻に嫌がらせが始まる。その嫌がらせを計画したのが弁護士の秘書。弁護士に恋心があり突如、現れた新妻に対する嫉妬。物語の最後に出てくる秘書の下で働く新しく入ったスタッフが何故に同じ嫌がらせをしたのか?動機が語られていない。何か尻切れトンボみたいな読書感。