テニスを楽しく

一生涯テニスを楽しもう!

読書感想

2008年02月28日 | Weblog
定年ゴジラ 重松清著 分譲団地に住む定年退職した人達の物語。いずれは自分も退職し今住むところも同じ様になっていくのか。身に詰まされる内容でした。自分が退職した時を想像し未来が少し暗くなりました。

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2008年02月25日 | Weblog
摂氏零度の少女 新堂冬樹著 実の母を薬物実験のように毒殺しようとした娘の物語。精神分裂のような少女に描いている。毒物が体に蓄積され中毒症状をブログで報告している。実際に似たような事件があったような記憶があります。少女が未成年と言うこともあり実母を殺そうとした事件で詳細は、分かりません。

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2008年02月21日 | Weblog
トヨタの闇 渡邉正裕 林克明 共著 トヨタ自動車の労働実態や下請実態を暴いたノンフィクション。販売台数が世界一になり莫大な利益を上げて陰で過酷な労働を強いる会社。その矛先は、下請企業にも向けられその歪みは、増大しいずれは破綻に向かうと言う。資本主義の宿命とも言える人間性を無視した経営で世界一ですか。今の日本は、中国の工業に企業が打撃を受けていることと同じ事を日本の自動車産業は、アメリカの自動車産業に行って来た。そんなに世界中に自動車を売らなくても良いから労働者や社会に暖かい企業になって欲しいですね。

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2008年02月20日 | Weblog
第四の闇 香納諒一著 ネット自殺に絡む殺人犯人を探して出す推理小説。推理小説によくある登場人物に推理を語らせ過ぎ。確に誰かに推理を展開しないと読者に伝わらないと思うけど語らせば語らすほど嘘っぽくなる。漫画コナンみたいに。

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2008年02月14日 | Weblog
ちりとてちんの味わいかた 桂枝光 共著 落語の解説書。共著となっているのは、出版社の社長が枝光さんの噺を書いて本にしたようです。札幌で落語会を定期的に開催している。何回か観に行ってファンになりました。前回の立ち消え線香の噺は、特に良かったです。

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2008年02月12日 | Weblog
カシオぺアの丘で 重松清著 幼馴染み四人がそれぞれの人生を送り再会し過去に纏わる人生やわだかまりを清算する。とても泣ける小説でした。愛する人を残して死んで逝く人と残された人。他の人の人生模様も重なって物語は、進行します。歳をとって涙脆くなったのか人生の機微を感じ共鳴出来るように成ったのか。泣けました。

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2008年02月08日 | Weblog
教師格差 尾木直樹著 現在の学校を取り巻く問題を生徒、家庭、教師、教育行政、政治から分析している。学力のみの評価、教師査定等が絡み合い生徒、教師が疲弊し問題が噴出していると。最終的には、行政、政治が解決の処方をしなければならないのに、見当はずれの方向を向いている。同感です。文科省を始め政府の責任は、重い。家庭の躾、教師の力が必要ですね。社会に目を向ければ過度の競争主義や経済至上主義がまん延している。社会が変わらなければ学校も変わらない。

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2008年02月01日 | Weblog
中原の虹 第4巻浅田次郎著1巻から読んだが長編小説は、浅田ファンからすれば長すぎていつもの切れが感じられなかった。蒼穹の昴よりまのびした感があります。
中国の歴史物ですが登場人物の名前が幼名があったり俗称があったりし中々理解できません。
やはり短編小説か日本の武士物語がよいですね。ホロリとさせられる浅田ワールドを読みたいですね。