テニスを楽しく

一生涯テニスを楽しもう!

読書感想

2008年01月26日 | Weblog
 官邸崩壊 上杉隆著 安倍内閣の誕生から安倍首相の退陣までを書いている。首相本人を含めスタッフがあまりにも不適任な人材が集まったかを物語っていて納得してしまった。
 権力の頂点に立つ人間は、その器でないと勤まらないことが解り面白かった。役職がその人間を造るという言葉もあるがその器でない人間が大きな役に就くのは、その人にとっても不幸であり周りでも災難である。会社でもそうですよね。だから、人事は大切であり上の人の思いつきで人事を行っては、皆が迷惑する。まして、国の最高権力者となるとなおさらですよね。

読書感想

2008年01月24日 | Weblog
快楽なくして何が人生 団鬼六著 官能小説家の生涯を顧みた自伝。ペンネームの由来も解りました。それにしても小説なみの人生を歩まれてひたすら快楽を追い求めていたとは。将棋小説の面白さに惹かれ作家自信に興味を持ったのですが流石、エロ小説家。あっぱれ!

読書感想

2008年01月22日 | Weblog
彼女は嘘をついている 小泉知樹著 痴漢の濡衣を着せられ最高裁まで争い有罪が確定しまう。冤罪で収監されさぞ無念だろう。今の時代になっても冤罪が起こりえる。陪審制度は、真実を見極められるのか?裁判官でも無理だった。人を裁く事の重大さが分かった一冊でした。

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2008年01月17日 | Weblog
メタボラ 桐野夏生著 書き出しは、京極堂風でホラーじみていましたが記憶を無くした主人公と最初に出会う青年が第二主人公として物語が進みます。記憶が戻りまでの人間の内面と葛藤が中心で色々な人間が関わり物語が膨らんで行きます。最後は、第二主人公の死を想像される結末ですが客の付けを被った借金でヤクザに暴行を受ける想定ですが死ぬまで暴行するなどは、現実味がないかな。

読書感想

2008年01月07日 | Weblog
「北海道警察の冷たい夏」曽我部司著
道警の暗部を焙り出した事件の詳細が分かり、また、役所のエリート言われるキャリヤ官僚と一般公務員の身分差別があり理不尽がまかりとおる社会。法を守るための暴力装置の警察での違法行為。全てが事実かどうか不明だが組織の怖さが分かった。