テニスを楽しく

一生涯テニスを楽しもう!

もういちど生まれる

2013年11月29日 | Weblog
 朝井リョウ著 二十歳前後の若者の物語。主人公が誰と言う特定が無く各章ごとに物語の登場人物が一人称で書かれている。それぞれの人物が兄弟であったり同級生であったりして関わっているが物語は、各章で完結していいる。若者の将来の不安や自己を見つめる事を題材にしている。少し今風の言葉遊びがある章もあったが何をどうしたという物語ではない。

春はそこまで

2013年11月26日 | Weblog
 志川節子著 江戸時代の商店街の人々の人情物語。商店主や跡取り息子の色恋沙汰を主題に江戸の父の仇討に来た子とその叔母を後半に主題に据えて構成している。最初は、商店街の旦那衆やその妻たちの話で面白味も欠けていたが後半は、仇討の話が加わり変化があって読み切れました。

ワーキング・ホリデー

2013年11月20日 | Weblog
 坂木司著 元ホストの宅配便の主人公と突然現れた息子とのふれあいや親子の情の物語。ヤンキー時代に振られた彼女が自分の子供を生んでシングルマザーとして子供を育て小学生に成長した息子が突然訪ねて来る。ホストクラブで働いていた主人公は、オーナーの厚意で宅配業者に転職し色んなエピソードがあり親子の情が交わされる。中々切ない物語で面白かったです。

死命

2013年11月18日 | Weblog
 薬丸岳著 刑事ものの小説。犯人は、末期がんを患った事によって子供の時のトラウマから女性の連続殺人を犯す。それを追う刑事は、はみ出し者の刑事でこちらも末期がんであり同じ病院で診察治療を受けているとの設定。偶然過ぎて設定が無理を感じる。もう少し犯人を追うのに違う設定が良いように思います。周りの人間関係やエピソードは、面白いと思うが犯人の思いを寄せる人が警察に連絡を入れている時に交通事故で亡くなるのもちょっとどうかと思ってしまう。

楽園のカンヴァス

2013年11月08日 | Weblog
 原田マハ著 ルソーの絵画に纏わる物語。資産家のコレクションの中のルソーの絵画を鑑定依頼された女性研究者と美術館の職員の話です。実在の画家や作品を題材にし物語に仕上げています。絵画を文字で表現するのは難しいと思いますが実在の絵の写真を見ればなるほどと感心します。

石狩インドアテニス大会

2013年11月05日 | Weblog
 連休中に室内のミックスの大会がありました。B級は、2回戦で強豪チームと当り敗退しましたし、年代別は、こちらの調子が今一つで3回戦敗退です。せめて年代別でベスト4に残りたかったです。B級は、若者と当たると動きが違い届かないコースにボールを打ったつもりでもボールに追いつき逆襲されました。年代別は、パートーナーの調子が出なく競り負けました。テニスは、奥が深いです。