池井戸潤著 下町の中小企業が開発したロケットエンジンの燃料バルブを巡っての大手企業との攻防を描いた物語。大手企業の横暴と圧力に屈しずロケットを飛ばす夢を見た主人公の社長とその従業員の熱意と葛藤を描いている。日本の下請け企業が納入先の大手企業に圧力を受けている状況が反映された内容なのかもしれません。
予選4組のリーグ戦でしたが2勝1敗で勝ち上がれませんでした。もう少し粘り強く球を繋いで行けば良かったと反省しています。あと、ロブの精度が悪かったですね。取りたいポイントでエンドラインを割ってしまいました。そんなに深くなくてハイボレーで取らすぐらいの球で相手の陣形を崩すぐらいで良かったと思います。これも反省ですね。
後藤忠政著 元暴力団組長の回顧録？暴露本的な内容が興味深く書かれていました。創価学会との関係や多くの企業家や政治家の関係が書かれていました。庶民には計り知れない裏の事情が書かれていましたが、後藤組長が関係することでどの位、組にお金が流れ込んだのかは書かれていませんでした。そこのところをもう少し詳しく書かれていれば良かったと思います。
柚月裕子著 最初の章は、主人公の検事が最初から登場しなく刑事小説かと思いました。若手検事の犯罪だけに拘らず背景や人間を見て真実を追究する姿を描いている。最後の章は、その父が世話になった人物に恩を返していく物語を絡ませて描いている。