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ファイターズ応援

2014年04月27日 | Weblog

 シーズン初めて野球観戦に行きました。入場料が値上がりしていました。外野自由席で1,800円です。昨年から300円の値上げです。消費税便乗値上げ?3%の増税幅であれば1,600円程度なのですがどうなのでしょう?ビールも600円から650円に値上げです。これも便乗値上げではないでしょうか?これでは、観客が減るのも仕方がないですね。ファイターズも大敗し踏んだり蹴ったりです。


相続人TOMOKO

2014年04月27日 | Weblog

 大沢在昌著 アメリカの政財界を支配しようとする秘密結社に属していた主人公の女性が夫を殺害されたことから組織に復讐する物語。主人公は当然美人で武闘も含めとても強い。殺人も辞さず徹底して組織に狙われるがことごとく返り討ちにして組織を破壊してゆく。秘密結社の暴露をアメリカ大統領に直訴するラストは、ありえないストーリーです。ホテルでも野外でも至る所で刺客を返り討ちにしますがそれが発覚しないことですが不思議です。細かいところはあまり気にしないのが娯楽小説の読み方です。24年前に初版の小説ですので携帯電話等の最近の情報機器が登場しません。有線の電話や錠のピッキングといった当時のスパイ小説にある手法で時代性を感じました。

 


帰らざる街、小樽よ

2014年04月15日 | Weblog

 西村京太郎著 小樽と東京を舞台としたミステリー小説ですね。でも、主人公と思われる居酒屋の主人が途中で殺されます。あまり出番のない十津川警部が最後に引き取り謎解きをしますが中々ない展開です。詳細で気になったのが小豆の播種時期で北海道では、3月に種蒔きはしません。それと小豆が大豊作で小樽の倉庫が足りなくなるほどのことが事件の核心ですがちょっと無理があります。離農跡地に小豆を作付けしたとありますが、なんぼ世界が小豆の不作だったとはいえ莫大な利益を得る小豆の収穫量が耕作放棄地の開墾や播種、収穫に人力だけではたかが知れています。収穫を担う農業機械が間に合いません。何故、話に中心に小豆を据えたのか疑問です。作者は、北海道の農業をあまり知らないのか調査不足です。


死んでも治らない

2014年04月09日 | Weblog

 若竹七海著 オムニバス・ミステリーと書いてあったとおり、各章に分かれた物語が書かれているのですが各章の繋がりが時系列でない並びになっているので解りにくい構成です。種明かしも主人公に語らせ過ぎですし山荘では都合よく火山弾が落ちて犯人は、建物の下敷きになり主人公が助かると言うびっくりする展開です。これってミステリー小説?


このごろ思うこと~無常~

2014年04月03日 | Weblog

 このごろよくテレビで昭和歌謡の歌番組で昔の映像が放映されます。そして昔のアイドル歌手が現在のスタジオで歌う姿が放映され、かつてのアイドルも、もうおばさんおじさんです。あんなに可愛かった憧れの歌手も皺が増え肌は弛み普通の派手なおばさんになっています。これが時の無常ですかね。浄土真宗に「白骨の御文」という教えがありますがまさに時間は、無常です。こんな無常の世の中です。明日、交通事故で死ぬかもしれませんし乗った飛行機が落ちるかもしれません。人生は、何があるかわかりませんが私も含め自分は長生きすると勝手に思い込んでいます。ある日突然いわれなき罪で48年間も殺人犯で留置されるかもしれませんし満員電車で痴漢の疑いをかけられ失職するかもしれません。

 不幸とは、まったく背中合わせの生き方をしているかも知れないのに人間は楽天的に出来ているもので自分だけはそうでないと思って生きています。そこに不幸な出来事が起こると何故自分だけがこんな目に合うのだろうと悲観して絶望します。特に重い病気に罹ったり事故の被害者になったりしたら何故自分だけがと思ってしまいます。しかし、だれもが犠牲者になる可能性があるのに自分だけは大丈夫だという根拠の薄い思い込みで生きています。何が起きても良いように心の準備を怠らないようにしなければなりません。


はじめての文学

2014年04月03日 | Weblog

 浅田次郎著 短編小説が5編収録されている本です。後書き的に小説とは何かということを述べています。文学とその先にある芸術があると書いてあります。浅田文学は、非現実の話を切ない話にしていますし荒唐無稽の話にしない力があります。