テニスを楽しく

一生涯テニスを楽しもう!

朱鳥の陵

2013年01月30日 | Weblog
 坂東眞砂子著 飛鳥時代の物語。夢から解き明かし予言や占いをする巫女が天皇になる后の心の中に入り込み夫である天皇と自分の息子の皇太子を殺した事を見てしまう。昔の話として漢字の読みが難しくルビが振ってあるが読みにくい。現代では、使われない読み方ですが話し言葉は、現代の言葉として書かれている。話し言葉まで当時の表現に書かれては、意味も解らなくなってしまうから漢字の読みだけでも当時の読み方がルビで表現しのか。確かに音読みは、当時としては外来語ですかね。言葉は時代で変化するが現代は、意味不明な外来語が多すぎます。

鍵のかかった部屋

2013年01月22日 | Weblog
 貴志祐介著 密室で人が死ぬのが自殺や事故死でなく殺人である事を解明して行く推理小説。何篇かに分けて事件毎に犯人のトリックが解明され暴かれて行く物語。推理小説は、現実性があればある程、謎解きの面白さがあるがこの小説は、トリックの複雑さに現実性を欠いており漫画のコナン的な展開です。早とちりでトリックが解明した喜ぶ弁護士や緻密な検証で解決していく主人公の構成は、良くある展開ですが渋い建て付けの悪いドアを閉めるのにエアコンのダクト穴からテニスボールをピッチングマシンで通過させドアを閉める話は、あまりにも現実離れあしていて呆れてしまいますね。考え落ちですかね。

ジェノサイド

2013年01月16日 | Weblog
 高野和明著 アフリカの密林でピグミー族から誕生した進化した人類を救出する物語。新人類は、知能が進化しPCからアメリカの全ての制御システムに侵入し全てのシステムを支配できることや自然現象を予測できる頭脳を持っている。SF的な内容とアメリカの国防省やSIAが新人類の暗殺に関わっているのを察知して、アフリカから脱出する冒険的な要素も含まれた物語でした。進化した頭脳は別として今の人類は、日本人に限りスタイルは、良くなって来ていると思います。手足は長いし顔が小さい。多分、新人類への進化が始まっているのでしょう。頭が小さいと難産になりにくいと聞いた事があります。人類は、頭脳を発達させ生存してきましたが脳の容量が増えるに従って頭も大きくなって来たようです。しかしここにきて、頭脳の進化が止まったのでしょうか?小顔の若者が増えてきたように感じます。記憶や計算、文章を作成する事をPCに任せるとその能力が不要になってきますね。芸能人でいえば天童よしみ、大川栄作、武田鉄也等の旧人類の体型の人は、これから絶滅に向かうのでしょうか。