テニスを楽しく

一生涯テニスを楽しもう!

その日の前に

2010年01月27日 | Weblog
 重松清著 重松氏らしい短編小説が7編です。人生が意地らしく切ない物語です。この頃特に涙腺が緩んできていますので泣けます。浅田次郎氏は、親子や家族の切ない物語を書きますが重松氏は、子供の時の同級生が大きくなって人生が絡み合い子供の時を思い出し切ない物語に仕上げています。

映画鑑賞

2010年01月27日 | Weblog
 サロゲート 監督ジョナサン・ムストゥ 主演ブルース・ウィリス
人間に代わってロボットが働いたりするSF映画でもあり夫婦の愛を取り戻す内容でした。最初は、他の映画を観るつもりでしたが、時間が丁度都合よかったのでこの映画にしました。ブルース・ウィリスに良く似た俳優だなーと最後まで思っていましたが本人でした。この映画の情報を調べないで観たものですから、髭を生やしていたり鬘を付けていたりで判りませんでした。
 本当に人間が労働から解放される社会が来るのでしょうか。この映画は、ロボットを人間が全て操作する内容ですが、人間が操作しなくてもロボット自信で判断し労働する世の中が来れば人間は、労働から解放されて幸せになるのでしょうか。
 昔のギリシャでは、奴隷に労働させ特権階級は、労働をしなくて生活していたとか。多数の奴隷の立場では許される社会ではないですね。
 今の世の中は、大多数の労働者が働き一握りの資本家が贅沢な暮らしをしている。鳩山首相の母は、ブリジストンの配当だけで年に何億円も収入がある。これ全てブリジストンの社員が働いて利益を生み出した金です。確かに創業者は苦労し会社を興し発展させ利益の出る会社にしましたがそこに働く人たちと余りにも収入の差があるのではないでしょうか。
 何か映画の話から外れましたが、確かにコンピュターが発達した現在もきつい肉体労働は、減ってきていますが労働は楽にならず返って精神労働の過重が大きくなってきているのでしょう。

読書感想

2010年01月23日 | Weblog
 行かう舗道 佐々木譲著 今年の直木賞作家でしたかね。夕張出身で警官シリーズがドラマ化されたりしていましたね。本の内容は、忘れました。全部読んだんですがね時間が経つと忘れてしまいます。
 
 愛妻日記 重松清著 この作家には珍しいエロ小説ですね。いつも、切ない小説が多い中でグロテスクとも思える内容でした。自分の殻を破るつもりで書いたのでしょうかね。

 遺品整理屋は見た! 吉田太一著 このような仕事があるんですね。孤独死した人の残した荷物(遺品)を始末する仕事。大変な仕事ですね。でも、誰かが片付けなければならないですが遺族は、悲惨な現場には入れないでしょうね。仕事と割り切っていなければ無理でしょう。納棺師もそうですが誰かがしなければならないのでしょう。これからは、年寄りや孤独な人が誰にも看取られずされずに死にそして、大分経ってから発見される事が多くなりそうですね。大切な仕事ですね。