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映画鑑賞

2009年12月05日 | Weblog
 火天の城
 西田敏行が主演した桃山城を築城した棟梁の物語。織田信長の命令で田舎の寺社大工の棟梁が築城を命じられ今で言う設計コンペで選定された。築城の経過が謎に包まれその全容が分らないので何を表現してもいいと思うが設計コンペ方式や実物模型等で競わせる内容は、娯楽映画であるが内容と展開が今ひとつでした。西田さんの配役を間違えたか。

 さまよう刃
 父親と娘だけの家族でその娘を強姦の上、殺された父親が3人の犯人に復讐を果たす内容。一応、少年犯罪の刑が軽いとしての問題提起か?でも、最後は刑事役の伊東四郎が多くの群集がいる中で父親を銃殺したのは、現実離れしている。

 沈まぬ太陽
 大手航空機会社に務める主人公役の渡辺兼と若い時は労働組合で会社に交渉に臨んだ三浦友和との友情とその後の会社における立場の違いでライバルとなり左遷の後、航空事故の遺族対策やその後の会社の建て直しに奔走する渡辺兼と会社側に立って不正に手を染めてゆく三浦友和の対比で勤め人の悲哀を表現している。
 3時間を超える内容は、見ごたえがある。最後は、アフリカのカラチに異動を命じられるが左遷とは、考えずに赴任して行く主人公が再び見た夕日が題名を表したラストシーンで納得が行きました。原作を読んでいないので映画の内容だけでの感想ですが左遷に次ぐ左遷でやっと本社に戻ってきたが航空機事故の遺族係となる苦労もへこたれず遺族のことを思い社員のことを思い出世には、縁が無くても務め続ける主人公は、実社会においても考えさせられる事も多かったです。

読書感想

2009年12月05日 | Weblog
しばらく感想を書いていませんでした。
 闇の子供たち 梁石日著
 だいぶ前に読んだもので内容を忘れました。確か、貧しい国の子供たちが外国の金持ちの人に性を売るよう強要される物語でしたかね。

 セブンイレブンの正体 古川琢也著
 フランチャイズで契約して契約料を払いながら理不尽な契約内容で値引き売りや売り残し代金を負担する現実を暴いた内容。絶対に本社が損をしない仕組みと過酷な労働で利益を出している実態。過酷な売り上げ競争で疲れ果てていく店主。一部の人たちが儲ける競争社会に成ってしまったのか?これで人々は、幸福感を持てるのか?

 ダブルファンタジー 村山由佳著
 これも内容が良く理解できなく全く忘れました。

 とんび 重松清著
 運送会社に務めていた主人公に出来の良い息子が生まれたが母親がその息子をかばうため事故死した事を上手く伝えれなく葛藤していく物語。著者が得意とする人情やいじらしさが表現されていて涙を誘う。

 死んだら何を書いてもいいわ 荻原朔美著
 確か自分の母親の人生に纏わる話でしたかね?憶えていません。

 眠れなくなる宇宙のはなし 佐藤勝彦著
 インフレーション宇宙論を著した著者でしたかね。宇宙の始まりをビックバンに求めているが少し違う観点で宇宙の境界と始まりを解き明かそうとしている宇宙科学者の現在の考え方を載せている。

 乱反射 貫井徳郎著
 これも内容を忘れました。

 宇宙を織りなすもの ブライアングリーン著
 宇宙科学の進展を歴史的に説明し現在の状況を解説した内容。宇宙の時間に対して人生は短いが、人は、短い人生で苦労し苦しみ悲しみ老いて行く。死ぬ時は、楽しいい思い出に浸りながら死にたいものですね。

 カカシの夏休み 重松清著
 教師の物語が短編で収められている。学級崩壊の危機に立ち向かえない教師の心情と葛藤を描いている。現実味のある物語。

 茨の木 さだまさし著
 父の遺品のバイオリンの作者を求めてイギリスに行き家族の結びつきと人情と親切な人との出会いをそれぞれの人生に絡めあいながら進む物語。この頃、人生や人情とかを書いた物語が好きになってきたか?
 浅田次郎氏や重松清氏の涙腺の緩む物語には、弱いです。