テニスを楽しく

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雲の階段

2014年05月19日 | Weblog

 渡辺淳一著 最近亡くなった著者。色々な小説を書いていますが医療や医師を題材にした小説です。著者自身が医師だった経歴から手術の描写や治療方法については、医療知識に基づいて書かれていると思いますので真実味がありますね。テレビドラマ化され面白いと思い原作を読みました。原作も面白いですね。 


家光の陰謀 隠密秘録(六)

2014年05月16日 | Weblog

 藤井邦夫著 江戸時代を背景にした捕り物帳物語。主人公の同心が柳生家が家光時代の将軍の陰謀を暴露しようとしている秘密文書を主人公が入手して未然に防ぎ幕閣との争いを未然に防ぐ物語。当然剣豪が主人公で同心で今でいう警察組織。悪人を捕える若しくは、情により真犯人を逃がすという人情もの。時代小説の捕り物帳は、初めて読むがそれなりに主人公は、正義で悪を凝らしめる内容が決まっています。


六本木聖者伝説(不死王編)

2014年05月09日 | Weblog

 大沢在昌著 前篇があるのでしょうが不死王編から読みました。ですから前篇の話の粗筋が分からず内容が理解できませんでした。香港のギャングから東京の六本木を護えう話ですね。謎のギャングの親分が有名な映画俳優で孤島に幽閉されていた?それって幽閉された時は失踪としてマスコミを賑わすのではないか?ちょっと筋書きに無理があるのではないか。年齢が不詳で詳しくは分からないが外人の用心棒を片手のネックハンキングでホテル天井に頭を打ち付ける位の怪力の表現がありますが外人の用心棒の体格と身長を想定すると不死王とされる俳優は、身長180cm以上でマッチョな体格を想定されますが何だか矛盾を感じます。主人公とその同志の女性がホテルから葛篭で連れ去れるのですが主人公の身長が180cmと想定すると二人を入れる葛篭を運び出す設定は、無理があるのではないでしょうか。最後の方は、不死王が鬼の化身と思わせる表現がありますがこれになるとホラー小説になってしまいます。残念です。