妹夫婦が上京して,墓参りと親戚巡りに行ってきました。お墓は足利市にあります。 先ずお墓のある父の生家に行きました。6月だというのに,真夏の暑さでした。
家主は,80歳を超え,長女には若くして既に孫ができました。長男は,東京で働いています。敷地で数多くの野菜を作って生活しています。
次いで,子供の頃,大変かわいがってもらった仁井田家に行きました。栃木県いちごの創始者の家です。何でも栃木県出身のお笑い芸人「U字工事」が,栃木県を紹介する旅番組でいきなり訪ねて来てインタビューをしたとのこと。それを放映した番組を録画したものを見せてもらいました。
ネットでは,仁井田一郎(にいだいちろう) 栃木県でイチゴのビニール栽培を広めた人物。U字工事の漫才の中ではイチゴ農家のカリスマと呼ばれるとの事だが,実際には栃木県に住む人にあまり知られていない。イチゴ農家を営まれている方々の中では有名なのかもしれない。と紹介されていました。
次いで,母の実家へ,ここも80歳を超える母の弟が一人暮らしをしています。敷地は一番広く,12年くらい前に60坪位の家に建て替えたそうです。こんな広い家に一人暮らしではさぞかし大変でしょう。幸い体はいたって健康なようです。
全て共通するのは,仕事の関係で子供達は全員家を出て,家には高齢者のみが住みんでいること。家は広くてもゆったりした環境にあるが,交通の便がよくないため,子供が勤めている間は容易に子供達と同居できないと思われることです。
皆,野菜を作ったり庭の手入れをしたりの悠々時的な生活の為,平均寿命を超える長生きをしそうな人達ですが,いずれ亡くなった時は,空き家になってしまいます。
そうすると,子供が家に戻ることができなければ,空き家になってしまい,人に貸すかいっそのこと売却するしかありません。ただ, 売却するにしても広すぎるため,特殊な人達しか対象として見ない気がします。
このような現象は,全国のどこの地方にも起こっていることだと思います。この現実をどのように考えたらよいでしょう。
貴重な家屋が廃屋と化してしまうかもしれない現実を何とかしなくてはならないと思います。
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