もう10年以上前の話でしょうか?再婚した夫が死亡し,妻(外国人)と娘2人(うち1人は前妻の子)の相続登記を受任しました。
前妻の子の住所が判明したため,不動産(居住用)を妻が相続し,前妻の子には代償金を支払うべく,代償金についてどの位の金額を希望するかを送付したところ,サングラスをした強面の人を連れた2人が事務所をいきなり訪ねて来ました。
何故勝手に分割方法を決めるのだというので,私は,分割協議案を提示しただけで,これが最終決定ではなく要望があれば,仰って欲しい旨を回答しましたが,容易に納得しません。
居座られても埒があきませんので,後は当事者で話し合って欲しいとのことで,ひとまず退出願いました。その際,俺は街宣車でも何でも繰り出すことができるとの捨て台詞を吐いていきました。
さて,改めて当事者である妻と話し合ったところ,その筋の人は,案外人が良く3時間話し合った末,外国籍の妻に根負けしたようで,私の案どおりで良いから協議書を送ってくれと連絡がありました。
その後,数年して事件を忘れた頃,その筋の人が別の事件の依頼に事務所を訪れたことにびっくりし,遠方の事件なので丁寧にお断りしたことを鮮明に記憶しています。
さて,現在,事務所で長期化している事件について次に紹介致します。
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