控訴理由書の作成中です。現在貸金業者の主張は,ほとんど時効がらみです。
今回は,同一の契約なのに,完済ごとに取引の分断を主張し,なんと簡裁ではこの主張を認めてしまいました。
最高裁は,借主が,取引の最中は過払金についてよく分からないし,これは,貸金業者側が過払金を生ずる取引を続けていたからだとしているのに。
一般人である借主は,債務整理でも通常完済でも,取引を終了しない限り過払金返還請求なんて思いもよらないのが通常です。
利息制限法に違反した取引について,年18%を超える部分を返還してもらうのは当然なのです。
年18%の利息を支払うことがどれほど大変なのか,計算してみればすぐ分かります。
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