亀田司法書士ブログ

越谷市の亀田司法書士事務所のブログです

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民事信託研修

2013-01-28 14:33:45 | 司法書士の日記

またまた民事信託です。今回の研修は,所属している民事信託推進センター催行のものではなく,埼玉司法書士会のもの。

最初,傲慢にも,基礎的な内容で受講しても面白くなかったらどうしようと心配していました。ところが,実際は実務を交えたとても興味深いものでした。講師は,既に顔見知りの民事信託推進センターの理事です。

この方が正直かつユニークで,聞いていてとても面白く思わず笑みもこぼれしまい,参加してとても良かったと思いました。事例では,検討を重ねて契約し登記まですませたスキームが,税務上の問題により訂正せざるを得なかったこと等,失敗を包み隠さず披露してくれました。そしてときには,信託普及の妨げとなっている現状への批判も交えて進みました。本人が意識しているのではなく,人柄がにじみ出たおもしろさであり,同職の一人としてとても魅力的でした。

さて,事例の一つが,再婚して再婚後の子が無く,一方前妻との間には子供がいる人の話。死後自宅をどのように扱ったら良いか?遺言で妻に渡せば,妻死後は妻の兄弟に渡ってしまう。かといって長男に渡せば,後妻の居住の保障に不安が有る。

これを信託で行うと,自宅不動産および妻の生活に十分な現預金を信託財産とし,信託終了事由を妻の死亡,残余財産帰属者を受託者である長男とします。こうすれば,妻の居住を含む生活保障及び妻死後の自宅は長男が相続することになり,問題一気に解決です。

こんなわけで,私も「信託教!」の宣教師として,信託の普及に励むつもりです。

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一般的な家庭の信託

2013-01-25 15:38:55 | 遺言・相続

夫婦と子2人の家庭における相続と信託について考えてみました。

仮に夫が死亡。妻と子2人が残されたとします。現在,一般的に,妻(子にとっては母)を相続人とする遺産分割協議を行うことがほとんどです。とりあえずお母さんを相続人にしておくことに子同士では異議がないわけです。ところが,これは次に発生するであろう子同士の遺産分割協議の先送り的な性質を持っていて,後々危うい点があります。次のとおりです。

1.高齢の夫が死亡した時には,通常妻も高齢であり,今後の財産管理能力に不安を生じます。

2.母の死後,兄弟間で協議する場合。母と同居していた子がいれば,この不動産を同居の子が優先して相続するとの案になりますが, その子に代償金を支払う余裕がない場合,もう一方に法定相続分を主張されると協議がうまくまとまらない恐れがあります。

3.同居の子がいない場合,居宅を売却して代金を分割することになりますが,この場合でも相続登記を経る必要が有ります。単独にするか共有登記にするか悩むところでしょう。

これらは,最近当事務所で取り扱った相続のほとんどの事例です。

さて,これを信託で行うとどうなるのでしょう?

1. 仮に長男(又は第一子)を受託者とします。

2.信託財産を,自宅と妻が生涯生活していける程の余裕を持った預貯金とします。財産管理は長男が行うわけですから,財産管理能力には問題がありません。長男には管理に対する報酬を支払うこともできます。

3. そして,妻が無くなったときの信託残余財産の帰属についても決めておくことができます。こうしておけば,信託財産に限っては,遺産分割協議の対象から外すことができます。上記のように遺言や遺産分割協議で一時的に妻に移転した財産を,兄弟間で再協議する必要が無くなるのです。

これは,とても良い方法ではありませんか。

ただ一つの懸念は,長男の信託財産事務(管理)能力です。これを担保することを現行法により行うには,司法書士等の専門家を信託監督人等に選任する方法を採る方法があります。監督業務であれば,財産管理業務を委任するより少ない報酬で済むでしょう。

弁護士・司法書士等が業として受託者としての業務を行えるようになるまでは,このような方法により,民事(家族)信託を普及させていく他ありません。

法定後見によらない財産管理の需要は,潜在的にあるように思います。

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高齢者の孤独(2)

2013-01-24 13:53:05 | 遺言・相続

依頼者と今後の生活についてお話しをしました。現在,ユーモアの有る会話もでき,この先とても意思能力が衰えるとは思えない状態です。しかし,一人暮らしの身では今後の不足の事態に備える手当は必要です。

そこで,以下の3つの提案をすることにしました。

 1.任意後見契約を締結する

 2.遺言を作成する

3.生活状況を定期的に見守ってもらう方法を決める

 1.依頼者には子がいないため,後見等の申立が必要なとき,通常の法定後見申立では,誰が申立をするのかはっきりせず,場合により申立をしないままの状況が発生する恐れがあります。この点,任意後見契約をしておけば,任意後見人からの速やかな申立が見込まれます。

2.遺言は,言うまでも無く,再度このような兄弟間での複雑な遺産分割協議をすることを避ける為です。

 3.生活状況の見守りですが,これは,一義的には受遺者に行ってもらうことにします。受遺者に能力的不安が有る場合は,有償になっても財産管理契約を,結んでもらう他ないように思います。

いずれにしても,財産は幸せな生活を営む為の道具・手段であって決して目的ではないのですから,今後は残された財産を効果的に使用して,最期を迎えたとき受遺者に円満に渡す方法のコンサルタントとして,経験を積んでいくつもりです。

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高齢者の孤独(1)

2013-01-22 09:31:51 | 遺言・相続

昨年から続いている子のいない夫婦の相続。この場合は妻と夫の兄弟間で遺産分割協議をします。

夫は六男で兄弟は8人。六男になると、年上の兄弟等一部の方は既に亡くなっています。この場合,彼等の子つまり甥・姪に相続権が発生します。

依頼者は,80才近い妻。銀行からの紹介で当事務所を訪れました。80才といっても,なかなかしっかりした方でユーモアもたっぷりのかわいらしいおばあさん(失礼!)でした。

不動産以外に株や投信が相続財産です。しっかりしていても,このような事務は初めてで何から手をつけたら良いのかさっぱり分からない状態なのでしょう。

先ず,戸籍の取り寄せから開始しました。結果,兄弟8人の内既に6人が死亡し,二人の兄弟に代襲(甥・姪の相続)が発生していました。法定相続人は,依頼者も含めて7人で,内一人とは音信がないようです。

依頼者が5人と連絡を取ったところ,当初は要らないといっていたものが,司法書士からの書類を見てから判断するとの対応に変わったようです。いつものように,証明・資料をつけて郵送し意向を伺うことになりました。

この方は,現在一人で暮らしています。
付き合いがあるのは,夫や自身の兄弟の内2家族のようです。

両名とも,彼女による遺産の管理について心配しているようです。この管理について,提案をすることにしました。

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検査結果

2013-01-16 14:10:06 | 司法書士の日記

昨年25日クリスマスの日に受けた検査結果を,昨日聞きました。結果は,「良くないものが有る」とのことです。

予め予想してたとはいえ,少しショックです。新年早々,プライベートな事で暗い話はしたくないのですが,現実は受け止めなくてはなりません。

即日,造影剤を打ってCTスキャンを撮り,今日は,骨の検査です。これはRI検査と言います。

朝9時に注射を打って,3時間ぶらぶら時間をつぶして,12時からCTスキャンのようなことをします。約30分間横たわっているだけです。

直前に昼食を食べてきましたので,昼寝をしているようなものです。といっても,眠れるわけではありませんが。

結果は,30日に聞きます。多分,摘出手術をすることになると思いますが,約1週間の間,休養を取れると考えます。

昨年,私の周りには,がんの人が複数いて,その内数人は命を落としました。

私の場合,多分早期発見ができたと思いますが,その人達が身をもって教えてくれたような気がします。

このような不幸は,私の前でストップです。 ですから,私は定期検診を受けることを啓蒙したいと思います。命の有限さも・・・。

 

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