小屋の中は,熱くも寒くも無く適温でした。恐らく20度前後。ということは,下界と8度位違うので,下界は28度前後の熱帯夜。涼しいとこに来ただけでも価値あるのに,夜中トイレに行ったときの空の星の輝き。とても印象に残りました。朝焼けがきれいだの声に5時過ぎには起き始め,朝食後6時に出発。今日も天気がよさそう。最初は,急な登りが続きます。途中で七沢滝との分岐点に差し掛かります。来る前は,帰りには七沢滝コースをとの案もありましたが,例の事故のため止めました。1時間超登ったところで,尾根筋に出て正面右側に目指すところと思しき山が有り,下山時にそこが剣が峰と確認できました。くさりやロープの箇所もそこそこ有りましたが,三点確保で登れば頼らなくても登れます。最後の岩場を登り切ると,狭いながらも頂上に到着。8時でした。快晴の中,四方を見渡すと富士山の薄い影が見えます。私は,山の形の見分けがなかなかつかなくて,見渡す山が何山なのか分からないのですが,富士山だけはその山容から,すぐ見分けがつきます。当たり前ですよね。朝早いせいか我々グループの他は誰もいません。記念写真を撮るのに苦労して,セルフタイマーで撮っていたところ,ようやく一人登ってきました。写真をお願いして撮ってもらった後,下山開始。小屋に戻り,コーヒーブレイクをしてから,登山口まで下山。甲斐駒で,ガス欠を起こした彼は,今回は本領発揮。残りの3人より30分も前に駐車場に到着。下山後,両神温泉薬師の湯へ。肌がつるつるする湯です。2時過ぎに秩父へ向かう途中のそば屋で昼食。余りにもおなかがすいていたので,カツ丼にそばが付くセットを頼み,一気に平らげました。今回は車ですので残念ながら,昼のビールはありません。秩父市内を抜けて,正丸峠から圏央道の日高インターに入り,越谷に着いたのは17半になっていました。今年の登山は,全て快晴です。天候にも恵まれ,すばらしい小屋にも泊めていただきました。小鹿野町に感謝!感謝!
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