花耀亭日記

何でもありの気まぐれ日記

謹賀新年

2017-01-01 11:24:33 | 展覧会

新年明けましておめでとうございます。

サボリがちなブログですが(汗)、今年もよろしくお願いいたします。

カラヴァッジョ《勝ち誇るアモル》(1602-03年)ベルリン国立絵画館 

で、新年はNHK(Eテレ)「ゆく美、くる美」で始まりました。学芸員の皆さんの本音が聞けた面白い内容でした。千葉美学芸員さんの若冲ブームへのご感想は凄く頷けましたね(笑)。 

番組の中では2016年の展覧会入場者数トップ10も発表していました。

1位「ルノワール展」、2位「恐竜展」、3位「始皇帝と兵馬俑展」、4位「若冲展」、5位「カラヴァッジョ展」、6位「ダリ展」、7位「ゴッホとゴーギャン展」、8位「ピクサー展」、9位「海のハンター展」、10位「五百羅漢展」 

「カラヴァッジョ展」は5位、なかなか検討したんですね(^^)。ちなみに、1位は「ルノワール展」、やはり日本人は印象派好きですから。「若冲展」4位は(去年も文句を言いましたが)期間が短すぎ!で、私も予想できました。 

で、意外で嬉しかったのは、「ジョルジョ・モランディ展」が東京ステーション・ギャラリーここ数年で一番の入場者数となり、最終日は激混みしていたとの話でした♪ ボローニャの皆さん、良かったですね!! 

それと、「デトロイト美術館展」の写真撮影OK(月・火のみ)も話題になりました。私もモチロン撮らせていただきましたよ(笑)。

欧米でも展覧会は撮影禁止のところが多いです。去年のノヴァラ「ロットからカラヴァッジョ」展が撮影OKだったのは驚きでしたから。2013年のカウンティ美術館「Bodies and Shadows: Caravaggio and His Legacy」展では、米国所蔵作品についてはOKで、欧州作品は禁止でした。なので、カンサスシティー作品もラ・トゥール作品も撮れたのです。 

絵画好きとしても判断が難しいところですが、展覧会の撮影許可傾向が広がれば良いなぁと思います。最近殆ど図録を購入しないし(汗)、ブログを書く時に記憶補足の意味で助かります。それに、話題だけで観に来た人は写真だけ撮ってさっさと場を離れるでしょうから、じっくり鑑賞したい私的には「どーぞ」です(笑)。でも、シャッター音は耳障りだし、人を押しのけて正面で写真を撮る人も出てきそうかな?なにしろ、一番困るのは混雑時でも絵の正面から離れない人ですから (え、私?私は横ズレしますよ)。

ということで、今年も興味深い展覧会に出会えることを楽しみにしたいと思います。できたらブログで感想も書きたいものです(^^;;;