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釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

11月16日 ウネリの中で

2020年11月17日 | 日記
港内から、沖を見る。

大島の北側の岩場では、大きな波飛沫が上がる。

近くに浮かんでいるヒゲバエでも、大きな波飛沫が上がっている。

目の前では猪崎鼻の岩場や、線路の護岸でも大きな波飛沫が上がる。

沖合からのウネリが、港内の奥まで入ってきている。

「やはり、沖は無理かな…」

これまで強く吹いていた北寄りの風が、今日は以外に大人しい。

「せめて、内場までは行ってみよう」

そんな事を考えながら、今日の釣りを開始した。


朝のタチウオは、食いが渋い。

「ベイトが少ないですね」

近くにいる船から、声が掛かった。

やはり、アタリが少ない様子だ。

そんな中に、蓑原さんがアタリを捕らえた。




この釣果の前に、何度かアタリが来ていたのだが、なかなか針掛かりしなかった。

粘りの一匹だ。

しかし、このアタリの後は、再び、沈黙の時間になってしまった。

「移動しますか」

蓑原さん、高瀬さんに声掛けして、内場へと向かう。


内場にも、南東からのウネリが入ってきている。

フワーッと、大きなウネリに、船が持ち上げられる。

ポツポツとベイト反応が出ている処から、釣りを再開する。


いきなりヒットしてきたのは、大きなエソ。

エソのアタリが来る中、蓑原さんの竿がいきなり舞い込んだ。

蓑原さんのアワセが入った。

相手が真下に突っ込んだ次の瞬間に、ラインが切られた。

「…何で切れるか…」

カメラを構える時間も無かった。


気分転換に、ポイントを移動する。

岩場の駈け上がりに成っている処に移動。

その分、南東からのウネリもやや大きくなるが…。

「青物のアタリが、来るかも知れません」

魚探を見ていると、時折、大きなベイトボールが出てくる。

「何かいるかも」

そんな警戒感を持って、見ていた。


すると今度は、高瀬さんにアタリが来た。

これも、強烈に真下に突っ込んでいる。

「ゆっくり行きますよ」

声を掛けた次の瞬間、ラインが飛んだ。

「瀬に当たったかな…」

口惜しい思いの連続だ。


その一方で、大きなウネリに持ち上げられる、船の揺れも気になっていた。


風は、徐々に弱くなっているが、ウネリは高い。

高瀬さんの体調に、変化が出始めた。

「大丈夫か。引き上げようか」

蓑原さんの気遣いが優しい。

強いアタリが出ているが、高いウネリは体調不良にはきつい。

蓑原さん、高瀬さんと話して、今回は引き上げることにした。


また、近い内にリベンジしましょう。